● 要旨 ●




会長講演

掲載号 Vol.47 No.6(2005)- 1185頁
タイトル ERCPに従事して33年−黎明期から今日までの歩み−
英文タイトル THIRTY THREE YEAR'S EXPERIENCES OF ERCP & ITS RELATED PROCEDURES : FROM THE DAWNING OF ERCP TO THE PRESENT DAY
所属 福岡大学 第1外科
著者 第65回 日本消化器内視鏡学会総会会長 池田靖洋
要旨 癌研究会附属病院外科に研修医として在籍中,十二指腸鏡の開発やERCP世界第1例目を経験.以来33年間,ERCP関連の仕事に従事してきた.1)癌研外科での経験:1969年6月6日ERCPに成功.2)九州大学第1外科での臨床:ERCP,とくにERCに専念.内視鏡で観察した傍乳頭総胆管十二指腸瘻を報告し,2型に分類.1974年10月ESTを開始し1975年1月long noseパピロトームを試作.その後,ESTと結石除去成績を報告.急性閉塞性胆管炎に対する内視鏡的緊急胆管減圧法と,肝内結石症の精査法として内視鏡下留置バルーンカテーテルによる胆管充満造影法を開発.さらに,膵管微細診断を目的にバルーンカテーテルERP−圧迫撮影法(バルーンERP-CS)を考案.3)福岡大学第1外科でのERCP関連の臨床:癌に随伴する膵炎症状や膵酵素値の上昇,膵管拡張などに注目し,ERP,バルーンERP-CSを中心とした診断体系による膵癌の早期診断.新知見としては,膵管胆道合流異常症の十二指腸乳頭部形態を報告.
Key words ERCPの開発/内視鏡的乳頭括約筋切開術/膵癌の早期診断
別刷請求先 〒814-0180
福岡市城南区七隈7-45-1
福岡大学 第1外科
池田靖洋