● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.1(2001)- 44頁
タイトル 肝血管腫および消化管ポリポーシスを合併したCowden病の1例
英文タイトル A CASE OF COWDEN'S DISEASE ACCOMPANIED WITH HEMANGIOMA OF THE LIVER AND GASTROINTESTINAL POLYPOSIS
所属 健生会奈良大腸肛門病センター
著者 中尾 武,稲次直樹,吉川周作,高村寿雄,増田 勉,香山浩司,榎木 登,榎本泰三,石川博文,中野博重
要旨  症例は42歳,男性.検診目的で受診.内視鏡検査で胃および大腸にポリポーシスを認めた.ポリープの病理組織学的診断は過形成性病変が多数を占めたが,中〜高度な異型を呈する腺腫も存在した.全身検索では肝臓に血管腫,甲状腺に多発性嚢腫を認め,顔面の丘疹,口腔粘膜,舌に乳頭腫,扁桃腫瘤を認めたことよりCowden病と診断した.Cowden病は悪性腫瘍を合併することが多いとされ,厳重な経過観察が必要と考える.
Key words Cowden病/消化管ポリポーシス
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健生会奈良大腸肛門病センター 中尾 武