● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.3(2001)- 274頁
タイトル 胃全摘術後長期経過で認められた空腸メラノーシスの1例
英文タイトル A CASE OF MELANOSIS JEJUNI, DEVELOPED LONG TIME AFTER TOTAL GASTRORECTOMY WITH ESOPHAGOJEJUNAL ANASTOMOSIS
所属 帝京大学 内科,帝京大学 病理,帝京大学 病院病理,帝京大学 解剖
著者 茂木秀人,星野惠津夫,大瀬 亨,鈴木大介,大林隆晴, 帯刀 誠,佐藤友英,樋田壽々子,今村哲夫,大門建夫
要旨 82歳男性.15年前に胃癌で胃全摘術をうけた.関節リウマチと貧血の診断で長期間消炎鎮痛薬と鉄剤を服用中に食欲不振を主訴に入院.上部消化管内視鏡検査で近位空腸にびまん性に黒褐色微小斑状色素沈着を認めた.生検組織の光顕で小腸絨毛の粘膜固有層に認めた黒褐色の物質は,電顕で固有層内のマクロファージのライソゾーム中に存在し,鉄と硫黄を含んでいた.本症例は食道空腸吻合術後であるが,空腸メラノーシスとして世界で2例目である.
Key words 空腸/メラノーシス/胃全摘術
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帝京大学 内科 茂木秀人