● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.7(2000)- 1223頁
タイトル 経皮経肝胆道鏡下の乳頭切開術が奏功した乳頭機能不全症の1例
英文タイトル A CASE OF PAPILLARY DYSFUNCTION SHOWING OBSTRUCTIVE JAUNDICE TREATED BY PERCUTANEOUS TRANSHEPATIC CHOLANGIOSCOPIC PAPILLOTOMY
所属 東京医科大学 第4内科
著者 糸井隆夫、篠原 靖、武田一弥、中村和人、武井和夫、清水雅文、真田 淳、齋藤利彦
要旨  症例は84歳、女性。発熱、黄疸にて当科を受診。腹部USで総胆管拡張と結石像を認め、加療目的にて入院となった。PTCDルートから結石を除去した後も、胆道造影では造影剤の著しい排泄遅延が認められ、胆道シンチの所見とあわせて乳頭機能不全が疑われた。また経皮経肝胆道スコープ(PTCS)にて総胆管末端部を観察したところ、蠕動に伴い乳頭部が総胆管内に嵌入する像を認めた。悪性所見は認めないものの、病態改善のためPTCS下に乳頭切開術を施行した。術後は造影剤の十二指腸への流出は良好となり症状も改善した。
Key words 十二指腸乳頭機能不全/胆管内乳頭嵌入/経皮経肝胆道鏡下乳頭切開術
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東京医科大学 第4内科  糸井隆夫