● 要旨 ●




経験

掲載号 Vol.48 No.2(2006)- 204頁
タイトル 出血性胃潰瘍に対するソフト凝固を用いた4+1接触法の有用性について
英文タイトル THE USEFULNESS OF 4+1 CONTACT METHOD USING SOFT COAGULATION FOR BLEEDING GASTRIC ULCERS
所属 岸和田徳洲会病院 消化器内科
著者 杉山 健,土細工利夫,豊永高史,廣岡知臣,植田智恵,岩田恵典,尾野 亘,杉山理恵子,廣岡大司
要旨 ソフト凝固は従来の高周波凝固と比べ,スパークを発生させず組織内の水分をゆっくり脱水・蒸発するため,蒸気の発生をもって凝固の終了を判断できる.われわれは止血手順として血管周囲4カ所を凝固の後に血管そのものを凝固する4+1接触法を考案し,このソフト凝固を一般の出血性胃潰瘍76例に応用した.その結果初回止血率100%(単独止血率75.0%),再出血例・穿孔例なく,単独での止血時間は10分以内が92.2% と,良好な成績を得た.ソフト凝固を用いた4+1接触法は,簡便かつ血管処理能力に優れ,処置時間も短い,安全な止血術であると考えられる.
Key words ソフト凝固/4+1接触法/出血性胃潰瘍/高周波凝固
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岸和田徳洲会病院 消化器内科
杉山 健