● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.6(2000)- 1058頁
タイトル 食道カルチノイドの1例
英文タイトル CARCINOID TUMOR OF THE ESOPHAGUS:REPORT OF A CASE
所属 市立札幌病院 消化器科
著者 若浜 理、西川秀司、宮下憲暢、工藤俊彦、永坂 敦、樋口晶文
要旨 症例は74歳、男性。健診目的の上部消化管内視鏡検査で、胸部食道に約0.5cmの淡黄色扁平隆起性病変を認めた。生検による病理組織学的検索でカルチノイドを疑い、内視鏡的粘膜切除術を施行した。病理組織学的所見では、小型類円形核を有し淡明な細胞質から成る腫瘍細胞が、粘膜固有層に限局し胞巣状、索状、リボン状配列で増殖していた。免疫組織化学的所見では、S-100proteinとneuronspecific enolaseが陽性で、カルチノイドと診断された。極めて稀な食道カルチノイドを文献的考察も含め報告した。
Key words 食道カルチノイド/Endoscopic mucosal resection
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市立札幌病院 消化器科 若浜 理