● 要旨 ●




経験

掲載号 Vol.42 No.3(2000)-302頁
タイトル 経乳頭的胆膵管腔内超音波検査におけるガイドワイヤー誘導式細径超音波プローブの有用性
英文タイトル USEFULNESS OF WIRE-GUIDED ULTRASONIC PROBE FOR THEDIAGNOSIS OF BILIARY AND PANCREATIC DISEASES
所属 仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化器内科
著者 境 吉孝、藤田直孝、野田 裕、小林 剛、木村克巳、 八子 章生、松永厚生、結城豊彦、野村美樹子、佐藤 匡、石田一彦、菊地達也、内海 潔、 妹尾重晴、伊藤 啓、大久保 恭子、片倉 芳樹
要旨  膵胆道系病変に対するIntraductal Ultrasonography(IDUS)の操作性の向上を目的として、新型のガイドワイヤー誘導式細径超音波プローブ(以下GW式プローブ)を開発し、その有用性に関して検討した。GW式プローブでIDUSを施行した群(以下GW群)と、ガイドワイヤーを使用しない従来型の群(以下従来群)に分け(1)目的管腔への挿入率(2)胆管癌症例における狭窄部通過率(3)検査施行後の血清アミラーゼ値の推移および(4)偶発症について各々比較検討した。その結果(1)EST未施行例における胆管、膵管への挿入率はGW群で100%、100%、従来群で86%、96%(2)狭窄部通過率はGW群で100%、従来群で43%(3)検査後の高アミラーゼ血症の割合は両群間に有意差を認めず(4)偶発症に重篤なものはみられなかった。以上よりGW式プローブは経乳頭的アプローチでのIDUSにおいて操作性、挿入性および耐久性に優れ、更に偶発症も少ないため有用と考えられた。
Key words IDUS/EUS/US
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仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化器内科 境 吉孝