● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.8(2000)- 1298頁
タイトル short segment Barrett食道に発生した早期食道腺癌の1例
英文タイトル A CASE OF EARLY ESOPHAGEAL ADENOCARCINOMA ARISINGFROM SHORT SEGMENT BARRETT ESOPHAGUS
所属 庄原赤十字病院 内科
著者 大下恭弘,大津直也,大田将弘,今村道雄,金 宣眞,政永敏之,平野巨通,中島浩一郎
要旨  症例は78歳,男性.胃集検の二次検査として施行された内視鏡検査で最長2.5cmにわたるBarrett食道部に15mm大の表面小結節状,0-Ua型の隆起性病変を認め,生検でdysplasiaであった.メチレンブルー染色では隆起は淡く染色され,その肛門側は濃染された.内視鏡的粘膜切除術を施行し,組織学的に高分化管状腺癌(低異型)であり,周囲粘膜に腸上皮化生を認めた.Barrett食道の腸上皮化生およびdysplasiaの診断においてメチレンブルー染色が有用と思われ報告する.
Key words Barrett食道/食道腺癌/メチレンブルー染色
別刷請求先 〒727-0013 広島県庄原市西本2-7-10
庄原赤十字病院 内科 大下恭弘