● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.10(2001)- 2005頁
タイトル 内視鏡下砕石摘出に成功した巨大胃石の1例
英文タイトル A CASE OF A GIANT AND HARD PERSIMMON BEZOAR REMOVED ENDOSCOPICALLY WITH MECHANICAL BASKET LITHOTRIPTER
所属 久保内科病院,長崎大学 第2内科,長崎大学大学院薬学研究科薬物治療学
著者 三嶋亮介,澤 隆文, 大原寛之,久保啓吾,坂口洋司,久保謹平,磯本 一,竹島史直,大曲勝久,水田陽平, 村瀬邦彦,村田育夫,河野 茂
要旨 症例は54歳,女性.心窩部痛にて入院.上部消化管内視鏡検査にて胃角部に巨大潰瘍と可動性のある11×6cm大の黄金色を呈する胃石を認めた.総胆管結石用砕石バスケットを用い,内視鏡的治療を試みた.胃石が巨大で,硬かったため1回目の砕石にてバスケットワイヤは変形し,2回目以降の砕石は不可能となった.しかしながら変形したバスケットワイヤに熱を加えペンチを用い伸展させることで再度砕石可能となった.今回,われわれが行った砕石方法は従来の報告例と比し,大きな胃石でも安価でかつ簡便に行える有用な方法であると考えられた.
Key words 胃石/内視鏡下砕石/総胆管結石用砕石バスケット
別刷請求先 〒857-0136
長崎県佐世保市田原町11-9
久保内科病院 三嶋亮介