● 要旨 ●




経験

掲載号 Vol.42 No.2(2000)-198頁
タイトル 塩化ビニル製小窓付き斜型透明フードを用いた大腸内視鏡検査の検討
英文タイトル THE USEFULNESS OF AN OBLIQUE VINYL CHLORIDE TRANSPARENT HOOD WITH A SIDE HOLE FOR COLONOSCOPY
所属 北海道大学 第3内科学講座
著者 鈴木 岳
要旨  水切り穴(小窓)をあけた塩化ビニル製斜型透明フードを自作し,大腸内視鏡検査における有用性について検討した.対象は1993年1月から1996年12月までに施行された大腸内視鏡検査3,913例で,自作フード使用群と非使用群に分け,大腸内視鏡歴1年,4年,8年,15年の医師により行われた.回盲部までの到達率および到達時間を検討すると,フード使用群の到達率が高い傾向にあった.到達時間は経験年数の要因が大きかった.自作フードの使用により挿入能および観察能,処置能,安全性の向上がみられ,フード内残渣による視野障害の改善も得られた.自作フードの使用は既製フードの問題点を改善し,通常検査,内視鏡下治療および初心者教育に非常に有用であった.
Key words 大腸内視鏡検査/透明フード
別刷請求先 〒060-8648 北海道札幌市北区北14条西5丁目
北海道大学 第3内科学講座 鈴木 岳