● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.3(2000)- 266頁
タイトル 壁内転移によって多発性粘膜下腫瘍の形態を示した胃癌の1例
英文タイトル A CASE OF GASTRIC CANCER WITH INTRAMURAL METASTASIS APPEARING TO BE MULTIPLE SUBMUCOSAL TUMORS
所属 福井県済生会病院 外科
著者 浅田 康行、 宗本 義則、藤沢 克憲、笠原 善郎、三井 毅、飯田 善郎、三浦 将司、藤沢 正清、登谷 大修、田中 延善
要旨  患者は80歳女性。食欲不振で来院し、胃内視鏡検査で胃体下部大彎に多発性粘膜下腫瘍(SMT)様病変を認め、生検の結果は腺癌であった。胃X線検査及びEUSで進行胃癌と診断し、手術を行なった。病変は長径約8cmの範囲の多発性SMT様病変で、最も肛門側の隆起のみが中心陥凹を有し、組織学的にも原発巣と考えられた。著明なリンパ球浸潤を伴う低分化腺癌で、深達度seであった。多発SMT様病変はリンパ行性の壁内転移巣と考えられた。
Key words 胃癌/粘膜下腫瘍/壁内転移
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福井県済生会病院 外科 浅田 康行