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| 掲載号 | Vol.43 No.9(2001)- 1834頁 |
| タイトル | 食道胃接合部を中心にびまん浸潤したBarrett食道腺癌と考えられた低分化腺癌の1例 |
| 英文タイトル | A CASE OF DIFFUSE INFILTRATING POORLY DIFFERENTIATED ADENOCARCINOMA OF THE ESOPHAGOGASTRIC JUNCTIONAL REGION PROBABLY ARISING IN BARRETT'S ESOPHAGUS |
| 所属 | 石川島播磨重工業健康保険組合播磨病院 内科,石川島播磨重工業健康保険組合播磨病院 内科 |
| 著者 | 藤澤貴史,大西 裕,前田光雄,阪本哲一,前田哲男, 坂口一彦,黒田祥二,豊田昌徳,寺西哲也, 西上隆之 |
| 要旨 | 患者は73歳 男性,主訴は背部痛.精密食道透視で下部食道に明瞭な立ち上がりを有する隆起性病変を認め,不整な狭小化を認めた.食道裂孔ヘルニアを合併し,食道胃接合部では左側壁に約2.5cmにわたり陰影欠損を認めた.内視鏡検査では下部食道まで進展したBarrett食道を認めた.その内部に凹凸不整で発赤調の隆起性病変を認め,同部の生検診断は印環細胞癌であった.下部食道から食道胃接合部では全周性になだらかな狭窄を示し一部潰瘍も存在した.ヨード染色では濃染・不染が混在していた.胃噴門部大彎は白色調で粘膜下腫瘍様に隆起していた.以上より,びまん浸潤型Barrett食道癌と診断し,手術を施行した.病理組織学的にはpType4ns,pT2(mp),por+sig,infβ,ly2・v0,pN1,EG,10.5×6.5cmの食道胃接合部癌で,Barrett食道を合併しており,Barrett食道癌の可能性が高いと考えられた. |
| Key words | Barrett食道癌/食道胃接合部癌/低分化腺癌,印環細胞癌 |
| 別刷請求先 | 〒678-0031 兵庫県相生市旭3丁目5−15 石川島播磨重工業健康保険組合播磨病院 内科 藤澤貴史 |