● 要旨 ●




資料

掲載号 Vol.48 No.7(2006)- 1480頁
タイトル 胆道鏡下に測定したhemoglobin indexの定量的評価による胆道狭窄の診断
英文タイトル SPECIFIC DIAGNOSIS OF BILIARY STRICTURES BY QUANTITATIVE ASSESSMENT USING A CHOLANGIOSCOPICALLY DERIVED HEMOGLOBIN INDEX
所属 藤田保健衛生大学第二教育病院 内科,山下病院 消化器科
著者 乾 和郎,芳野純治,三好広尚,若林貴夫,奥嶋一武,中村雄太,服部外志之,中澤三郎
要旨 【背景】われわれは胆道癌の診断に経皮経肝胆道鏡(PTCS)を行ってきた.悪性を示唆する内視鏡所見で最も重要なのは粘膜の血管増生である.デジタル画像処理の進歩により粘膜のhemoglobin量(血管増生)をhemoglobin index(IHb)として評価することができるようになった.そこで,われわれは胆道狭窄の良悪性の鑑別診断におけるIHbの臨床的有用性を検討した.【方法】2000〜2002年に,PTCSを行った22例の胆道狭窄(胆管癌8例,十二指腸癌1例,膵癌5例,良性胆道狭窄8例)を対象とした.8例は切除標本,他は生検による組織片で病理診断を行った.各疾患の胆道鏡像から解析したIHbを正常部と狭窄部粘膜の比で検討した.【結果】各疾患におけるIHb比は,胆管癌1.83,十二指腸癌1.98,膵癌1.35に対し,良性胆道狭窄では1.09であった.すなわち,悪性例においてIHbは有意に高かった(p<0.05,t検定).【結論】IHbによる胆道狭窄の鑑別診断は有用である.
Key words 経皮経肝胆道鏡/胆管癌/膵癌/良性胆道狭窄/hemoglobin index/IHb/血管増生/表層進展/疑似カラー画像
別刷請求先 〒454-8509
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藤田保健衛生大学第二教育病院 内科
乾 和郎