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| 掲載号 | Vol.46 No.11(2004)- 2438頁 |
| タイトル | 3次元超音波内視鏡検査による食道静脈瘤の血行動態と内視鏡的静脈瘤結紮術の適応 |
| 英文タイトル | HEMODYNAMICS OF ESOPHAGEAL VARICES ON THREE-DIMENSIONAL ENDOSCOPIC ULTRASONOGRAPHY AND INDICATION OF ENDOSCOPIC VARICEAL LIGATION |
| 所属 | 東京女子医科大学 消化器病センター |
| 著者 | 中村真一,村田洋子,光永 篤,大井 至,林 直諒,鈴木 茂 |
| 要旨 | 【背景】食道静脈瘤の治療法として内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)と内視鏡的硬化療法(EIS)が施行されているが,両治療法の血行動態による適応は明確でない.3次元超音波内視鏡検査(3D-EUS)による血行動態の検討に基づいてEVLの選択基準を検討した.【方法】対象は食道静脈瘤89例で,治療前に胃噴門部から下部食道をスキャンし,3D-EUS画像を構築し,血行動態を1型:Cardial-inflow type without paraesophageal veins,2型:Cardial-inflow type with paraesophageal veins,3型:Azygos-perforating pattern,4型:Complex patternに分類した.EVLを44例,5%ethanolamine oleateによるEISを45例に施行し,累積非再発率を検討した.【結果】3D-EUSによる血行動態は1型41例(46.1%),2型12例(13.5%),3型7例(7.9%),4型29例(32.6%)であった.治療後24カ月時の累積非再発率は1型:EVL28.9% vs. EIS71.1%(p<0.05,Kaplan-Meier法,log-rank検定),2型:EVL72.9% vs. EIS50.0%(NS),3型:EVL vs. EIS100%(NS),4型:EVL61.9% vs. EIS64.8%(NS)であった.【結論】3D-EUSによる食道静脈瘤の血行動態の分類により,内視鏡的治療法の選択の基準が明確になった.食道静脈瘤に並列する側副血行路を有し,局所の結紮でその血行路に血流を改変できる症例はEVLが奏功する. |
| Key words | 食道静脈瘤/超音波内視鏡検査(EUS)/3次元画像/内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)/内視鏡硬化療法(EIS) |
| 別刷請求先 | 〒162-8666 東京都新宿区河田町8-1 東京女子医科大学 消化器病センター 中村真一 |