● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.1(2000)- 46頁
タイトル 内視鏡的に切除し得たInverted Appendiceal Stumpの1治験例
英文タイトル A CASE REPORT OF ENDOSCOPIC REMOVAL OF AN INVERTED APPENDICEAL STUMP
所属 東京女子医科大学第二病院 外科
要旨  内視鏡的ポリペクトミー操作にて切除したinverted appendiceal stump(以下,IAS)の1例を経験したので報告する.症例は59歳,女性.急性虫垂炎に対する虫垂切除術の既往がある.排便時の出血を主訴に来院し,注腸造影検査で盲腸の隆起性病変を指摘された.大腸内視鏡検査では盲腸に芋虫状のポリープを認め,ポリープの粘膜面の腺口形態は正常pit patternを呈していた.留置スネアーを使用して,内視鏡的に切除した.病理組織所見では粘膜の軽度過形成性変化を伴う正常腸管の全層が飜転した構造を示し,IASと診断した.1年後の大腸内視鏡検査では,正常な粘膜構造を持つ半球状の隆起として認められた.
Key words Inverted Appendiceal Stump/大腸ポリープ/内視鏡的ポリペクトミー
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東京女子医科大学第二病院 外科  木村 聖美