日本消化器内視鏡学会雑誌/Vol.50 No.3(2008)
要旨
原著
| 掲載号 | Vol.50 No.3(2008)- 359頁 |
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| タイトル | 極細径内視鏡を用いた上部消化管内視鏡検査における安全性及び受容性の解析 |
| 英文タイトル | A RANDOMIZED STUDY ON THE TOLERABILITY AND ADVERSE EFFECT ON CARDIOPULMONARY PARAMETERS WITH ESOPHAGOGASTRODUODENOSCOPY BY SMALL CALIBER ENDOSCOPE |
| 所属 | 北海道消化器科病院 内科,札幌医科大学 内科学第4講座,札幌医科大学 公衆衛生学講座 |
| 著者 | 萩原誠也 平山眞章 佐々木清貴 碇 修二 加藤貴司 町田卓郎 黒瀬龍彦 中村英明 加賀谷英俊 目黒高志 堀田彰一 園田智子 新津洋司郎 |
| 要旨 | 【目的】近年,苦痛軽減を目的として経鼻的ルートで挿入することができる極細径内視鏡が開発されている.今回われわれは極細径内視鏡の安全性を評価すると共に,同一個体で経鼻的挿入と経口的挿入の受容性の差を検討した.【方法】無作為に各65名(1)通常内視鏡を用いた経口的挿入例(2)極細径内視鏡を用いた経口的挿入例(3)経鼻的挿入例に振分け心肺系パラメーター及び嘔吐反射回数,検査所要時間を比較検討した.また,健常成人37名に対し経口的及び経鼻的挿入先行群に無作為に振分けて同一被検者に両挿入法を行い交差比較することで受容性を分析した.【結果・結論】心肺系パラメーターの検討では(2)群では血圧及び脈拍数上昇度と嘔吐回数が有意に少なかった.交差比較では,挿入時と検査中におけるギャギング(gagging:ゲーゲーする感じ),窒息感及び総合的評価において経鼻的挿入が良好であった.現時点では経鼻内視鏡が最も受容性に優れていると考えられた. |
| Key words | 経鼻内視鏡/極細径内視鏡/安全性/受容性/交差比較 |
| 別刷請求先 | 〒062-0051 北海道札幌市豊平区月寒東1条19丁目1-21 萩原内科医院 萩原誠也 |