● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.5(2001)- 939頁
タイトル 内視鏡で虫体を摘出し得た大腸アニサキス症の1例
英文タイトル A CASE OF ANISAKIASIS OF THE COLON SUCCESSFULLY TREATEDBY ENDOSCOPIC RESECTION
所属 近森病院 外科、群馬大学 第1外科
著者 塩見精朗、近森正幸、北村龍彦、北川尚史、芳賀紀裕、持田 泰
要旨 症例は49歳男性。腹痛、下痢を主訴に、急性腹症の診断で来院。腹部CTで回腸終末部の腸管壁が肥厚していた。大腸内視鏡で回腸終末部に発赤びらん、回盲弁上唇に潰瘍を認めた。潰瘍近傍にアニサキス虫体を認め摘出した。発症前日サバ寿司を食べていた。アニサキス特異的IgE抗体価は100UA/ml以上であったが、半年後も55.5UA/mlと高値を示していた。消化管アニサキス症は内視鏡により診断および治療が可能であるが、アニサキス抗体価が陽性のみで本症と診断することは難しい。
Key words 大腸アニサキス症/大腸内視鏡/アニサキス抗体
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近森病院 外科 塩見精朗