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SUMMARY:【研究成果報告】 内視鏡検査・周術期管理の標準化に向けた研究会
DESCRIPTION:代表世話人\n藤城　光弘（名古屋大学　消化器内科） \n司会\n道田　知樹（埼玉医科大学総合医療センター　消化器・肝臓内科） \n会期\n2019年6月2日（日）13：00～13：10 \n会場\n第10会場（グランドプリンスホテル新高輪　国際館パミール　1階　『瑞光』） \n研究成果報告\n本研究会は、日本消化器内視鏡学会の附置研究会として、平成２８年度～３０年度にわたり活動を行い、春の総会時に合わせて計3回の学術集会を開催した。ここに3年間の活動内容を総括し報告する。 \n内視鏡検査・周術期管理は、内視鏡前の説明と同意から終了後の患者説明までの一連の流れであり、内視鏡診療・研究・教育の基盤をなすものであるが、その方法について標準化されたものは存在せず、各施設が独自に構築してきたという歴史がある。 \n本研究会の目的は、今まで各施設で積み重ねられた内視鏡検査・周術期管理に関する経験を発表、議論するとともに、臨床研究に基づくエビデンスを整理し、これらの議論、エビデンスの整理に基づいて、日本消化器内視鏡学会で推奨する、内視鏡検査・周術期管理マニュアルを作成することであった。 \n第1回、第2回の学術集会は、上部消化管、下部消化管、胆膵、消化管治療の4部構成とし、部門統括世話人である、溝上裕士先生(筑波大学)、道田知樹先生（帝京大学）、田辺聡先生（北里大学）、松田浩二先生（聖マリアンナ医科大学）に、それぞれの部門の司会をお願いした。第1回は、“上部消化管内視鏡検査、下部消化管内視鏡検査、胆膵内視鏡、消化管治療内視鏡における、検査・周術期管理の現状把握と問題点の洗い出し”を、第2回は、“内視鏡検査・周術期管理のエビデンスとコンセンサス”をテーマに掲げ、活発な議論を行った。第3回は、“新・内視鏡検査・周術期管理マニュアルの作成に向けた問題点と進捗状況”をテーマとし、会の構成を変え、第1部を“内視鏡検査におけるタイムアウト（チェックリスト含む）の意義”、第2部を“鎮静を使用した内視鏡検査における退出基準”、とし、それぞれ阿部展次先生（杏林大学）、今川敦先生（今川内科医院）に司会をお願いした。そして、第3部を“新・内視鏡検査・周術期管理マニュアルの各領域における現状”として、各部門統括世話人の司会の下、最終成果物としてのマニュアル作成を意識した議論を行った。これらの議論の成果物とし、現在、各世話人に執筆を依頼し、大項目として、１．機器取り扱い、２．インフォームドコンセントと問診票、３．タイムアウトとチェックリスト、４．物品確認と服薬確認、５．前処置と鎮静、６．検査中検査の実際とモニタリング、７．偶発症、８．内視鏡検査の記録、を掲げた、消化器内視鏡検査・周術期管理の標準化ハンドブックの作成作業に入っている。 \nこのように、3年間の附置研究会としての活動を通して、一定の成果を得ることができたと考えているが、本研究会の担うべきテーマが多岐にわたることから、3年間では、十分議論を尽くすことが難しく、今後は、日本消化器内視鏡学会の関連研究会として活動を継続していくことが決定されている。 \n  \n名古屋大学　消化器内科　藤城光弘 \n 
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LOCATION:グランドプリンスホテル新高輪・国際館パミール\, 高輪３−１３−１\, 港区\, 東京都\, 108-0074 \, Japan
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SUMMARY:第3回ポリグリコール酸シートとフィブリン糊を併用した被覆法の有効性評価と手技標準化にむけた研究会
DESCRIPTION:会期\n2019年6月2日（日）13:30～16:00 \n会場\n第10会場（グランドプリンスホテル新高輪　国際館パミール　1階　『瑞光』） \n代表世話人\n小野　裕之（静岡県立静岡がんセンター内視鏡科） \n当番世話人\n荒木　寛司（岐阜大学　光学医療診療部（消化器内科）） \n森田　圭紀（神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センター　 \n消化器内科） \n山口　直之（長崎大学　光学医療診療部(消化器内科)） \n開会の辞（代表世話人挨拶）（13:30-13:35）　\n静岡県立静岡がんセンター内視鏡科　小野裕之 \n基調講演　（13:35-14:00）\n司会：独立行政法人国立病院機構京都医療センター消化器内科　滝本見吾 \n  \n消化器内視鏡治療におけるPGAシート被覆法の有用性と課題 \n森田　圭紀（神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センター　消化器内科） \n  \n一般演題（治療に難渋した症例）（発表7分・質疑3分）（14:00-14:40）\n司会     （１）長崎大学光学医療診療部　山口直之 \n            （２）大阪国際がんセンター　消化管内科　竹内洋司 \n  \n１．膵周囲膿瘍ドレーンの胃穿破により生じた廔孔に対し、OTSCに加えてPGAシートを併用するも閉鎖に難渋した1例 \n河原 史明1) 南　晶洋1)　千堂　宏義2)　松浦　敬憲1)　谷 聡1)　具　英成2) \n甲南会　甲南病院　1）消化器内科　2）外科 \n  \n２．早期胃癌ESD後にポリグリコール酸シート貼付後、後出血を繰り返した症例 \n山崎健路1)、吉田泰之、入谷壮一、寺倉大志、永野淳二、安藤暢洋 \n荒木寛司2)、清水雅仁 \n1)岐阜県総合医療センター　消化器内科　2)岐阜大学医学部付属病院　消化器内科 \n  \n３．十二指腸ESD後の潰瘍底にPGAシートによる被覆法を行ったが遅発性穿孔に至った一例 \n澤田敦史1)、小林亮介1)、池田良輔1)、西尾匡史1) 、福地剛英1)、佐藤知子1)、平澤欣吾1)、前田愼2) \n1)横浜市立大学附属市民総合医療センター　2)内視鏡部横浜市立大学　消化器内科 \n  \n４．胸部大動脈解離に対する大動脈ステントグラフト内挿術後、食道大動脈瘻を形成し、PGA被覆法を施行するも奏効しなかった一例 \n滝本見吾　水本吉則　勝島慎二 \n独立行政法人国立病院機構京都医療センター　消化器内科 \n  \n一般演題（PGAシート被覆法の治療成績）（発表7分・質疑3分）（14:40-15:30）\n司会     （１）虎の門病院　消化器内科　飯塚敏郎 \n            （２）香川大学　消化器・神経内科　森宏仁 \n  \n１．「クリオシール」システムによる自己フィブリン糊を用いたESD後潰瘍に対するPGA被覆法 \n久保田全哉、荒尾真道、水谷拓、小澤範高、井深貴士、荒木寛司、清水雅仁 \n岐阜大学医学部附属病院　消化器内科 \n  \n２．PGA (Polyglycolic acid) シートによる被覆充填が有用であった2症例 \n大阪赤十字病院　消化器内科 \n網野 遥、鼻岡 昇、中西 梨紗、瀧本 郁久、多木 未央、福原 学、木村 佳人　 \n瀬戸山 健、坂本 梓、邉見 慎一郎、山階 武、澤井 勇悟、米門 秀行、 \n淺田 全範、津村 剛彦、喜多 竜一、圓尾 隆典、木村 達、丸澤 宏之 \n  \n３．当院で胃ESD後にPGAシートを貼付した16症例の検討 \n阪口博哉、鷹尾俊達、森田圭紀、児玉裕三 \n神戸大学医学部附属病院　消化器内科 \n  \n４．ESD術中穿孔/術後穿通に対するPGAフェルト+フィブリン糊被覆法(Single felt法)の有用性と限界 \n東郷政明1)\,山口直之1)2)\,荻原久美1)\,橋口慶一1)2)\,竹島史直1)\,宿輪三郎1)\,中尾一彦1) \n1)長崎大学病院 消化器内科     2)長崎大学病院 光学医療診療部 \n  \n５．消化管穿孔及び瘻孔症例に対するポリグリコール酸（PGA）シートとフィブリン接着剤の有効性 – 多施設遡及的研究 \n大阪国際がんセンター　消化管内科　松浦倫子 竹内洋司　 \n東京大学医学部附属病院　消化器内科　辻陽介 \n静岡県立静岡がんセンター　内視鏡科　小野裕之　滝沢耕平 \n独立行政法人国立病院機構京都医療センター　消化器内科　滝本見吾 \n神戸大学医学部附属国際がん医療・研究センター　消化器内科　森田圭紀 \n大阪市立大学大学院　医学研究科　消化器内科学　永見康明 \n横浜市大市民総合医療センター　内視鏡部　平澤欣吾 \n岐阜大学　光学医療診療部　荒木寛司 \n長崎大学　光学医療診療部　（消化器内科）　山口直之 \n福井県立病院　消化器内科　青柳裕之 \n秋田大学　消化器内科　松橋保 \n虎の門病院　消化器内科　飯塚敏郎 \nJA長野厚生連　南長野医療センター　篠ノ井総合病院　消化器内科　三枝久能 \n岐阜県総合医療センター　消化器内科　山崎健路 \n国立病院機構四国がんセンター　内視鏡科　消化器内科　堀伸一郎 \n国立病院機構岡山病院　消化器内科　万波智彦 \n大阪赤十字病院　消化器内科　鼻岡昇 \n香川大学　消化器・神経内科　森宏仁 \n  \n新規臨床試験（発表20分・質疑7分）（15:30-15:57）\n司会：横浜市大市民総合医療センター　内視鏡部　平澤欣吾 \n  \nPGA被覆法による抗凝固療法・DAPT療法中の患者に対する胃ESD後出血予防効果の検証 \n東京大学医学部附属病院消化器内科 \n○辻　陽介 \n閉会の辞（当番世話人挨拶） 3分（15:57-16:00）\n岐阜大学　光学医療診療部　荒木寛司 \n  \n抄録\n1. 膵周囲膿瘍ドレーンの胃穿破により生じた廔孔に対し、OTSC に加えて PGA シートを併用するも閉鎖に難渋した 1 例 \n【症例】70 代、男性　 \n【主訴】腹部膨満感、嘔吐　 \n【現病歴】20XX 年 8 月中旬より腹部膨満感と食思不振を自覚し、8 月下旬からは食後に嘔吐するようになった。1 週間ほど水分のみ摂取していたが改善しないため 9 月 X 日に当院を受診した。 \n【既往歴】40 代：胃潰瘍に対し開腹幽門側胃切除術・Bil- Ⅰ法再建　 \n【経過】腹部所見、CT より消化管穿孔に伴う腹腔内膿瘍を疑い同日緊急手術となった。術中、上行結腸憩室および十二指腸潰瘍の穿孔と広範囲に腹腔内膿瘍を認め、右半結腸・大網合併切除ならびに十二指腸潰瘍穿孔部の縫合閉鎖・大網被覆を行い、回腸人工肛門造設術を施行した。 \n術後 5 日目、膵周囲膿瘍に対し CT ガイド下にドレーンを追加、徐々に経口摂取を開始したところドレーンより排液が増加し、造影で胃への穿破が疑われた。同ドレーンを抜去し膵尾部近傍の膿瘍に対し再度ドレーンを留置したが胃瘻孔は閉鎖せず、内視鏡では残胃体上部大弯の微小な瘻孔より膿汁の流入を認めた。クリップと留置スネアでは縫縮困難であり、術後 59 日目にOTSC による瘻孔閉鎖を行った。いったん排液は減少するも完全な閉鎖は得られず PGA シートを用いることとした。 \n術後76日目、3×5mmのシート小片を瘻孔に複数充填したのちフィブリン糊を塗布し被覆を試みたが絶飲食にも関わらず 4 日後には脱落しており、処置を 2 回反復したが同様であった。 \n術後 104 日でドレーンを留置したまま退院し最終的に術後 147日目の造影で瘻孔の閉鎖が確認された。　 \n【考察】本症例においては、胃壁の慢性炎症や低栄養、術後胃などの因子が瘻孔閉鎖の妨げになったと推測される。手技の工夫によりこのような症例でもPGAシート+フィブリン糊が有用となりうるか、検討が必要である。 \n  \n2. 早期胃癌 ESD 後にポリグリコール酸シート貼付後、後出血を繰り返した症例 \n70 代男性。慢性腎不全にて維持透析中。 \n胃前庭部小弯の早期胃癌に対して ESD を施行。病変径 20 x 15mm の粘膜内高分化型腺癌で治癒切除と診断。出血予防のため止血鉗子を用いて露出血管の焼灼を行ったが、動脈性出血を惹起し止血に難渋したためクリップ止血を行った。ESD 後潰瘍面に胆汁逆流が多く認められた。透析中の高齢者であり、後出血のリスク、潰瘍の治癒遷延の可能性が高いことが予想されたため、ポリグリコール酸（PGA）シート（ネオベール ®）貼付を行った。潰瘍面全体に分割して貼付後、フィブリン糊（ベリプラスト ®）を注入した。術翌日の内視鏡検査では、潰瘍の幽門側半分ほどの領域で PGA シートが離脱し潰瘍面が露出していたが、出血は認めなかった。 \n術後 2 日目から経口摂取を開始したが、術後 4日目に少量の吐血を認め、内視鏡検査を施行。PGA シートが離脱した潰瘍面に出血を伴う露出血管を認め、クリップ止血を行った。潰瘍面の口側半分程の領域の PGA シートは残存し、ESD 当日にクリップ止血を行った部位からの出血は認めなかった。 \n術後 6 日目の内視鏡検査では出血所見なく、経口摂取を開始した。 \n術後 13 日目、特に症状は認めなかったが内視鏡検査を行ったところ、術後 4 日目に留置したクリップは脱落し、同部位から湧出性出血を認めたため、クリップ止血を追加した。潰瘍面口側の残存する PGA シートには凝血塊が付着していたため、出血所見の確認のため PGA シートを除去したが、極少量の出血を認めるのみで自然止血した。経口摂取は継続し術後 19 日目に退院となった。 \nPGA シートが離脱し後出血を繰り返した、慢性腎不全による維持透析中の早期胃癌 ESD 症例を経験した。 \n  \n3 .十二指腸 ESD 後の潰瘍底に PGA シートによる被覆法を行ったが遅発性穿孔に至った一例 \n【序論】 \nPGA シートとフィブリン糊を併用した被覆法が内視鏡治療後の遅発性穿孔や後出血の予防策として有用な報告もあるが、当院で十二指腸 ESD 後の潰瘍底に PGA シートを貼付したにも関わらず遅発性穿孔に至った一例を経験したため報告する。 \n【症例】 \n67 歳女性。健診 EGD で十二指腸球部に 4mm 大の隆起性病変認め、NET の診断で当院紹介受診となった。EUS で隆起直下の第 4 層は保たれているため、ESD の方針となった。術中穿孔なく一括切除され、潰瘍底に PGA シートを貼付後にフィブリン糊で接着した。 \nPOD1 に腹痛を認めたが、腹部 CT で明らかな穿孔は認めなかった。同日 EGD 施行し潰瘍底に PGA シートは残存していたが、EGD 直後の腹部 CT で肝表面に free airと腹水を認め、遅発性穿孔と診断した。外科と協議し、絶飲食、胃管留置、抗菌薬投与の保存的加療で経過観察の方針となった。 \nPOD13 より食事開始し、POD15 に再度 EGD 施行したが潰瘍底は PGA シートで被覆されており POD16 に退院した。 \n【考察】 \n当院において十二指腸球部病変の ESD 後の潰瘍底に対しては、クリップ縫縮で離解することが多い為、PGA シートを用いた被覆法が行われている。2015 年 3 月から 2018 年 5 月の球部病変に対する ESD は 13 例（NET 8 例、腺癌 5 例）のうち、潰瘍底に PGA シートを被覆した症例は 9 例で、術後合併症は本症例の遅発性穿孔のみであった。NET は筋層直上での剥離が必要となるため、筋層に対する熱損傷が大きくかつ潰瘍底の粘膜下層が薄くなることから腺腫・腺癌と比し、より一層遅発性穿孔に対する予防策を講じる必要がある。NET の ESD 後潰瘍底に対してPGA シートのみでは不十分か否かを判断することは、現段階では困難でありより多くの症例の集積が必要と考える。 \n  \n4. 胸部大動脈解離に対する大動脈ステントグラフト内挿術後、食道大動脈瘻を形成し、PGA 被覆法を複数回施行するも奏効しなかった一例 \n【はじめに】 \nPGA シートとフィブリン糊を併用した被覆法や充填被覆法が消化管の穿孔や瘻孔に対して有用であるとの報告がある一方、同方法が限界である症例も経験する。今回、胸部大動脈解離に対して大動脈ステントグラフト内挿術後に食道大動脈瘻を形成し、PGA による被覆法を複数回施行するも改善しなかった症例を経験したので報告する。 \n【症例】 \n61 歳男性。突然の激しい胸背部痛で近医受診し、胸部大動脈解離（Stanford B 型）と診断、緊急でステントグラフト内挿術（thoracic endovascular aortic repair: TEVAR）を施行した。そ \nの後経過は良好であったが、POD13、胸痛精査の上部消化管内視鏡検査にて胸部食道に 10mm 大の瘻孔及び同部に白色の人工血管とステントワイヤーが観察された。食道大動脈瘻と判断したが、手術は困難と判断し、当院へ転院となった。 \nPOD16 に上部消化管内視鏡検査を行ったところ食道大動脈瘻は人工血管とステントの一部、そして人工血管と食道粘膜の間に間隙が観察された。同部に通常の食道粘膜や肉芽は存在しなかった。PGA シートとフィブリン糊で被覆法を施行した。 \nしかし POD18 の観察時に PGA は完全に離脱しており、その際は辺縁を凝固してから PGA シート及びフィブリン糊で被覆した。POD21 の観察でも PGA は完全に離脱、その後数回の治療を試みたが、すべて離脱していた。炎症反応が定値かつ胸痛無く高熱も無かったこと、CT 上縦隔炎が無かったことより、POD32 より食事を開始、高熱が無く縦隔炎が無いことを確認し一時退院となった。 \n【考察】 \n大動脈解離や大動脈瘤破裂に対する処置としてス TEVAR が多くの施設で行われており、緊急の一時治療、特に下行大動脈瘤や解離に対しては非常に良い治療成績である。偶発症として血管外漏出の残存、人工血管による側枝の閉塞などが多く報告されているが、腸管関連合併症、特に大動脈消化管瘻の報告も約 2 － 6％と報告されている。その治療としては外科的介入が第一選択ではあるが、実際追加手術を行っても予後は不良であるとの報告もある。 \nまた食道の消化管ステントも考慮されるがさらなる食道の圧迫壊死の可能性も高い。今回、複数回の被覆法を試みたが、完全なる食道瘻孔部の閉鎖は不可能であった。理由は、ステントグラフト上に上皮細胞が存在しないため、再生の足場がないためと考えられ、本法による治療では限界であると考えられた。 \nしかし今回、PGA 被覆により感染制御は行えた可能性はある。今後内視鏡医が遭遇する可能性も高い疾患のため今回報告する。 \n  \n5 「クリオシール」システムによる自己フィブリン糊を用いた ESD 後潰瘍に対する PGA 被覆法 \n消化管内視鏡的粘膜下層剥離術（ESD）後の出血予防、遅発穿孔予防、狭窄予防、また消化管穿孔や難治性瘻孔の閉鎖を目的として、ポリグリコール酸（PGA）シートの被覆、充填が行われているが、その際には組織接着剤としてフィブリン糊の使用が必須である。 \n当院では、血液成分分離システム「クリオシール」（旭化成クラレメディカル）の導入により、患者自己血貯血実施後に遠心分離して得られた血漿から自己クリオプレシピテートと自己トロンビンを滅菌閉鎖回路内で自動生成することが可能となり、脳神経外科、整形外科、婦人科、消化器外科など手術時に使用されている。市販のフィブリノゲン製剤（ベリプラスト ®、ボルヒール ®）の使用、また従来の用手法により作成した自己クリオプレシピテートのみの使用と比較して感染症のリスクを解消でき得る方法である。 \n当科では 2013 年 3 月から 2019 年 2 月までにのべ 151 症例に対して PGA シートを使用している。2013 年 7 月から 2015 年 3 月までの期間に、従来の用手法による自己クリオプレシピテートを 7 症例に使用した。内訳は食道 ESD 後狭窄予防 1 例、胃 ESD 後抗血栓剤使用 4 例、胃ESD 後遅発穿孔予防 1 例、十二指腸 ESD 後遅発穿孔予防 1 例であった。 \n2015 年 4 月よりクリオシールシステムによる自己クリオプレシピテートおよび自己トロンビンの生成を開始し、これまでに 5 症例に使用した。いずれも胃 ESD 後の症例で、遅発穿孔予防が 2 例、抗血栓剤使用が 3 例であった。被覆の手技実施においてはこれまでと比較して問題なく実施可能であった。引き続き症例を蓄積予定であり、その使用成績について検討し報告をする。 \n  \n6. PGA（Polyglycolic acid）シートによる被覆充填が有用であった 2 症例 \n症例 1 \n食道亜全摘後頚部吻合部狭窄に対する RIC+ ステロイド局注後に生じた胃管気管支瘻症例 \n68 歳男性 \n【経過】頭頚部癌治療後の経過観察中に食道癌を指摘され、2018 年 3 月上旬に胸腔鏡下食道亜全摘、後縦隔経路胃管再建術を施行された。術後 6 日目に縫合不全を発症したが保存的に軽快し、治癒した。その後 2018 年 5 月中旬頃から食事の通過障害を認め、内視鏡的に吻合部狭窄と診断した。内視鏡的バルーン拡張術を合計 4 回施行したが再度狭窄するため 2018 年 8 月に RIC（Radial Incision and Cutting）法による瘢痕切除を行い、引き続いてステロイドを局注した。 \n9 月上旬に飲水時に咽せるようになったため当院を受診。CT 検査で縫合不全の再燃と診断した。内視鏡的にも頚部吻合部に瘻孔を認めたため、9 月 19 日に PGA シートによる被覆充填を行った。9 月 26 日に瘻孔閉鎖を確認し、飲水を開始したが再度、咽せるようになったため絶食で保存的に経過観察した。10 月 10 日に 2 回目の被覆充填を行った後は軽快し、11 月 1 日に退院となった。 \n症例 2 \n食道憩室上に発生した胸部食道癌に対する ESD 症例 \n80 歳男性 \n【経過】2018 年 10 月に食道癌 Mt\, 0-IIc\, cT1aN0\,　3/4 周性に対し、食道粘膜下層剥離術を施行した。粘膜下層を剥離中、病変中央付近に径 15mm ほどの筋層欠損を認め、憩室の存在を疑った。筋層欠損部の剥離は慎重に行い最終的に病変を切除した。術後の遅発性穿孔予防目的で筋層欠損部に PGA シートを充填し、フィブリン糊で固定した。また、術後狭窄予防目的でステロイドも局注した。 \n治療 7 日後の内視鏡検査では PGA シートは筋層欠損部に残存しており、その後の上部消化管内視鏡検査でも狭窄なく、瘢痕治癒を確認できた。 \n  \n7 .当院で胃 ESD 後に PGA シートを貼付した 16 症 例の検討 \n【目的】近年胃 ESD 後の合併症予防法として注目される PGA シート・フィブリン糊貼付法は、輸送・貼付に時間がかかる ことや早期に脱落することが問題とされているが、その現状 について考察する。 \n【方法】当院では鉗子で把持したシートを 鉗子孔を介して、もしくはシートを把持してスコープごと胃 内に輸送し、潰瘍底に 1 枚ずつ貼付している。