● 要旨 ●




原著


掲載号 Vol.44 No.10(2002)- 1823頁
タイトル 大腸mucosal polypの再検討
英文タイトル RE-EVALUATION OF MUCOSAL POLYP IN THE COLON AND RECTUM
所属 東邦大学 第3内科,東邦大学大橋病院 消化器診断部
著者 大竹陽介,阿部剛,太田昭彦,佐藤浩一郎,古谷正伸, 石塚俊一郎,掛村忠義,藤沼澄夫,酒井義浩
要旨 大腸mucosal polypは正常粘膜に被われた正常の粘膜下組織よりなるポリープであり,1989年に当教室の藤沼らが8例を報告した.1988年9月から,2000年10月までに内視鏡的に摘除した大腸ポリープのうち,組織学的にmucosal polypと診断した5例を合わせた計13例を再検討した.肉眼型は様々であったが,高さ8mm以上のものはすべて有茎性であった.組織学的には病変が高くなるにつれて粘膜下層の線維化,浮腫,リンパ管拡張を示す傾向があった.有茎性の4例は近年提唱されているcolonic muco-submucosal elongated polyp(CMSEP)と合致しているが,肉眼形態にとらわれない大腸mucosal polypの概念はCMSEPも含めた広義の解釈に有用であると考えられた.
Key words 大腸mucosal polyp/colonic muco-submucosal elongated polyp(CMSEP)/分類不能型大腸ポリープ
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東邦大学大橋病院 第3内科
大竹陽介