● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.3(2001)- 291頁
タイトル 大腸内視鏡検査にて発見された盲腸早期低分化腺癌の1例
英文タイトル A CASE OF POORLY DIFFERENTIATED ADENOCARCINOMA OF THECECUM DETECTED ENDOSCOPICALLY IN AN EARLY STAGE
所属 国立金沢病院 外科,国立金沢病院 消化器内科,国立金沢病院 臨床検査科
著者 桐山正人,藤田秀人,伊藤 博,川村泰一,伊井 徹,竹川 茂,小島靖彦,足立浩司,森本日出雄,渡辺騏七郎
要旨 症例は58歳,男性.近医で複数の大腸ポリープを指摘されたため,精査・加療目的に当院を受診した.大腸内視鏡検査で,盲腸に最大径9mmの発赤をともなう浅い陥凹性病変を認め,粘膜下層浸潤をともなう早期癌が疑われたため根治手術を施行した.組織学的には深達度sm,lyo,vo,noの腺腫成分をともなわない低分化腺癌であった.大腸低分化腺癌の早期癌症例は極めて稀で貴重な症例と考えられたので報告した.
Key words 盲腸早期癌/低分化腺癌/Epithelial Membrane Antigen
別刷請求先 〒920-8650 金沢市下石引町1-1
国立金沢病院 外科 桐山正人