2013 年 11 月か ら 2019 年 1 月に PGA シートを貼付した胃 ESD16 症例を対象 に貼付時間、残存状態、その有効性について後ろ向きに検討 した。 \n【結果】全胃 6 例、術後胃 10 例（幽門部胃切除 B-I 再建 2 例、B-II 再建 5 例、胃管 3 例）であった。抗血栓薬内服例は 3 例であった。切除切片長径中央値 53.5mm（25-100）で、ESD 後 潰瘍の状態は、術中穿孔 2 例 / 筋層損傷 9 例 / 損傷なし 5 例 であった。貼付部位は U4 例 /M8 例 /L4 例（吻合部例は M3 例） で、被覆率は 2/3 以上 10 例、1/3 以上 2/3 未満 6 例、貼付時 間中央値 29 分 33 秒（10 分 55 秒 -83 分 14 秒）であった。貼付 翌日以降に確認したシート残存状態は、ほぼ残存 9 例、一部 残存 4 例、完全脱落 2 例、未確認 1 例であった。完全脱落し た 2 例中 1 例は、貼付時に逆流した胆汁にシートが曝露され、 もう 1 例は湧出性の後出血が生じた症例であった。シート貼 付にも関わらず後出血した例は、シート被覆率 1/3 以上 2/3 未満で粘液や胆汁曝露もなかったが、抗血栓薬 3 剤内服の透 析例であった。穿孔した 2 例のうち 1 例はシート貼付により 手術を回避しえたが、もう 1 例は処置当日に緊急手術となった。 筋層損傷例 1 例で遅発性穿孔が生じたが、翌日にシートを貼 付し手術を回避しえた。 \n【考察】シート貼付時間が長く、貼付 時間の短縮化が必要と考えられた。シート貼付時間や潰瘍被 覆率は、合併症発生率と相関しなかった。シート完全脱落例 は胆汁暴露や術後出血が一因である可能性が示唆された。 \n【結 語】シート貼付に時間を要し、胆汁逆流例や湧出性後出血例 でシートが完全脱落していることが明らかとなった。 \n  \n8 ESD 術中穿孔 / 術後穿通に対する PGA フェルト + フィブリン糊被覆法（Single felt 法）の有用性 と限界  \n【目的】 ESD 穿孔 / 穿通例に対し PGA フェルト + フィブリン糊被覆 法（Single felt 法）（P/F-S 法）を施行し \, その有用性と限界を VTR 提示も含め報告する . \n【対象 / 方法】 対象は 2015 年 1 月から 2018 年 7 月に当院にて ESD を施行し た 987 例のうち \, 術中穿孔 / 術後穿通例に P/F-S 法を施行した 5 例とし \, その術後経過を検討した . ＊ P/F-S 法 :PGA フェルト（3～5cm）にクリップ縫着を併用し \, フィブリン糊にて被覆する方法 \n【結果】 症例は \, 食道 2 例 \, 胃 3 例 \, うち 4 例（食道 2 例 \, 胃 2 例）は術中 穿孔例で \,1 例（胃）が術後穿通例であった . P/F-S 法の創閉鎖成功率は 80.0％（4/5）で \, 比較的高い創閉鎖 成功率で \, 手術を回避できた . しかし \, 食道例 1 例で穿孔閉鎖 が得られず \, 緊急外科手術を要した . 不成功例：80 歳 / 男性 \, 胸部食道の食道表在癌に対し ESD を 施行した . 以前の ESD 後潰瘍瘢痕の近傍の病変であり \, 粘膜下 層内に高度の線維化を認め \, 剥離に難渋し約 15mm の広範囲穿 孔を来した . P/F-S 法にて \, 穿孔部を覆い周りをクリップにて 固定したが \, 穿孔部が広範囲で \, 狭い食道内において PGA フェ ルトが穿孔部に密着せずテント状に浮いた状態となった . やは り \, 創閉鎖が不十分であり \, 翌日に縦郭内に著明な液体貯留も 認めたため \, 保存的加療は不可能と判断し \, 緊急で外科的縦郭 ドレナージ術を施行した . その後も長期に穿孔部が閉鎖せず \, 数か月にわたる絶食を要した . \n【結語】 ESD 術中穿孔 / 術後穿通に対し P/F-S 法を施行した 5 例を経 験した . 本法により従来のクリップ縫縮では対応困難な巨大穿 孔 \, 複数ヶ所穿孔や術後穿通例に対して保存的に対応可能で \, 緊急手術を回避できる可能性が示唆された . ただし \, 良好な効 果を得るためには穿孔部を確実に被覆 \, 閉鎖する必要がある . \n  \n9. 消化管穿孔及び瘻孔症例に対するポリグリコール 酸（PGA）シートとフィブリン接着剤の有効性 – 多施設遡及的研究　PGA Study Group \n＜背景＞ 　ポリグリコール酸（PGA: Polyglycolic acid）シートは穿孔， 瘻孔閉鎖に対して有用である可能性があるが，多施設での治 療成績は報告されていない． \n＜目的と方法＞ 消化管穿孔 \, 及び瘻孔に対する PGA シートとフィブリンによ る内視鏡的閉鎖術の有用性を明らかにするために，2013 年 4 月から 2018 年 3 月に実施した同法の治療成績を遡及的に検討 した． \n＜結果＞ ①内視鏡治療術中穿孔：66 例［食道：胃：十二指腸：大腸 6:22:12:26\, 穿孔径中央値 5mm（範囲 1-30）］に対して穿孔確認 直後に PGA シートを中央値 1 回（範囲 1-3）被覆した . 49 症例 （74％）でクリップを併用し，60 例（91％）で閉鎖が可能であっ た . 閉鎖例において \, 閉鎖術開始後食事開始までは中央値 6 日 （範囲 2-23）であった . ②内視鏡治療後遅発穿孔：25 例［食道：胃：十二指腸：大腸 5:11:7:2\, 穿孔径中央値 5mm（範囲 1-30）］に対し，穿孔確認直 後に PGA シートを中央値 1 回（範囲 1-4）被覆し，全症例で閉 鎖が可能であった . 閉鎖術開始後食事開始までは中央値 10 日 （範囲 1-124）であった . ③瘻孔：45 例［交通臓器：胸腔 5\, 縦隔 4\, 気管支 10\, 腹腔 6\, そ の他 20）瘻孔径中央値 5mm（範囲 1-20）］に対して \,PGA シー トを中央値 2 回（範囲 1-10）使用し \,25 例（56％）で瘻孔閉鎖が可 能であった . 閉鎖術開始後食事開始までの期間は中央値 16（範 囲 1-222）日であった . \n＜結語＞ 　PGA シートは内視鏡治療の術中および遅発性穿孔に対し有 用であり，瘻孔の閉鎖に対しても一定の効果が期待できる
URL:https://www.jges.net/event/2019-18643
LOCATION:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール\, 高輪3-13-1\, 港区\, 東京都\, 108-0074\, Japan
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SUMMARY:第１回　A型胃炎の診断基準確立に関する研究会
DESCRIPTION:代表世話人\n鎌田 智有 (川崎医科大学 健康管理学) \n当番世話人\n寺尾秀一 (加古川中央市民病院 消化器内科) \n丸山保彦 (藤枝市立総合病院 消化器内科) \n会期\n2019年6月2日(第97回日本消化器内視鏡学会総会)　13：30～16：00 \n会場\n第6会場（グランドプリンスホテル新高輪　国際館パミール　2階　『青葉』） \n  \nプログラム\n司会\n寺尾秀一 (加古川中央市民病院 消化器内科) \n丸山保彦 (藤枝市立総合病院 消化器内科) \n指定演題　\n「国内外におけるA型胃炎の診断の動向」 \n演者　川崎医科大学 健康管理学　鎌田智有 \n特別講演\n「A型胃炎の組織診断基準:これで、どこまで診断可能か」 \n演者　PCLジャパン病理・細胞診センター、新潟大学名誉教授　渡辺英伸 \nパネルディスカッション　\n「A型胃炎の診断基準作成のための現状と問題点」 \n司会\n寺尾秀一 (加古川中央市民病院 消化器内科) \n丸山保彦 (藤枝市立総合病院 消化器内科) \n各演題発表6分　追加発言4分　質疑応答1分　総合討論35分 \n  \n１．A型胃炎9例の検討 \n湘南鎌倉総合病院消化器病センター  \n〇佐々木　亜希子、江頭　秀人、市田　親正、田澤　智彦、西野　敬祥、 　木村　かれん、田崎　潤一 \n２．A型胃炎診断の現状と問題点 \n宇治徳洲会病院　健診センター １）、消化器内科２）  \n〇小寺　徹１）、安田　光徳２） \n３．健診受診者における自己免疫性胃炎の頻度に関する検討 \n島根県環境保健公社総合健診センター  \n〇足立　経一、野津　巧、三代　知子 \n４．追加発言それぞれ異なる内視鏡所見，血液検査所見を示したA型胃炎の３症例  \n星ヶ丘医療センター　消化器内科  \n〇新宅　雅子 \n５．自己免疫性胃炎の臨床的特徴と組織学的特徴 北海道大学病院 \n光学医療診療部１）、同　消化器内科２）  \n〇石川　麻倫１）、小野　尚子２） \n６．当施設で診断したA型胃炎の臨床的所見の検討 \n川崎医科大学総合医療センター　健康管理学１）、同　総合内科学２ ２）、同　検査診断学（内視鏡・超音波）３）、淳風会　健康管理センター ４）、 同　ロングライフホスピタル５）、川崎医科大学　消化管内科学６）  \n〇角　直樹１）、鎌田　智有１）、末廣　満彦２）、眞部　紀明３）、井上　和彦４）、久本　信實５）、塩谷　昭子６）、河本　博文２）、春間　賢２） \n７．当科における自己免疫性胃炎（AIG）の診断と問題点について  \n春藤内科胃腸科１）、とくしま未来健康づくり機構２）、 徳島大学消化器内科３）  \n〇春藤　譲治１）、青木　利佳２）、岡久　稔也３） \n８．自己免疫性胃炎の診断に関する検討  \n東京女子医科大学　消化器内視鏡科１）、消化器内科２）  \n〇岸野　真衣子１）、中村　真一１）、徳重　克年２） \n9．自己免疫性胃炎の診断  \n浜松医科大学臨床研究管理センター １）、同　第一内科２）、同　学光学医療診療部３）  \n〇古田　隆久１）、山出　美穂子２）、魚谷　貴洋２）、鏡　卓馬２）、鈴木　崇弘２）、樋口　友洋２）、濱屋　寧２）、杉本　健２）、谷　伸也３）、大澤　恵３） \n１0．A型胃炎（AIG）の診断基準－PCA陰性・低値例について  \n藤枝市立総合病院　消化器内科  \n〇寺井　智宏、丸山　保彦 \n１１．病理学所見を必須した基準からみた場合の主要検査項目陽性割合の検討  \n加古川中央市民病院　消化器内科  \n〇鈴木　志保、寺尾　秀一 \n抄録\n指定演題.　 国内外における A 型胃炎の診断の動向 \n A 型胃炎は本邦では欧米に比較してその頻度は少ないと考えられてきたが、内視鏡検診や胃がんリスク層別化検診における D 群などを契機にその報告例は近年増加している。しかしながら、その診断基準は未だ確定したものはなく、各施設のそれぞれの基準で診断が行われているのが現状である。 \n海外における A 型胃炎の診断は、その特徴的な病理組織学的所見および抗胃壁細胞抗体や抗内因子抗体検査を中心に行われている。内視鏡検査では胃粘膜組織を採取することを主目的とし、内視鏡所見は感度・特異度が低い、観察者間の一致率が低いことから、病理学的および血清学的所見が主に診断 に取り入れられている。A 型胃炎の病理組織像は初期相から 終末相にかけて異なるが、その典型的な特徴として、胃体部粘膜は壁細胞の消失、粘膜固有層のリンパ球・形質細胞浸潤、腸上皮化生および偽幽門化生、ECL 細胞過形成（線状・結節状）などを認めると報告されている。 \n本邦における A 型胃炎の診断については、まず内視鏡検査にて胃体部優勢の萎縮、すなわち逆萎縮の所見からその拾い上げはある程度可能である。このような内視鏡所見から A 型胃炎を疑った際には、前庭部と胃体部粘膜からの胃生検を行い、典型的な病理学的所見を確認することや ECM の有無（HE染 色およびクロモグラニン染色）が診断の重要なカギとなる。さらに、血液検査にて空腹時ガストリンおよび抗胃壁細胞抗体 や抗内因子抗体の測定、さらには血清ペプシノゲン測定が必要と考えられるが、保険適用で測定が可能なのはガストリンのみであり、臨床診断の課題も残されている。 \n本指定演題では、海外における A 型胃炎の診断について主な文献をレビューし、本邦での診断基準作成にどこまで沿えるかなどについて発表する。 \n特別講演.　 A 型胃炎の組織診断基準 : これで、どこまで診断可能か \n A 型胃炎の診断は、臨床所見（貧血、抗壁細胞抗体ないし抗内因子抗体の異常、内視鏡上での胃底腺粘膜萎縮）と病理組織所見（胃底腺粘膜萎縮と ECL 細胞過形成）の組み合わせで行われています。胃炎の国際分類 The Sydney System 普及で、A 型胃炎の組織診断に必須の胃体部大弯粘膜が常時観察できるようになってきました。これによって、2006 年から 2017 年までに鉗子生検で確認された A 型胃炎 94 例中、64 例の 68％が組織像で A 型胃炎と診断されました（後に、胃底腺粘膜萎縮確認。未発表資料）。 \n以下に、演者の A 型胃炎組織診断基準の試案を挙げました。 \n#1：胃底腺粘膜の萎縮が高度 \n・粘膜高の低下（腺管の短縮）と胃小窩の延長。胃小窩長：腺管 長＝ 1：1 \n・壁細胞の消失・著減（遺残する壁細胞は変性・萎縮性） \n・主細胞の消失・頸粘液細胞化生（頸粘液細胞が少数散在） \n・化生幽門腺の増加（この部に ECL 細胞過形成を伴う） → 減少 （腸上皮化生の増加で） \n#2：Enterochromaffin-like（ECL）cells 細胞過形成：あり　（軽 度～高度） \n・腺管内（intraglandular ECL cell hyperplasia）：あり \n・腺管外（extraglandular ECL cell hyperplasia）：あり～なし \n#3：慢性炎症細胞浸潤： ・萎縮性腺部の周囲に CD3 陽性 T リンパ球が増加。腺管の破 壊や好中球浸潤（+）/（-） \n#4：ガストリン細胞の過形成：あり＞なし。 \n1.　 A 型胃炎 9 例の検討 \n【背景】当院で経験した A 型胃炎の診断と臨床病理学的特徴について検討した。 \n【方法】2016 年 10 月から 2018 年 12 月の間に当院の上部消化管内視鏡検査で高度萎縮性胃炎（木村竹本分類 O-3、O-p）を認めた 864 例のうち、A型胃炎と診断した 9 例を対象とした。A 型胃炎の診断は内視鏡検査で胃体部優位の萎縮があり（逆萎縮）血液検査で高ガストリン血症と抗胃壁細胞抗体が陽性であることを原則とし、それらを満たさない症例については抗内因子抗体、悪性貧血や多発神経内分泌腫瘍（neuroendocrine tumor:NET）、病理組織学的な内分泌細胞微小胞巣（endocrine cell micronest：ECM）の存在を参考に A 型胃炎と診断した。 \n【結果】診断時の平均年齢は 63.3 歳（41-82 歳）、男女比 6：3 で、平均経過観察期間は 5 年（0.5-21 年）、初診時の主訴は貧血が 6例（66.7％）で最多であった。平均ガストリン値は 3214pg/ml（727-7306pg/ml）、抗胃壁抗体陽性 6 例（66.7％）、抗内因子抗体陽性 4 例（44.4％）、悪性貧血を 7 例（77.8％）に認めた。逆萎縮、高ガストリン血症、抗胃壁細胞抗体陽性を全て満たすものは 3例（33.3％）であった。H.pylori 陽性は 4 例（44.4％）認め全例で内視鏡的な逆萎縮は診断可能であった。併存疾患として多発 NET2 例、胃癌、多発NET と胃癌の併存、胃腺腫、サルコイドーシスを各々 1 例ずつ認めた。多発 NET とサルコイドーシ スの 4 例で病理組織学的に ECM が証明された。 \n【結語】A 型胃炎の診断は逆萎縮、高ガストリン血症、抗胃壁細胞抗体陽性のみならず、その他の所見を含めた総合的な診断が必要と考えられた。 \n2.　 A 型胃炎診断の現状と問題点 宇治徳洲会病院 \n【当院での A 型胃炎診断基準】 \n以下の項目のうち、（I）を必須とし、（II）または（III）を満たす場合に A 型胃炎（自己免疫性胃炎 AIG）と臨床的に診断する。 \n（I）胃体部優位の内視鏡的高度萎縮 \n（II）抗壁細胞抗体（PCA）または抗内因子抗体（IFA）陽性（III）VB12 欠乏性貧血（PA） \n【自験例の臨床的所見】 \n1）2015 年から 2018 年に診断された症例は 24 例（男 12 女 12）、年齢は中央値 70.5 歳（44～88）で、60 歳未満は 3/24 であった。 \n2） 発見契機は貧血 12 例（VB12 欠乏 11 例、鉄欠乏 1 例）、内視鏡所見（胃体部優位萎縮、固着粘液、多発 pseudopolyp）10 例、除菌抵抗 2 例、PG 法強陽性 2 例であった（重複あり）。3） PCA、IFA 陽性率は 20/23、7/15 であった。PCA 陰性 3 例（IFA陽性 1 例）のうち IFA 陰性の 2 例は高度 PA を呈していた。PA 合併 11 例の PCA 抗体価（倍）は平均 33.6 中央値 20（≦ 10が 5/11）で、それ以外の 12 例（平均 155 中央値 160）に比べ低値であった。 \n4）Gastrin 高値（≧ 700pg/mL）は 16/20 で認めた。 \n5）H.pylori（Hp）感染合併と考えられる症例は 11 例で、血清Hp 抗体陽性（≧ 3.0）5 例、黄色腫 3 例、除菌成功 2 例、除菌抵 抗 2 例であった（重複あり）。前庭部萎縮を 6/11 に認めた。6） 早期胃癌（分化型）2 例、胃 MALT リンパ腫 1 例の合併を認めた（いずれも Hp 感染合併例）。 \n【診断における問題点】 \n1）萎縮が軽度の早期 AIG を通常内視鏡で拾い上げることは困難である。 \n2）PA 合併例のような高度萎縮例では PCA は低下や陰性化を示す可能性がある。 \n3）Hp 感染合併例では逆萎縮の視認が困難となることがある。 \n3 .　健診受診者における自己免疫性胃炎の頻度に関する検討  \n【背景・目的】自己免疫性胃炎（AIG）では、胃底腺領域に萎縮を来たし、前庭部に比して体部の萎縮が高度となる逆萎縮パターンを呈する。今回、我々は健診受診例における AIG の頻度を検討したので報告する。 \n【対象と方法】対象は、2016 年 5月から 2018 年 10 月の 2.5 年間で、上部消化管内視鏡検査を行った症例のうち、胃全摘例を除外した重複のない 7425 例（男性4684 例、女性 2741 例、平均年齢 51.8 歳）である。内視鏡検査で逆萎縮を疑った 62 例に対して、冷凍保存血清を用いて抗壁細胞抗体および抗内因子抗体を測定し、どちらかでも陽性の症例を AIG と診断した。 \n【結果】62 例中 36 例（58.1％）が AIGと診断され、全体における頻度は 0.48％であった。男性 18 例、女性 28 例、平均年齢 59.3 歳で、男性での頻度は 0.38％で、女性では 0.66％であった。抗壁細胞抗体陽性が 35 例で、抗内因子抗体陽性が 6 例であり、共に陽性が 5 例であった。H.pylori感染は陰性 18 例、陽性 1 例、除菌後 17 例であった。また、7例において甲状腺機能異常を有していた。ペプシノーゲン（PG）Ⅰ / Ⅱ比は平均 2.0（0.1-6.7）であり、1.0 以下が 15 例、1.0～3.0が 8 例、3.0 以上が 10 例であった。血清ガストリン値は平均1324（10-4700）pg/ml で、200 以 下 が 8 例、201～999 が 14 例、1000 以上が 11 例であった。 \n【結語】一般住民に近い健診受診例において 0.48％が AIG と診断され、自覚症状の乏しい健診受診例において高頻度に AIG が存在することが明らかになった。 \n4 .　それぞれ異なる内視鏡所見 \, 血液検査所見を示し た A 型胃炎の 3 症例 \nA 型胃炎診断基準を \, ①内視鏡観察で体部粘膜高度萎縮と前庭部粘膜正常所見 \, ②病理組織で胃底腺消失像 \,ECL 細胞増加 \,幽門腺非萎縮像 \, ガストリン細胞過形成 \, ③血液検査で抗壁細胞抗体（PCA）陽性\,高ガストリン血症\,ペプシノーゲン（PG）I\,I/II 比の著明な低下 \, と仮定した . 上記基準を満たす 3 症例を提示する.症例1は41歳女性.高度貧血Hb5.5g/dl\,鉄1μg/dl\,フェリチン 4ng/ml\,X 線検査で多発胃ポリープを指摘され受診した . \n体部小弯 \, 前後壁に多数の扁平隆起（胃底腺残存粘膜）を認め \, 体部大弯萎縮部に WGA 様所見も散見された .PCA80 倍\,ガストリン 5130pg/ml\,PGI4.7ng/ml\,I/II 比 0.5. 症例 2 は 60 歳女性 . 子宮筋腫があり鉄剤服用していた .Hb12.8g/dl. 穹隆部\, 体部全体に小隆起が散在し \, 粘膜表層に血管が目立つ部位ではECM が増生していた . \nPCA160 倍以上 \, ガストリン 3000pg/ml以上 \,PGI24.8ng/ml\,I/II 比 1.1. 症例 3 は 40 歳男性 . 近位前庭部に萎縮像が見られ \,H.P. 既感染が疑われたが \, 体部大弯から前壁に多数の扁平隆起（胃底腺残存粘膜）を認め \, 抗内因子抗体陽性であった .PCA160 倍以上 \, ガストリン値は他の 2 例より少なく 1200pg/ml\,PGI2.4ng/ml\,I/II 比 0.4. 貧血なく Hb14.3g/dl\,H.P.IgG 抗体は 5.8U/ml であった. \n3症例は内視鏡所見 \, 血液検査所見に相違があるが \, 生検ではいずれも多数のリンパ球浸潤や胃底腺をリンパ球が破壊する像を認め \,A 型胃炎の比較的初期段階と推定された . 今後の慎重な経過観察が A 型胃炎病態解明に役立つと考える . \n5.　 自己免疫性胃炎の臨床的特徴と組織学的特徴  \n自己免疫性胃炎は胃腫瘍の精査や高ガストリン血症を契機に、いわゆる逆萎縮パターンで発見されることが多いが、その診断基準は明確ではない。当院では、①内視鏡的および組織学的に体部優位な萎縮を呈していること、②高ガストリン血症 伴うこと、③抗壁細胞抗体または抗内因子抗体が陽性であることを診断基準としている。自己免疫性胃炎と診断した 15例について、臨床病理学的な検討を行った。 \n年齢中央値は 70 歳［24-83 歳］で、男女比は 14：1 と女性が圧倒的に多かった。抗胃壁細胞抗体は 13 例で陽性で、抗内因子抗体は 6 例で陽性であった。ガストリン値の中央値は1155pg/mL［765-7255pg/ml］で、H.pylori は 9 例で未感染であった。8 例に腫瘍の発生を認め、6 例が胃癌、2 例が神経内分泌腫瘍であった。 \n前庭部大弯、胃体部大弯、前庭部小弯、胃角部小弯、胃体部小弯における updated Sydney system による胃炎評価およびchromograninA、synaptophysin、CD56 の発現と内分泌細胞微小胞巣数を計測した。また、切除した腫瘍および隣接非腫瘍 粘 膜 における chromograninA、synaptophysin、CD56、p53、Ki67、CD10、MUC2、MUC5AC、MUC6 の発現評価を行ったため、併せて報告する。 \n6.　 当施設で診断した A 型胃炎の臨床的所見の検討 \n【背景】A 型胃炎は Strickland らが提唱した特殊な胃炎で、本邦では比較的まれな疾患とされてきたが、近年報告例が増加している。 \n【対象と方法】A 型胃炎の定義は 1）胃体部優位の内視鏡的逆萎縮、2）抗胃壁細胞抗体あるいは抗内因子抗体陽性、3）endocrine cell micronest（ECM）陽性とし、1）に加え、2）か 3）のいずれかが陽性とした。診断基準を満たした 40 症例を対象とし、血清ガストリン値、ペプシノゲン（PG）値、抗胃壁細胞抗体陽性率、抗内因子抗体陽性率、H.pylori 感染率、上部消化管内視鏡検査所見などについて検討した。H.pylori の診断については、血清抗 H.pylori 抗体陽性か迅速ウレアーゼ試験陽性とした。 \n【成績】男性 18 例、女性 22 例、平均年齢 69.3 歳（41-89 歳）、血清ガストリンは平均値 2911.7pg/ml（440-7800）、PG 平均値は PG Ⅰ 8.5ng/ml（1.6-58.3）、PG Ⅱ 10.5ng/ml（4-43.6）、PG Ⅰ / Ⅱ比 0.8（0.2-3.6）、H.pylori 感染率は 10.5％（現感染 4 例、未感染 27 例、除菌後 7 例、検査未 2 例）であった。また、抗胃壁細胞抗体陽性率は 83.8％（31/37）、抗内因子抗体陽性率は44.8％（13/29）、ECM 陽性率は 68.8％（22/32）であった。内視鏡的胃粘膜萎縮（木村・竹本分類）:O- Ⅲ 60.0％（24/40）、O- Ⅱ37.5％（15/40）、O- Ⅰ 2.5％（1/40）、胃体部：血管透見像の明瞭67.5 ％（27/40）、 固 着 粘 液 30.0 ％（12/40）、 過 形 成 ポリープ22.5％（9/40）、偽ポリープ 7.5％（3/40）、前庭部：稜線状発赤 7.5％ （3/40）、輪状模様 2.5％（1/40）を認めた。 \n【結語】本診断基準にて診断された A 型胃炎は、女性にやや多く、高ガストリン血症および低ペプシノゲン血症を呈し、特徴的な内視鏡所見を有していた。診断基準の作成においては、組織学的な逆萎縮および抗胃壁細胞抗体を必須とするかなどが今後の課題である。 \n7.　 当科における自己免疫性胃炎（AIG）の診断と問 題点について \n【目的】AIG は Hp 感染胃炎と同様に、胃癌発症の母地となる慢性萎縮性胃炎を来す疾患であるが、いまだ診断基準が明確に確定されていない。今回当科にて診断した AIG48 例の臨床病理学的特徴を検討し、AIG 診断における問題点について考察する。 \n【方法】対象は、2013 年 10 月 1 日～2018 年 12 月 31 日までの期間に 1 人の内視鏡医が連続して行った上部消化管検査 5\,607例（重複例を除く）の中で、次の診断基準を満たした 48 例であ る。診断基準は①内視鏡的および病理組織学的に胃体部優位の逆萎縮性胃炎を認める。②抗胃壁細胞抗体または抗内因子抗体が陽性。③ EC-like cell hyperplasia or ECM 陽性。①を必須とし、②または③のいずれかを満たすものと定義した。 \n【成績】AIG は内視鏡検査 5\,607 例中 48 例であり、頻度は 0.86％であった。平均年齢は 70 歳±、男女比は 1 対 2.4 であり女性に多かった。60 歳以上の女性における頻度は 2.04％と高率であった。PG 平均値は（PG Ⅰ 7.4\,PG Ⅱ 8.1\, Ⅰ / Ⅱ比 0.9）であり、血清ガストリン値平均値は 2\,689pg/ml であった。随伴病変としては NET4 例（8.3％）、胃癌 3 例（6.3％）、腺腫 2 例（4.2％）、過形成性ポリープ 15 例（31.3％）を認めた。抗壁細胞抗体陽性率 91.7％（44/48）、抗内因子抗体陽性率 47.6％（20/42）、EC-like cell hyperplasia or ECM 陽性率 86.5％（32/37）であった。抗壁細胞抗体が陰性から陽性に変化した症例を 1 例認めた。また、抗壁細胞抗体陰性例 4 例中、2 例は抗内因子抗体陽性であり残りの 2 例は ECM 陽性であった。Hp 感染診断では現感染 2 例、既感染 6 例、判定不能 40 例であった。 \n【結論】今回の検討では、AIG の頻度は 0.86％であり過去の本邦の報告より多い結果であった。抗壁細胞抗体は陰性から陽性に変化する例もあり経過観察する事が重要である。AIG の診断基準には自己胃抗体陰性の場合における、病理学的診断基準の確立も必要と考えられた。 \n8 .　自己免疫性胃炎の診断に関する検討 \n＜目的＞自己免疫性胃炎（AIG）診断基準確立への寄与を目的とし症例を検証した。当科は①～④全てを満たす例を AIG 確定としている。 \n①逆萎縮②自己抗体（PCA and/or IFA）陽性③血清ガストリン（Ga）値≧ 200pg/ml ④ペプシノーゲンⅠ（PG1）値＜ 30ng/ml \n＜対象・方法＞ PCA、IFA、Ga 値、PG1 値を測定した胃炎症 例 115 例中、①～④を 1 項目以上満たす 68 例を対象とし AIG確診 30 例を確診群、同群以外の 38 例を疑診群とした。疑診群の抗体価や内視鏡所見を中心に AIG 診断との関連を検証した。 \n＜結果＞確診群 / 疑診群の PCA 抗体価は、10 倍 2 例 /10 例、20 倍 6 例 /0 例、40 倍 8 例 /1 例、80 倍 9 例 /0 例、160 倍2 例 /0 例、320 倍 1 例 /1 例と、疑診群の低抗体価割合が多かった。 \n疑診群の抗体価 10 倍例中 3 例は AIG を否定、残りの 7 例中 5例は Hp 陰性且つ除菌歴のない高度萎縮例であった。Hp 自然除菌との鑑別が困難と考えたが、うち 4 例は甲状腺疾患があり多腺性自己免疫症候群と考え確診群と同等にフォローしている。 \n疑診群のうち逆萎縮を認めた 7 例中 4 例が自己抗体陰性であった。うち 3 例は Hp 陰性且つ除菌歴がなく低 PG1 値を示した。うち 2 例は Ga 値＞ 900pg/ml であった。Hp 陽性の 1 例は悪性貧血と胃粘膜に ECM を認めた。以上からこの 4 例を抗体陰性 AIG 症例と考えている。 \n＜まとめ＞ AIG 診断は「自己免疫」の関与を示す抗体検査と「胃炎」の内視鏡診断が基本と考える。本検討で確診群では抗体低力価は少ないこと、低力価の中に診断困難例があること、抗体陰性でも確診である可能性を示した。診断基準確立に関しては関連疾患の有無など副次的因子を取り入れることも有用と考える。 \n9.　 自己免疫性胃炎の診断  \n自己免疫性胃炎（AIG）の病態は、抗壁細胞抗体（APCA）、もしくは抗内因子抗体（AIFA）により壁細胞が自己免疫的機序により傷害され、関連する主細胞も喪失すると考えられている。主細胞の喪失は胃体部の萎縮となり、これは、内視鏡的な逆萎縮、組織学的には体部線領域の萎縮、そして、血清ペプシノゲン I の低下として表現される。壁細胞の喪失は、VitB12の吸収不良に加えて、無酸症を来たし、血清ガストリンの上昇として表現され、それは ECL 細胞の過形成や小胞巣へつながる。従って、AIG の検査所見として、 \nI：自己抗体陽性 \n1. 抗壁細胞抗体 and/or 抗内因子抗体陽性 \nII: 体部有意の萎縮性変化 \n1. 著しい体部萎縮と内視鏡的逆萎縮 \n2. 組織学的な体部有意の高度萎縮 \n3. 血清ペプシノゲン I 低値 \nIII: 壁細胞の喪失：酸分泌低下 \n1. 高ガストリン血症 \n2.ECL 過形成 /ECM 出現 \nと分類可能である。診断には、AIG の病態を考えれば、I-1 とI-2 のいずれかと II-1 と II-2 の要素をすべて満たす場合は自己免疫性胃炎と確診例と考えられる。内視鏡検査にて体部上部 大彎の血管透見が確認できる場合では、I+II-1 でも自己免疫性胃炎と診断可能である。 \n一方で、II-3 や III の各要素は関連所見と考えられる。当院でAIG と診断し得た症例を non-AIG と比較すると、特に血清ガストリンと PGI、PGI/II は、AIG と non-AIG の判別に有用であり、PGI/gastrin 比を計算すると高い精度で AIG と non-AIGの判別が可能である。 \nAIG の診断は、基本的には、自己抗体の存在と萎縮の評価を基本とすべきであるが、血清学的にも高い精度での診断が可能である。 \n10.　 A 型胃炎（AIG）の診断基準－ PCA 陰性・低値 例について \n内視鏡的逆萎縮かつ［PCA（抗胃壁細胞抗体）もしくは IFA（抗内因子抗体）陽性］を AIG とした．PCA は AIG の診断において重要であるが低値，陰性例での判断は議論の余地がある． \n【対象と方法】AIG 77 例（A 群）と open 萎縮で PCA・IFA 陰性 8 例（B 群）から以下の症例を抽出し血清ガストリン（G），PG，IFA，ECM を検討した．（1）A 群での検討：PCA 低値（10）10 例，高値（≧ 20）65 例．（2）A 群 PCA 低値での検討：IFA（+）6 例，IFA（-）4 例．G ≧ 700 の高 G 7 例，G ＜ 700 の低 G 3 例．（3）AB 群 PCA 陰性例での検討：IFA（+）2 例，IFA（-） \n8 例．高 G 6 例と低 G 4 例． \n【結果】（1）PCA 低値では IFAが 60％に認められ高値の 23％ と比較し有意に IFA（+）率が高かった．（2）PCA 低値において IFA（+）は G が高く PG1/2 比が低く貧血が高度である傾向を認めた．高 G 例では有意にIFA（+）率が高かった．IFA（-）かつ低 G かつ ECM なしの症例は病理所見と併せて PCA 偽陽性例と考えられた．（3）PCA（-）のうち IFA（+）例では ECM が高頻度で指摘され，IFA（-）例に比べて有意に G が高かった． また低 G 例に IFA（+）例はなかった． \n【考察】PCA10 倍の低値では IFA（+）となりやすく診断に迷ったときには有用である．PCA 低値で IFA 陰性の場合には非 AIG 例が含まれていており G や病理所見を加味した判断が必要と思われる．PCA・IFA 両抗体陰性例では「自己免疫性」という根拠に弱く，G，PG や通常の病理所見が合致しても高度萎縮の結果だけを見ている可能性もあり，AIG の診断基準としては少なくとも確診例からは外した方がよいと考える． \n11.　 病理学所見を必須した基準からみた場合の主要検査項目陽性割合の検討 \n１）当院で定めた AIG 診断基準を満たした例のうち対象研究の同意を得た 84 例について主要検査項目の陽性状況を検討した。 \n2）AIG 診断基準：1）内視鏡的に体部優位萎縮（+）かつ組織学的萎縮が体中位大弯＞前庭部 2）EC-like cell hyperplasia or ECM（+）3）APCAb or AIFAb（+）， \nこの 3 つのうち 1）+2）or1）+3）を満たすもの \n3）結果 \n男 : 女 26:58\, 平均年齢 69.0 才 \, \n主要検査項目の結果（Gastrin、PG 値は以前当研究会でアンケート調査時に提案された値を用いた） \nAPCAb（+）:65/78（83.3％） \nAIFAb（+）30/60（50.0％） \nGastrin（mean ± SE）1974.4 ± 1435.9\, \n700 以上 :75/85（88.2％）350 以上総数 :81/85（95.3％） \nPG Ⅰ 10 以下 :34/4（72.3％）PG Ⅰ 20 以下総数 42/47（89.3％） \nPG Ⅰ 25 以上 :6/47（12.6％）PG Ⅰ / Ⅱ 1.0 以下 :28/47（59.6％） \nPG Ⅰ / Ⅱ 1.5 以下総数 :38/47（80.1％）PG Ⅰ / Ⅱ 2.0 以下 \n総数 :42/47（89.4％）PG Ⅰ / Ⅱ 6.0 以下総数 :47/47（100.0％） \nEC like cell hyperplasia:71/82（86.6％） \nECM:46/81（56.8％） \nVB12（233 未満 :39/65（60.0％） \n4）考察：病理学的基準を基本にしつつ、各種臨床指標の基準 をさらに検討する必要がある。
