● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.42 No.9(2000)- 1821頁
タイトル プロトンポンプ阻害薬を服用中にカンジダ食道炎を発症した3症例の検討
英文タイトル THREE CASES OF CANDIDA ESOPHAGITIS, DIAGNOSED DURING TREATMENT WITH A PROTON PUMP INHIBITOR.
所属 帝京大学 内科
著者 鈴木大介, 星野恵津夫,茂木秀人,帯刀 誠,大林隆晴, 大瀬 亨,白井裕子,佐藤友英,今村哲夫,田中文彦,佐野順次郎
要旨 胃潰瘍治療のためプロトンポンプ阻害薬(PPI)を服用中に発症したカンジダ食道炎3例を報告した.2例はlansoprazole1日30mgを8週間連続服用後に,1例は初期治療終了後に同薬を6カ月間週1回30mg投与後に,カンジダ食道炎を認めた.全例でカンジダ食道炎は治療前には認めず,PPI投与中止のみで消失治癒した.1例はPPIの週1回長期間欠投与中に発症しており,本症の発症にPPIの胃酸分泌抑制以外の機序が関与した可能性も否定できない.
Key words カンジダ食道炎/プロトンポンプ阻害薬/ランソプラゾール
別刷請求先 〒173-8605
東京都板橋区加賀2−11−1
帝京大学 内科 星野恵津夫