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| 掲載号 | Vol.43 No.4(2001)- 821頁 |
| タイトル | 分化型胃sm癌に対する内視鏡的粘膜切除後の病理組織学的根治度判定基準に関する検討 |
| 英文タイトル | INDICATION OF ENDOSCOPIC TREATMENT FOR DIFFERENTIATED TYPE OF SUBMUCOSAL INVASIVE GASTRIC CARCINOMAS |
| 所属 | 広島大学 光学医療診療部,広島大学 第1内科,広島大学 病理部 |
| 著者 | 網岡 徹,田中信治,春間 賢,森原正雄,城戸珠子,児玉寛治,吉田成人,楠 裕明,北台靖彦,吉原正治,隅井浩治,茶山一彰,嶋本文雄 |
| 要旨 | 【目的】外科切除された分化型胃sm癌166病変を対象にリンパ節転移危険因子を再検討し,胃sm癌EMR後の病理組織学的根治度判定基準について考察した.【結果】166病変中29病変(17%)は組織多様性を示し,先進部で低分化な像を認め,うち6病変(21%)にリンパ節転移を認めた.sm浸潤先進部も分化型の137病変のリンパ節転移率13%(18病変)と比較し高かった.sm浸潤度に関して,tub1では,水平方向の拡がりに関係なく700μm以下の病変にリンパ節転移は認めなかった.一方,tub2に関しては,垂直浸潤距離300μmの微小浸潤でもリンパ節転移を認めた.多変量解析の結果では,ly(+),INFγ,papの順で有意なリンパ節転移危険因子であった.【結論】分化型sm癌でもpap,tub2ではリンパ節転移が高頻度であり,EMRによる根治は困難と考えられた.しかし,INFαのtub1で,ly(−)の病変は,1例もリンパ節転移を認めず,浸潤先進部tub1でly(−)−のsm微小浸潤癌はEMRで根治できる可能性が示唆された. |
| Key words | 胃sm癌/リンパ節転移/内視鏡的治療 |
| 別刷請求先 | 〒734-8551 広島市南区霞1−2−3 広島大学 光学医療診療部 田中信治 |