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SUMMARY:第3回　十二指腸腫瘍の診断および低侵襲治療に関する研究会
DESCRIPTION:会期\n2019年6月2日（日） 13：30 ～ 16：00 \n会場\n第11会場（グランドプリンスホテル新高輪　国際館パミール　1階　『旭光』） \n代表世話人\n矢作　直久（慶応大学医学部　腫瘍センター） \n当番世話人\n小田　一郎（国立がん研究センター中央病院　内視鏡科） \n  \n開会の辞（当番世話人挨拶）　3分\n小田　一郎（国立がん研究センター中央病院　内視鏡科） \n附置研究会アンケート報告（発表15分、質疑8分）\n司会：布袋屋修 （虎の門病院 消化器内科） \n表在型十二指腸非乳頭部上皮性腫瘍（SNADET）に対する内視鏡治療に関するアンケート集計結果\n　　1．慶應義塾大学　医学部腫瘍センター \n　　2．国立病院機構京都医療センター　消化器内科 \n　　3．虎の門病院　消化器内科 \n　　4．がん研有明病院　消化器内科 \n　　5．国立がん研究センター中央病院　内視鏡科 \n　　6．自治医科大学　消化器内科 \n　　7．東京慈恵会医科大学　内視鏡科 \n　　8．獨協医科大学　消化器内科 \n　　9．石川県立中央病院　消化器内科 \n　　10．埼玉医科大学国際医療センター　消化器内科 \n　　11．昭和大学藤が丘病院　消化器内科 \n　　12．杏林大学　消化器外科 \n　　加藤元彦1)、落合康利1)、滝本見吾2)、布袋屋修3)、吉水祥一4)、 \n　　野中哲5)、小田一郎5)、三浦義正6)、原裕子7)、郷田憲一8)、 \n　　土山寿志9)、田島知明10)、山本頼正11)、阿部展次12)、矢作直久1) \n  \n第1部　十二指腸上皮性腫瘍（腺腫、癌）の臨床病理学的特徴－SM癌の特徴、胃型/腸型などによる違いの検討、部位による違いの検討など－（発表7分、質疑3分）\n司会：小山恒男（佐久医療センター 内視鏡内科）、関根茂樹（国立がん研究センター中央病院　病理科） \n  \n１．当科における胃型形質の表在性十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学的検討 \n松山赤十字病院 胃腸センター1)\, 同病理診断科2) \n平田　敬1)、蔵原　晃一1)、八板　弘樹1)、大城由美2) \n  \n２．表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学的特徴と胃型・腸型分化の関連性の検討 \n1．国立がん研究センター中央病院　内視鏡科 \n2．荒尾市民病院　消化器内科 \n3．佐賀大学医学部附属病院　消化器内科 \n4．国立がん研究センター中央病院　病理科 \n山本甲二1\, 2\, 3、張萌琳1、野中哲1、阿部清一郎1、鈴木晴久1、吉永繁高1、 \n関根茂樹4、小田一郎1、斎藤豊1 \n  \n３．非乳頭部十二指腸腫瘍における乳頭前・後に関する臨床病理学的特徴 \n松枝克典、神崎洋光、岡田裕之 \n岡山大学病院　消化器内科 \n  \n４．表在性非乳頭部十二指腸腫瘍の内視鏡的乳白色所見に関する臨床病理学的検討 \n東京慈恵会医科大学　内視鏡医学講座1) \n獨協医科大学　内科学 (消化器) 講座2) \n原　裕子1)\, 郷田憲一2)\, 炭山和毅1) \n  \n５．非乳頭部十二指腸SM癌のリンパ節転移危険因子に関する臨床病理学的検討 \n1．がん研有明病院　消化器内科 \n2．同　病理部 \n3．同　肝胆膵外科 \n4．昭和大学藤が丘病院　内視鏡センター \n吉水祥一1 河内洋2 山本頼正4伊藤寛倫3 藤崎順子1 \n  \n第2部　十二指腸上皮性腫瘍（腺腫、M癌、SM癌）に対する治療の現状と問題点－Cold polypectomy、EMR、ESD、外科手術等の適応、治療成績、問題点など－（発表7分、質疑3分）\n司会：矢作直久（慶応大学医学部　腫瘍センター）、小田　一郎（国立がん研究センター中央　内視鏡科） \n  \n１．当院における非乳頭部十二指腸表在性腫瘍に対する治療戦略 \n岡山大学病院　消化器内科　　 \n山崎　泰史、神崎　洋光、岡田　裕之 \n  \n２．十二指腸上皮性腫瘍に対する新たなEMR手技“Over-the-scope clip併用EMR(EMRO)”の治療成績 \n埼玉医科大学国際医療センター　消化器内科 \n田島知明　野中康一 良沢昭銘 \n  \n３．当院における十二指腸ESDの治療成績 \nNTT東日本関東病院　消化器内科 \n村元 喬、大圃 研 \n  \n４．十二指腸傍乳頭部腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術の治療成績の検討 \n京都府立医科大学大学院　消化器内科学 \n石田　紹敬　土肥　統　内藤裕二 \n  \n５．家族性大腸腺腫症 (FAP) 症例における半周性の表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍に対する浸水下内視鏡的粘膜切除術（U-EMR）と内視鏡的縫縮術（LACC） \n大阪国際がんセンター　消化管内科 \n中平　博子　竹内　洋司　上堂　文也  石原　立 \n  \n６．十二指腸SM癌に対する新たなオプション？—先行内視鏡的切除と膵頭十二指腸温存腹腔鏡下リンパ節郭清術の併用（症例報告） \n杏林大学外科1） \n杏林大学消化器内科2） \nNTT東日本関東病院消化器内科3） \n阿部展次1、橋本佳和1、大木亜津子1、竹内弘久1、阪本良弘1、森俊幸1 \n大野亜希子2 \n　大圃研3 \n  \n７．十二指腸ESDの診療報酬点数は適正か？ \n１）慶應義塾大学　医学部　消化器科内科 \n２）慶應義塾大学　医学部　腫瘍センター　低侵襲療法研究開発部門 \n水谷真理1)、加藤元彦1)\, 2)、落合康利2)、矢作直久2) \n  \n閉会の辞（代表世話人挨拶）　4分\n矢作　直久（慶応義塾大学医学部　腫瘍センター） \n  \n抄録\n1.　 表在型十二指腸非乳頭部上皮性腫瘍（SNADET） に対する内視鏡治療に関するアンケート集計結果 \n【背景】十二指腸上皮性腫瘍に対する内視鏡治療の実態については、疾患の希少性もあり一部のhigh volume center からの単施設報告にとどまっており、不明な点も多い。今回上記を明らかにするため本附置研会世話人施設での多施設アンケート調査を行った。 \n【方法】研究デザインは多施設アンケート調査。過去 10 年間の十二指腸 EMR/ESD の件数、短期成績、切除後病理所見、などをウェブ上のアンケート・フォームで集計した。 \n【結果】参加 11 施設での過去 10 年間の内視鏡治療件数は ESD730 例、EMR 1306 例の計 2036 例、参加施設の最近 1 年間の内視鏡治療件数は合計 390 件であった。偶発症の発生頻度は後出血が ESD 4.7％、EMR 2.2％、穿孔が ESD 12.8％、EMR0.6％、遅発穿孔が ESD 2.1％、EMR 0％であった。偶発症や治療困難による手術移行は 2.1％に見られ、術後 30 日以上の長期入院を要した症例は 12 例、0.59％に見られた。切除後の病理で癌と診断された症例は 32％で、SM 浸潤癌を 23 例、1.1％に認めた。 \n2 .　当科における胃型形質の表在性十二指腸上皮性腫 瘍の臨床病理学的検討 \n【目的】胃型形質の表在性十二指腸上皮性腫瘍（SNADETs）の臨床病理学的特徴を明らかにすること。 \n【対象と方法】当院で 2007 年 3 月から 2018 年 12 月の期間に内視鏡検査を施行し、内視鏡的切除や外科的手術で SNADETsと診断された症例の内、胃型マーカー（MAC5AC、MUC6）と腸型マーカー（MUC2、CD10）を用いた免疫染色を施行し、胃型形質と診断された SNADETs 26 症例 28 病変を対象とし、その臨床病理学的所見を遡及的に検討した。 \n【結果】胃型形質の SNADETs 症例の平均年齢は 71.8 歳で、男性 21 例、女性が 5 例であった。病理組織学的には、腺腫 11病変、NUMP（neoplasms of uncertain malignant potential）14病変、腺癌 3 病変に分類された。 \n胃型腺腫の平均腫瘍径は 9.1mm で、球部に 8 病変、下行部に3 病変であった。肉眼型は隆起型を呈するものが 6 病変、正常粘膜に覆われた粘膜下腫瘍様の形態を呈するものが 5 病変であった。色調は淡紅色が 8 病変、周囲と同色調のものが 3 病変であった。NUMP の平均腫瘍径は 7.4mm で、球部に 10 病変、下行部に 4 病変であった。肉眼型は粘膜下腫瘍様の形態を呈するものが 11 病変、隆起型を呈するものが 2 病変であった。色調は淡紅色が 8 病変、周囲と同色調のものが 6 病変であった。腺癌の平均腫瘍径は 10.3mm で、いずれも球部に位置していた。肉眼型は隆起型を呈するものが 2 病変、粘膜下腫瘍様の形態を呈するものが 1 病変であった。色調はいずれも淡紅色であった。 \n胃型形質の SNADETs 28 病変のなかで WOS を伴っていたのは 3 病変のみであった。また内視鏡治療の前に生検が施行されたのは 19 病変で、19 例病変の内 15 病変（78.9％）で術前に胃型腫瘍の可能性が示唆されていた。 \n【結論】胃型形質の SNADETs と、Brunner 腺過形成・過誤腫や腺窩上皮過形成 / 腺窩上皮過形成性ポリープなどの腫瘍様病変との鑑別は、内視鏡所見のみでは困難なことも多く、また、術前生検の正診率も比較的高いことから、必要性に応じて生検による病理学的な評価も有用と考えられた。 \n3 .　表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学 的特徴と胃型・腸型分化の関連性の検討 \n［背景］表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍は稀だが、近年増加傾向にあるとされる。