● 要旨 ●




原著

掲載号 Vol.46  No.05(2004)- 1031頁
タイトル 悪性胃・十二指腸狭窄に対する内視鏡下stentingの有用性と問題点
英文タイトル SELF-EXPANDABLE METALLIC STENTING FOR MALIGNANT GASTRODUODENAL STENOSIS : EXPERIENCE OF 14 CASES
所属 仙台市医療センター 消化器内科
著者 鈴木 敬,結城豊彦,佐藤 匡,石田一彦,妹尾重晴,菅原俊樹,平澤 大,洞口 淳,高澤 磨,金 潤哲,斉藤千恵,藤田直孝
要旨 【目的】悪性胃十二指腸狭窄に対する内視鏡下stentingの有用性と問題点を検討する.【方法】悪性胃十二指腸狭窄14例について,stentingの成功率,stenting前後での臨床像について評価した.【成績】14例全例でstentの留置が可能であった.経口摂取能は平均dysphagia scoreで3.5から2.6と変化し,50.0%(7/14)に改善がみられた.U領域では66.7%(4/6)に経口摂取能の改善がみられた.M領域より肛門側での狭窄では,stenting後狭窄が解除できても経口摂取改善度は不良であった.【結論】悪性胃十二指腸狭窄に対し,手技工夫を加えることで,全例で内視鏡下stentingが可能であった.しかしU領域以外では,物理的開存が得られても,機能的開存が得られないものが多かった.
Key words 悪性胃十二指腸狭窄/stenting
別刷請求先 〒983-0824
宮城県仙台市宮城野区鶴ヶ谷5-22-1
仙台市医療センター 消化器内科
鈴木 敬