● 要旨 ●




経験

掲載号 Vol.43 No.8(2001)- 1306頁
タイトル 内視鏡的乳頭切開術における高周波手術装置の比較検討
英文タイトル USEFULNESS OF THE NEW HF CURRENT GENERATOR AUTOMATICALLY CONTROLLED SYSTEM FOR ENDOSCOPIC SPHINCTEROTOMY
所属 東邦大学 第3内科、長野松代総合病院 内科、東邦大学大橋病院 消化器診断部
著者 浮田雄生,志村純一,井上博和,石黒 淳,前谷 容,五十嵐良典,酒井義浩
要旨 1998年11月より新しい高周波手術装置(ICC200,ERBE社製)を用いてESTを施行し,安全性について従来型の装置UES10(OLYMPUS光学社製)と比較した.ICC200は組織との接触抵抗による電流,電圧の変化を自動制御できることが特徴である.対象は1999年10月までに当科でESTを施行した各群56例,計112例である.内訳において両群に男女比の他は年齢,原疾患,総胆管径,使用したパピロトームなどに差はなかった.両群とも穿孔例はなかった.術後膵炎の発生頻度はUES10群で3.6%,ICC200群で1.8% で,いずれも軽症だった.術後出血は両群とも輸血を要する例はなく,止血術を要したものはUES10群で5.4%,ICC200群で1.8% であった.新しい高周波手術装置(ICC200)によるESTは偶発症を低下させる可能性が示唆された.
Key words EST/偶発症/機器
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東邦大学 第3内科 浮田雄生