表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍の臨床病理学的特徴と胃型・腸型分化の関連性について多数例での報告は少ない。 \n［方法］2000 年 1 月から 2017 年 5 月に当院で治療した表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍 176 例 179 病変について、胃型・腸型分化と臨床病理学的特徴を後方視的に検討した。術後胃と遺伝性疾患及び粘液形質が判定不能のものは除外した。 \n［結 果］性別（男 / 女）は 121/55 例、平均年齢 63.6 ± 11 歳であった。発見契機はスクリーニングが多く（110 例 \, 62.5％）、内視鏡的萎縮（ 無 / 有 ） は 80/96 例（Cl/C2/C3/O1/O2/O3=19/26/8/21/8/14）例であった。治療方法（内視鏡切除 / 手術）は 159/20 病変、腫瘍径中央値 14mm（3-77mm）、部位（球部 / 下行部 / 水平部）は 31/132/16 病変、病理組織診断（腺腫 /粘膜内癌 / 粘膜下層浸潤癌）は 63/111/5 病変、肉眼型（隆起型/ 陥凹成分あり）は 141/38 病変であった。胃型 : 腸型は 26:153病変で、多発の 3 病変は、胃型 : 腸型 0:6 病変であった。胃型・腸型分化と年齢、性別、発見契機、内視鏡的萎縮（無 / 有）との 有意な関 連 はなかった。胃型 : 腸型 の 平均腫瘍径は17.4mm:16.9mm、病理組織診断（腺腫 / 癌）は 7/19:56/97 病変、肉眼型（隆起型 / 陥凹成分あり）は 23/3:118/35 病変であり、有意差はなかった。胃型:腸型の病変部位（球部/下行部～水平部）は 22/4:9/144 と胃型において有意に球部に多かった（p ＜0.05）。 \n［結語］表在型非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍において胃型腫瘍は球部に多かった。 \n4.　 非乳頭部十二指腸腫瘍における乳頭前・後に関す る臨床病理学的特徴 \n【背景】 近年、表在型非乳頭部十二指腸腫瘍において乳頭前・後での粘液形質や発生学的な違いがあることが報告されているが、進行癌を含めた検討はされていない。 \n【目的】 多施設の症例集積から進行癌を含めた非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍について乳頭前・後での臨床病理学的特徴を比較検討した。 \n【方法】 2002 年 6 月から 2014 年 3 月の間に研究参加施設にて組織学的に十二指腸腺腫、癌と診断された 410 症例の臨床病理学的特徴を retrospective に解析した。組織学的異型度は revised Vienna classification（VCL）に準じ、VCL 3 ／ 4（low grade neoplasia ／ mucosal cancer）を粘膜内腫瘍とし、粘膜下層以深への浸潤を生じた VCL 5（submucosal invasion by carcinoma）を浸潤癌と定義し、2 群に分類して検討した。 \n【結果】 男性 267 例、女性 143 例、年齢中央値は 67（29-89）歳、腫瘍径中央値は 10（2-100）mm、病変部位は乳頭前 222 例、乳頭後188 例であった。組織学的診断は粘膜内腫瘍 321 例、浸潤癌89 例に分類された。乳頭前・後での比較は、浸潤癌は乳頭前／後にそれぞれ 62 ／ 27 例認め、乳頭前に有意に多かった（27.9％ vs. 14.4％ \, P ＜ 0.001）。粘膜内腫瘍における VCL3、4の乳頭前／後の分布も VCL4 が乳頭前に有意に多かった（28.7％ vs. 19.3％ \, P = 0.046）。また、全体で未分化型癌は 28例認め、乳頭前に有意に多い結果であった（38.7％ vs. 14.8％ \,P = 0.026）。切除可能であった局所進行癌において R0 切除された症例の中で、術後再発率が乳頭前において有意に高く（46.4％ vs. 8.3％ \, P = 0.021）、無再発生存期間も乳頭前で有意に短い結果であった（HR: 2.35; 95％ confidence interval: 1.09‒5.50; P = 0.028）。 \n【結語】 進行癌を含めた非乳頭部十二指腸腫瘍は、表在型非乳頭部十二指腸腫瘍と同様に乳頭前・後で臨床病理学的に異なる特徴を持っており、乳頭前の非乳頭部十二指腸腫瘍は乳頭後と比べより浸潤癌となりやすく、また、生物学的にも悪性度が高い可能性が示唆された。 \n5.　 表在性非乳頭部十二指腸腫瘍の内視鏡的乳白色所見に関する臨床病理学的検討  \n【目的】表在性非乳頭部十二指腸腫瘍（SNADET; superficial non-ampullary duodenal epithelial tumors）の多くが乳白色調粘膜（MWM; milk-white mucosa）を伴うこと、また MWMは組織学的に上皮に蓄積した脂肪滴であることを我々は報告してきた。しかし、ズダン染色による凍結標本を用いた検討では組織挫滅等の問題があり、詳細な検討が困難であった。最近、アディポフィリン・リポ蛋白（ADRP）染色を用いて、固定標本上で上皮内脂肪滴の存在を評価することが可能となった。そこで本研究では、内視鏡切除標本を用いて SNADET におけるMWM の発現分布と ADRP 染色所見および腫瘍異型度とのの関連性を明らかにしたい。 \n【方法】2014 年 4 月～2017 年 7 月に当院で内視鏡切除したSNADET のうち、切除標本の切り出しにより MWM の存在診断と分布を評価しえた 92 例を対象とした。組織学的に最大割面の切片に対して ADRP 染色を施し、内視鏡所見をブラインドにして消化管専門の 2 人の病理医が上皮内脂肪滴の割合について評価した。最大割面に一致する部位の内視鏡的MWM の割合について、切除当日の NBI 拡大内視鏡像を用いて 2 人の内視鏡医が組織診断をブラインドにして評価した。最大割面の病変表層における MWM の発現と ADRP 陽性部の割合における相関関係を解析した。また病変全体におけるMWM 陽性率と異型度の関連についても検討した。 \n【結果】92 例の最終組織は高異型度 / 低異型度腺腫 :39/53 例であった。切除標本の最大割面における内視鏡的 MWM とADRP 陽性率はほぼ一致しており、統計学的に有意な相関を認めた（相関係数 :0.867\,p ＜ 0.001）. MWM 陽性率（％）が LGD群 :61.08 ± 28.07 が HGD 群 :37.69 ± 31.37 に比し有意に高かった（p ＜ 0.001）。 \n【結論】MWM が上皮内脂肪滴を的確に描出していること、また MWM 陽性率は腫瘍異型度の予測に有用である可能性が示唆された。 \n6.　 非乳頭部十二指腸 SM 癌のリンパ節転移危険因子に関する臨床病理学的検討 \n【背景・目的】非乳頭部十二指腸 SM 癌（SM 癌）は，他臓器と同様に転移リスクがあり，リンパ節転移（LNM）陽性例は予後不良となることが示唆されている．しかしながら，SM 癌はその疾患頻度の低さから臨床病理学的特徴が明らかになっていない． \n【対象・方法】当院では 2006 年～2018 年に早期十二指腸癌149 例に対して内視鏡的切除（ER）または外科切除を施行した． \n最終病理診断に基づき M 癌 137 例（92％）と，SM 癌 12 例（8％）の臨床病理学的所見を比較検討した．また，SM 癌の LNM 危険因子について検討した． \n【結果】患者背景は男性 92 例，女性 57 例，年齢中央値 64 歳（36-86），治療方法は ER: 外科切除＝ 84:65 例であった．M 癌と SM 癌の比較では，腫瘍径，色調には有意差がなかった． \n部位が乳頭口側の割合は，M 癌 :SM 癌＝ 47％（65/137 例）:83％（10/12 例）と SM 癌で有意に多く（P=0.017），肉眼型が複合型（0-Ⅱa+Ⅱc）の割合は，M癌:SM癌＝5％（5/137例）:50％（6/12例）と SM 癌で有意に多かった（P ＜ 0.001）．脈管侵襲（LVI）陽性率は M 癌 :SM 癌＝ 0％（0/137 例）:50％（6/12 例）と SM 癌で有意に高かった（P ＜ 0.001）．免疫染色による SM 癌 12 例の形質発現は，胃型 4 例，混合型（胃型優位）7 例，腸型 1 例であった． \n所属リンパ節郭清を行った外科切除例の LNM 陽性率は，M癌:SM癌＝0％（0/31例）:46％（5/11例）とSM癌で有意に高かった（P ＜ 0.001）．SM 癌における組織型別の LNM 陽性率は，高・中分化 : 低分化＝ 25％（2/8 例）:100％（3/3 例）であり，低分化は全例が LNM 陽性であった．LVI 陽性例の LNM 陽性率は60％（3/5 例），LVI 陰性例の LNM 陽性率は 33％（2/6 例）であった．SM 浸潤距離別では，粘膜筋板からの浸潤距離が＜ 500 オm:500～999 オ m:1000 オ m ≤＝ 50％（2/4 例）:50％（1/2 例）:40％（2/5 例）であり，浸潤距離が＜ 500 オ m であっても LNM 陽性例を認めた． \n【結語】少数例の検討ではあるが，SM 癌の LNM 陽性率 45％と高頻度であった．組織型に関わらず，浸潤距離が SM 浅層までの病変であっても LNM 陽性例を認めた． \n7 .　当院における非乳頭部十二指腸表在性腫瘍に対す る治療戦略 \n【背景】近年、コールドポリペクトミー、Underwater EMR（UEMR）の出現により、非乳頭部十二指腸表在性腫瘍に対する内視鏡治療は変容を遂げつつある。当院では、遡及的検討の結果から腫瘍径、組織型（低異型度腺腫 or 高異型度腺腫/癌）に応じた治療戦略を立てており、6mm 以下の低異型度腺腫はCold forceps polypectomy（CFP）、7-20mm は UEMR、21mm以上は校費で Duodenal-laparoscopic and endoscopic cooperative surgery（D-LECS）を行っている。今回、その治療成績に関して報告する。 \n【対象及び方法】対象は 2016 年 1 月から 2019 年 1 月の間に、当院で切除を行った非乳頭部十二指腸表在性腫瘍 64 病変。病変背景及び治療成績を遡及的に検討し、治療戦略の妥当性を検証した。 \n【結果】CFP は 26 病変に施行した。全例外来で施行し、腫瘍径中央値 は 5（2-8）mm で、全例低異型度腺腫であった。偶発症なく全例消失が確認されているが、2 病変は CFP 後に遺残を認めたため、再度の CFP を施行し、その後の内視鏡検査で消失を確認した。UEMR は 32 病変に施行し、UEMR 後創部を全例クリップ縫縮した。腫瘍径中央値 12（6-30）mm で、低異型度腺腫 16 病変、高異型度腺腫 / 粘膜内癌 16 病変であった。一括切除は 24 病変（75％）で、主に 15mm 以上の病変 8 病変（25％）は分割切除となった。