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| 掲載号 | Vol.48 No.7(2006)- 1415頁 |
| タイトル | 大腸腫瘍の拡大内視鏡診断 |
| 英文タイトル | PIT PATTERN DIAGNOSIS OF COLORECTAL LESIONS USING MAGNIFYING VIDEOSCOPE |
| 所属 | 高知大学医学部 光学医療診療部 |
| 著者 | 田村 智,大西知子,大西三朗 |
| 要旨 |
要旨:拡大電子スコープを用いたpit pattern診断が,大腸病変の質的診断に有用であることが,幾多の変遷を経て認められるようになってきた.拡大電子スコープも第三世代となり,操作性も向上してルーチン検査で問題なく使用できるようになった.多くのcolonoscopistにその有用性を体験していただき,“森を見て木を見て,もう一度森を見る”という,通常観察との組み合わせでpit pattern観察を行う内視鏡診断学を,日常の検査に応用していただきたい. 消化管におけるファイバースコープを用いた拡大内視鏡観察は,1970年代から始まったが,本格的に臨床応用されだしたのは1990年以降である.先達の研究が基本になって,Kudoらによるpit pattern分類ができあがり病理組織学的裏付けも得られた.Pit pattern分類を,I〜V型という名称で用いるようになり,癌で認められるV型pit patternの亜分類も“箱根合意によるX型pit patternの亜分類”として統一された. このpit pattern分類により,腫瘍径や形態によって若干の例外を認めるものの,拡大電子スコープを用いて95.2% という予想病理組織正診率が得られることから,pit pattern診断は病理組織診断を良く反映した,有用な客観的内視鏡診断学であることがわかる. |
| Key words | pit pattern/拡大電子スコープ/実体顕微鏡/serrated adenoma |
| 別刷請求先 |
〒783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮 高知大学医学部 光学医療診療部 田村 智 |