● 要旨 ●




症例

掲載号 Vol.44 No.6(2002)- 1019頁
タイトル 焼酎の経肛門的投与により発症した化学的(アルコール性)直腸結腸炎
英文タイトル CHEMICAL PROCTOCOLITIS DUE TO ALCOHOL (SHOCHU) ENEMA
所属 国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院 内科,国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院 病理科
著者 河村 攻,澤田 武,原 威史,兒玉達樹,真田治人,島崎正晃,麦倉光哉,西田泰之,大原裕康,松下和彦
要旨 症例は45歳の男性で,肛門からアルコール濃度35% の焼酎を注入したところ下血を生じ,当院へ入院した.大腸鏡検査では,肛門からS状結腸下部まで連続性に潰瘍,びらん,発赤,浮腫が見られた.病変部と健常粘膜との境界は明瞭であった.組織像では表層にちかづくほど粘膜の著しい壊死,脱落が見られ,腺管構造の破壊,血管の破綻による出血,滲出が見られた.アルコール注腸による直腸結腸炎は極めてまれであり貴重な症例である.
Key words アルコール(エタノール)/注腸/直腸結腸炎
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国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院 内科
河村 攻