● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.4(2000)- 846頁
タイトル 空腸原発内分泌細胞癌の1例
英文タイトル A CASE OF PRIMARY JEJUNAL ENDOCRINE CELL CARCINOMA
所属 国立福山病院 内科
要旨  患者は60歳、男性。貧血精査のため近医より紹介。軽度の鉄欠乏性貧血とCA19-9の上昇を認めた。小腸造影検査および小腸内視鏡検査で空腸に全周性のBorrmann2型様の腫瘍を認めた。同部位の粘膜面は粗造で易出血性であった。空腸癌と診断し手術を施行した。腫瘍はTreitz靭帯より約120cmの空腸にあり、腸間膜リンパ節転移を認めた。摘出標本では腺癌成分のほかにグリメリウス染色陽性のN/C比の高い小型細胞がシート状に配列している像がみられ、内分泌細胞癌と診断した。術後、化学療法を行い11カ月経過したが再発を認めていない。
Key words 空腸腫瘍/内分泌細胞癌/小腸内視鏡
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岡山大学 第1内科 竹中 龍太