● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.6(2000)- 1053頁
タイトル 髄膜癌腫症で再発した食道癌の1例
英文タイトル A CASE REPORT OF ESOPHAGEAL CARCINOMA METASTASIS TO MENINGES
所属 函館赤十字病院 内科
著者 田中育太、山科哲朗、赤澤修吾、西堀恭樹、住吉徹哉、新津洋司郎
要旨 症例は52歳、男性。食道癌(低分化型扁平上皮癌、stageW)で化学療法が行われ完全寛解が得られていたが、寛解導入の約3カ月後に頭痛、眩暈が出現した。各種画像所見、髄液細胞診から食道癌による髄膜癌腫症と診断した。担癌患者に中枢神経症状の出現をみた場合、稀な病態であるが髄膜癌腫症の可能性も念頭に置くべきと考えられた。
Key words 髄膜癌腫症/食道癌/化学療法
別刷請求先 〒040-8631 函館市堀川町6-21
函館赤十字病院 内科 田中育太