● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.2(2000)-180頁
タイトル 抗凝固剤内服中に生じたS状結腸壁内血腫の1例
英文タイトル A CASE OF INTRAMURAL HEMATOMA OF THE SIGMOID COLON CAUSED BY ANTICOAGULANTS
所属 島根医科大学 第2内科
著者 鍛治武和
要旨  症例は66歳,女性.以前より抗凝固剤を内服中であったが,突然の下血を主訴に当院受診.緊急下部消化管内視鏡検査を施行し,S状結腸に赤色の粘膜下腫瘍様病変を認めた.同部位を出血源と判断し,入院の上保存的治療を開始したが,下血を繰り返し,内視鏡検査,注腸X線検査にて病変の増大,管腔の狭小化を認めたため手術を施行した.病理組織学的にS状結腸壁内血腫と診断した.抗凝固剤が起因の腸壁内血腫は極めて稀であり,貴重な症例と考え報告した.
Key words 腸管壁内血腫/抗凝固剤/結腸
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島根医科大学 第2内科 鍛治武和