● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.2(2001)- 158頁
タイトル 11日間で肉眼形態がIs'型からIIa+IIc'型へ変化した大腸sm癌の1例
英文タイトル A CASE OF SUBMUCOSAL CANCER OF THE ASCENDING COLONRAPIDLY TRANSFORMING FROM SESSILE (Is TYPE) TO SUPERFICIALDEPRESSIVE LESION (IIa+IIc TYPE)
所属 東京女子医科大学 消火器病センター
著者 井上雄志,鈴木 茂,飯村光年,手塚 徹,大坪毅人,中村哲夫,山岸直子,篠崎幸子,小泉 哲,古川達也,前田祐成,塚田百合子,篠原知明,高崎 健
要旨  11日間で大腸内視鏡所見が隆起型病変(Is')から中心陥凹をともなう表面隆起型病変(IIa+IIc')へ肉眼形態が変化した大腸sm癌の1例を経験したので報告する.症例は30歳,男性.便潜血反応陽性で来院し,大腸内視鏡を施行し上行結腸にIs'病変を認め,この際生検および粘膜下局注は行わなかった.内視鏡摘除目的で11日後に再度大腸内視鏡を施行したところ,肉眼形態はIIa+IIc'病変へ変化していた.このIIa+IIc'病変は,粘膜下局注後non-lifting sign陽性であり,壁深達度SM2'以深癌と考え,外科切除(右結腸切除術)を行った.病理組織学的所見では壁深達度sm2の高分化腺癌であった.
Key words 大腸sm癌/肉眼形態変化
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東京女子医科大学 消火器病センター 井上雄志