● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.2(2001)- 177頁
タイトル 上直腸動脈動静脈瘻が確認された虚血性直腸炎の1例
英文タイトル A CASE OF ISCHEMIC PROCTITIS WITHARTERIOVENOUS FISTULA
所属 犬山中央病院 消化器内科
著者 森 昭裕,奥村昇司,大橋憲嗣,井上 洋
要旨  58歳男性,便秘,テネスムスで入院.大腸内視鏡検査で虚血性直腸炎(IP)と診断.発症早期のCTで直腸周囲に異常血管を指摘.その後下腸間膜動脈(IMA)造影でIMAの拡張と左右上直腸動脈分岐部直上で動静脈瘻(AVF)が確認された.虚血は上直腸動脈領域と一致した.AVFから直腸静脈へ動脈血が盗血(steal)され直腸粘膜血流は不十分であったところ,便秘による腸管内圧亢進が加わり粘膜血流がさらに低下し虚血に至ったと推察した.
Key words 虚血性直腸炎/動静脈瘻
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犬山中央病院 消化器内科 森 昭裕