● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.43 No.11(2001)- 2131頁
タイトル 静脈瘤としての形態を失った胃噴門部静脈瘤より出血を来した1例
英文タイトル A CASE OF THE BLEEDING FROM CARDIAC VARICES WITH ATYPICAL VARICEAL FORM
所属 宮崎医科大学 第2内科
著者 加藤順也,堀剛,中西千尋,蓮池悟,山本章二朗,宇都浩文,宮田義史,南寛之,井戸章雄,弘野修一,林克裕,坪内博仁
要旨 症例は74歳,男性.食道胃静脈瘤に対し過去2回の内視鏡的硬化療法を施行されていた.治療終了3カ月後吐下血あり,胃静脈瘤は認められなかったが,胃噴門部に出血点と考えられるびらんを認め内視鏡的結紮術にて止血した.合併した膵頭部癌のため死亡され,剖検で胃噴門部粘膜下層に拡張した血管を認め,胃噴門部静脈瘤出血と診断した.本症例は静脈瘤としての形態を失った胃噴門部静脈瘤より出血した症例であり報告した.
Key words 胃噴門部静脈瘤/超音波内視鏡/静脈瘤形態
別刷請求先 〒889-1692
宮崎県宮崎郡清武町大字木原5200番地
宮崎医科大学 第2内科 加藤順也