● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.1(2000)- 27頁
タイトル C-kit陽性の胃原発Gastrointestinal stromal tumor(GIST)の1例
英文タイトル A CASE OF GASTROINTESTINAL STROMAL TUMOR OF STOMACH WHICH IS IMMUNOHISTOCHEMICALLY POSITIVE FOR C-KIT
所属 藤枝市立総合病院 消化器科
要旨  症例は,75歳の女性.上部内視鏡検査で胃体上部後壁大彎寄りに粘膜下腫瘍を認め,精査のため当科に入院した.胃透視では,大きさは約60mm大で,bridging foldを伴っていた.超音波内視鏡では,病変は第4層と連続しており,内部は無エコー領域を伴う低エコーであった.胃平滑筋肉腫の診断で手術を施行した.腫瘍は,類円形から紡錘状の核をもつ細胞からなり,免疫生化学検査では,s-100,actin陰性でCD34陽性であり,gastrointestinal stromal tumor(GIST)と診断した.また,c-kitが陽性であった.GISTの組織発生を考える上で貴重な症例であり,報告した.
Key words c-kit陽性/Gastrointentinal stromal tumor(GIST)
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昭和大学藤が丘病院 消化器内科  樋口 良太