● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.4(2000)- 834頁
タイトル 十二指腸浸潤を示した胃幽門部の印鑑細胞癌(深達度m)の1例
英文タイトル A CASE OF INTRAMUCOSAL SIGNET-RING CELL CARCINOMA IN THE GASTROPYLORUS WITH DUODENAL INVASION
所属 香川県立がん検診センター 内科
要旨  症例は59歳の女性。幽門輪前壁に皺襞集中を伴うIIcを認めた。病変は72×15mm大、深達度m、組織型sigの早期胃癌であった。小彎側で十二指腸粘膜に最長1.1cmの浸潤を示した。脈管侵襲やリンパ節転移はなかった。早期胃癌の十二指腸浸潤例の頻度は低く、m癌ではごくまれである。本症例は幽門輪にU1-IVの潰瘍を合併したことで十二指腸粘膜構造物の破綻をきたし、胃癌の十二指腸浸潤を容易にしたものと推測された。
Key words 早期胃癌/十二指腸浸潤/印鑑細胞癌
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香川県立がん検診センター 内科 安田 貢