● 要旨 ●




経験

掲載号 Vol.47 No.5(2005)- 1121頁
タイトル 口腔洗浄器を用いた送水による出血点同定の工夫
英文タイトル USEFULNESS OF DETECTION OF BLEEDING SITES USING THE SYSTEM OF SQUIRTING WATER
所属 慶應義塾大学病院 内視鏡センター,慶應義塾大学病院 消化器内科,慶應義塾大学病院 放射線診断科
著者 今枝博之,緒方晴彦,岩男 泰,鈴木秀和,細江直樹,正岡建洋,中下 学,相浦浩一,杉野吉則,永田博司,熊井浩一郎,石井裕正,日比紀文
要旨 (目的)胃腫瘍性病変に対する切開・剥離法中の出血に対し,口腔洗浄器を用いた送水による出血点同定の工夫を検討した.(方法)鉗子孔にT字管を装着し,そこに口腔洗浄器(Water Pik(R))を接続した.出血時に鉗子孔に細径の針状ナイフを留置したまま送水して出血部位を同定し,凝固止血した.止血困難な場合には止血鉗子による凝固止血やクリップ止血を施行した.対象は早期胃癌19例と胃腺腫6例であった.(成績)針状ナイフと止血鉗子では鉗子孔に留置したまま送水でき,出血部位の同定と止血が容易であった.(結論)細径スコープの鉗子孔にT字管とWater Pik(R)を接続することにより,細径の処置具ならば鉗子孔に留置したままでも送水できるため,出血部位の同定に有用であった.
Key words 送水/Water Pik/切開・剥離法/内視鏡的粘膜切除術/ESD/EMR/止血
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慶應義塾大学病院 内視鏡センター
今枝博之