● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.9(2001)- 1859頁
タイトル 遺残胆嚢管十二指腸瘻の1例
英文タイトル A CASE OF CYSTIC DUCT REMNANT-DUODENAL FISTULIZATION
所属 東邦大学 第1内科,東邦大学 第2外科
著者 江淵義昭,蜂矢朗彦,岩崎 格,岡野直樹,三浦富宏,片山雅彦,吉永淑子,飯田和成,三木一正,柴 忠明
要旨 症例は85歳男性.昭和55年胆嚢結石で胆嚢摘出術を受けた既往がある.約4カ月間の腹痛,発熱が出現,持続するため平成5年10月当院受診した.血液検査で胆道系感染症を疑われ入院となった.腹部超音波検査(US)において総胆管結石を,内視鏡的逆行性胆管造影検査(ERC)では,総胆管の拡張と結石を3個認めた.上部消化管内視鏡検査(GFS)を行ったところ,十二指腸球部に瘻孔と同部よりの胆汁の排出を認めた.瘻孔造影では総胆管及び結石が描出された.以上の所見より遺残胆嚢管十二指腸瘻と診断した.本症例は本邦での報告は検索範囲では見当たらず,稀な症例と考えられ報告する.
Key words 遺残胆嚢管/内胆汁瘻/胆道結石
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東邦大学 第1内科 江淵義昭