● 要旨 ●




経験

掲載号 Vol.48 No.12(2006)- 2806頁
タイトル ミントオイル散布法および酢酸散布法を利用した胃ESD術前検査の工夫
英文タイトル PEPPERMINT OIL SOLUTION ADMINISTRATION AND ACETIC ACID-ENHANCED METHOD FOR DEVICE OF ESD PROCEDURE
所属 津山中央病院 内視鏡センター,岡山大学附属病院 光学医療診療部,岡山大学大学院 医歯学総合研究科消化器・肝臓・感染症内科
著者 今川 敦,藤木茂篤,藤本 剛,永原照也,平良明彦,柘野浩史,河原祥朗,竹中龍太,岡田裕之,白鳥康史
要旨 【目的】安全で確実な内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を目指し,ミントオイル散布法および酢酸散布法を導入し,その使用経験をまとめた.【方法】ESD治療直前にミントオイルを散布し,蠕動抑制効果を評価した.1.5% 酢酸散布を散布し,病変境界診断の有用性を評価した.さらに酢酸散布法による効果をその背景粘膜,病変の性状,部位,肉眼型にて検討した.【結果】2005年7月〜2006年1月の間に40症例49病変に対し胃ESDを施行した.そのうちミントオイル散布法を合併症のある症例を中心に31症例に使用.全例で抗コリン剤を追加投与なく手技が完遂可能であった.また酢酸散布法は全症例49病変に使用し26病変(53%)に対し境界診断に有用であったが,いずれの検討項目でも有意な差を認めなかった.【結論】ESD術前精査においてミントオイル散布法および酢酸散布法はともに簡便かつ有用と思われた.
Key words ミントオイル散布法/酢酸散布法/内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
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津山中央病院 内視鏡センター
今川 敦