● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.2(2001)- 167頁
タイトル 悪性転化を来たしてS状結腸,膀胱へ穿通したと考えられる卵巣成熟嚢胞性奇形腫の1例
英文タイトル A CASE OF MATURE CYSTIC TERATOMA OFTHE OVARY WITH MALIGNANT TRANSFORMATION PERFORATEDINTO THE SIGMOID COLON AND THE BLADDER
所属 福井県済生会病院 外科,同 内科,同 病理部
著者 梶田剛司,藤沢克憲,宗本義則,笠原善郎,三井 毅,浅田康行,飯田善郎,三浦将司,藤沢正清,野ツ俣和夫,松能久雄
要旨  症例は60歳,女性.下痢,発熱を主訴に当院受診.CT検査,大腸内視鏡検査で,S状結腸に穿通したS状結腸粘膜下腫瘍を疑った.入院後経過中,腹痛が出現し,腹部単純エックス線検査上,小腸ガスを認め,イレウスと診断し,手術を施行した.骨盤腔内に10×5cm大の腫瘍を認め,S状結腸および膀胱へ穿通していた.腫瘍内には毛髪の混入を認めた.病理組織学的に,卵巣の成熟嚢胞性奇形腫と,これより悪性転化を来たした中分化型扁平上皮癌と診断された.
Key words 卵巣成熟奇形腫/S状結腸/穿通
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加賀八幡温泉病院 外科 梶田剛司