28 病変は UEMR3 か月後内視鏡検査を施行しており、遺残再発は認めていない。1 例でUEMR2 日後に出血を認めたが、内視鏡的クリップの追加で止血可能であった。D-LECS は 6 病変に対して施行した。1 例は20mm 以下であったが、ブルネル腺由来の陥凹性病変で、UEMR 困難と判断し LECS を施行した。腫瘍径中央値は 30（12-45）mm であり、低異型度腺腫 1 病変、高異型度腺腫 / 癌5 病変であった。偶発症として一過性の腸閉塞ならびに胃排泄遅延をそれぞれ 1 例ずつ認めたが、保存的加療で改善した。 \n【結語】腫瘍径や組織型に応じて治療法を選択することにより、有効で安全な内視鏡治療が可能になると考える。 \n8 .　十二指腸上皮性腫瘍に対する新たな EMR 手技 “Over-the-scope clip 併用 EMR（EMRO）” の治 療成績  \n【背景】十二指腸 EMR は比較的サイズの小さな病変に選択され ESD と比較すれば手技の難易度は低いとされるが、必ずしも容易で安全な手技とは言えない。表在性非乳頭部十二指腸腫瘍（SNADET）は平坦病変や小病変でも lifting 不良な場合や局在によっては EMR での一括切除困難として ESD への移行を余儀なくされ、EMR を強行すると分割切除や遺残する症例もある。我々はこのような十二指腸 EMR の問題点を解決するべく消化管全層縫合デバイスである Over-The-Scope Clip（OTSC）を 併 用 し た 新 た な EMR 手 技 “EMR with OTSC（EMRO）” を考案した。 \n【目的】EMRO の治療成績の検討と有用性、安全性の評価 \n【対象と方法】2017 年 9 月から 2019 年 1 月に当科で EMRO を施行した 10mm 以下の SNADET 14 病変で、局注での lifting不良または局在が原因で通常の EMR による一括切除が困難と判断したもの、術前生検にて癌と診断されたものを対象とした。これらに対し標本径、腫瘍径、術時間、一括切除 / 断端陰性切除率、術時間、穿孔 / 後出血率、最終病理診断、入院期間を retrospective に評価した。 \n【手技の実際】手技は鎮静剤使用下に内視鏡室で施行。腫瘍基部に OTSC を留置することで病変を偽ポリープ様の形態としスネアリングする。また OTSC の特徴を生かし未然に穿孔を予防する。最終的に OTSC 直上にスネアリングし粘膜下層を含めて十分な切除を行う。出血時も安全に焼灼止血できる。 \n【結果】平均標本径 13.1（11-15）mm、平均腫瘍径 8.1（5-10）mm、一括切除率 / 断端陰性切除率ともに 100％、平均術時間 14.9（8-20）分、穿孔率 / 後出血率 0/7.1（1/14）％、最終病理診断は腺腫10 例 / 癌 4 例（M：SM；3：1）であった。術後平均入院期間 2.5（2-3）日。後出血 1 例は止血鉗子にて止血した。 \n【結論】EMRO の適応は現状 10mm 以下の病変に限られるが病変の lifting の良し悪しに関わらず十分な切除ができる。さらに術中・術後穿孔を理論上回避でき、十二指腸内視鏡治療の選択肢の 1 つとなる可能性がある。 \n9 .　当院における十二指腸 ESD の治療成績 \n【背景】表在性非乳頭部十二指腸腫瘍（Superficial nonampullary duodenal epithelial tumor:SNADET）に対する内視鏡治療（ER：Endoscopic Resection）は外科治療に比して侵襲度が低い反面、胆汁膵液曝露による遅発性穿孔・後出血が問題となる。 \n当院では 2016 年 4 月以降 ER 後の潰瘍底を OTSC（over-thescope-clip）system で縫縮する ER-OTSC を主に行ってきた。ER は EMR-C もしくは ESD とし、10mm以上もしくは 10mm以下でも lifting が不良な病変に対して ESD を選択している。 \n【目的】ESD-OTSC の SNADET に対する治療成績の評価を行う。 \n【方法】対象は 2016 年 4 月から 2018 年 12 月までの間に、SNADET に対し ESD-OTSC を施行した連続 142 例。患者背景、治療成績について前向きに解析した。 \n【成績】背景は平均年齢 59.7（24-83）歳、男：女 =85：57、病変部位（球部 / 下行部 / 水平部）9/114/19、平均腫瘍径 19.2（3-63）mm、平均切除標本径 24.6mm（6-76）であった。一括切除術率100％、R0 切除率 88.0％（125/142）、病理組織は腺腫 : 癌が43:99（粘膜内癌 94 例、粘膜下層浸潤癌 5 例）、平均術時間 46.1分（5-300 分）、平均術後在院日数 5.9 日であった。OTSC による潰瘍底の完全縫縮率 93.0％（132/142）、平均 OTSC 使用は 1.3（1-4）個、平均縫縮時間 16.3（3-98）、完全縫縮では OTSC 単独が 112 例、留置スネアと OTSC の併用が 20 例であった。10 例で縫縮不成功（縫縮困難 6 例、不完全縫縮 4 例）を認めた。縫縮困難例のうち PGA シートを貼付したものが 5 例、クリップ縫縮が 1 例であった。不完全縫縮 4 例のうち腹腔鏡による追加縫縮施行が 2 例、残り 2 例は追加処置をせず経過観察とした。合併症は、OTSC 縫縮困難で PGA シートを貼付した乳頭近傍の病変で術直後に止血困難な出血を来たし緊急開腹手術となった症例が 1 例（0.7％）、その他後出血 10 例（7.0％）、OTSC 不完全縫縮後の遅発性穿孔 1 例（0.7％）、OTSC による食道の裂創 1 例（0.7％）、膵炎 1 例（0.7％）で認めたが、いずれも保存的に改善を認めた。 \n【結論】ESD-OTSC は低侵襲かつ術後合併症予防の点で有用であった。一方で OTSC による潰瘍底の縫縮は局在によって困難な場合があること、再施行が不可能なこと、不完全縫縮となった後の対処が今後の課題である。 \n10 .　十二指腸傍乳頭部腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術の治療成績の検討 \n【背景】乳頭部近傍の病変はその局在から腹腔鏡・内視鏡合同手術は困難であり \, 内視鏡切除も手技的に最難関の病変である . 今回 \, 乳頭より 10mm 以内の近傍に存在する非乳頭部病変を傍乳頭部腫瘍（PT）とし \, 非傍乳頭部腫瘍（NT）と比較検討した . \n【対象と方法】2017\,2018 年に ESD を施行した十二指腸腫瘍のうち \,PT3 例 \,NT35 例を対象とした． \n【結果】臨床的特徴として男女比（PT/NT 3:0/23:12）\, 平均年齢（PT/NT 64.3/61.7歳 ）\, 平 均 腫 瘍 径（PT/NT 30/16.9mm）\, 主 肉 眼 型（PT/NT I:IIa:IIb:IIc 1:1:0:1/3:22:0:10）であった . 全例ハサミ鉗子を用い \,OTSC 及びクリップによる縫縮を行なった .PT では治療範囲に乳頭が含まれたため \,ERBD 留置も行なった . 治療成績は平均治療時間（PT/NT 97/70 分）\, 平均縫縮時間（PT/NT 45/22分 ）\, 完 全 縫 縮 率（PT/NT 100/97.1 ％）\,R0 切 除 率（PT/NT 100/94.3％）\, 一括切除率（PT/NT 100/100％）\, 偶発症（PT/NT 0/5.7％）で \, 病理学的特徴は（PT/NT adenoma:TB1: その他2:1:0/1:30:4）\, 深達度（PT/NT M:SM1:SM2 3:0:0/28:2:1）で \, 脈管侵襲は認めなかった . PT 群では有意に腫瘍径が大きく \, 治療時間や ERBD 留置に伴って縫縮時間も長いが \, 完全縫縮は可能であり \, 治療成績にも差はなかった . \n【考察】PT に対する治療は手技的困難が伴うが \,PCM やハサミ鉗子の使用などの手技の工夫で \, その局在によらず \,NT 同様の治療をなし得ると考えられた . \n11.　 家族性大腸腺腫症（FAP）症例における半周性の表在性非乳頭部十二指腸上皮性腫瘍に対する浸水下内視鏡的粘膜切除術（U-EMR）と内視鏡的縫縮術（LACC）  \n【背景】我々は FAP 症例における多発非乳頭部十二指腸腺腫に対して Cold Snare Polypectomy（CSP）の安全性を報告してきたが，大きな病変または悪性を疑う病変に対する安全な治療法は確立していない . \n【症例】40 歳台　女性．家族歴は特記事項なし．33 歳時にFAP と診断され内視鏡的徹底的摘除中，横行結腸に粘膜下層深部浸潤癌を指摘され腹腔鏡下結腸亜全摘術を施行された . 上部消化管内視鏡検査でも十二指腸に多発ポリープを指摘され，当科紹介受診した． \n【上部内視鏡所見】多発する十二指腸ポリープ及び下十二指腸角内側に約半周性の白色調扁平隆起を認めた . \n【治療経過】分割 underwater endoscopic mucosal resection（U-EMR）を実施し \, 粘膜欠損部を LACC（a line-assisted complete closure）technique を用いて縫縮した . 病理診断は低異型度管状腺腫で \, 断端不明瞭であった．穿孔や術後出血などの有害事象はみられず \, 1 年後の内視鏡検査では治療部は瘢痕化し再発は認められなかった . \n【結語】UEMR は FAP 症例における大きな十二指腸腺腫に対して安全に実施可能であった． \n12.　 十二指腸 SM 癌に対する新たなオプション？—先 行内視鏡的切除と膵頭十二指腸温存腹腔鏡下リン パ節郭清術の併用（症例報告） \n（背景）十二指腸腺腫・粘膜内癌に対する内視鏡的切除（ER）が積極的になされるようになり、術前診断の困難さから術後 SM癌判明症例が今後増えてくる可能性がある。このような場合、リンパ節転移の可能性から、追加標準治療は膵頭十二指腸切除術（PD）であることに大方異論はないだろう。しかし、十二指腸 SM 癌は症例数も少ないことから、リンパ節転移のリスクファクター解析は十分に進んでいない。このような現状で、ER 後 SM 癌判明症例に対する画一的な PD は本当に正しい方針なのだろうか。 \n（目的）ER 後 SM 癌判明症例で、追加外科的戦略としての腹腔鏡下リンパ節郭清術により PD を回避した症例を経験したので報告する。 \n（症例）64 歳男性。十二指腸下行部 8mm 大の 0-IIa+IIc 病変。ER 後の病理診断：tub1\, sm400 オ m 浸潤 \, 脈管侵襲陰性 \, 断端陰性。追加治療として PD が標準治療であることを十分に説明したうえで、腹腔鏡下リンパ節郭清術を患者が希望した。また、術後永久リンパ節標本でリンパ節転移陽性であれば PDを施行することは承諾された。手術：腹腔鏡下での ICG 蛍光観察法を用いて、膵頭十二指腸周囲のリンパ流を観察し、ICG流出領域を中心にリンパ節郭清術を行った（#6\, 13a\, 8a 領域）。手術時間は 208 分、出血量は 30mL であった。術後は順調に経過し、第 7 病日に退院された。リンパ節は病理組織学的に転移陰性（0/16）と診断された。術後 1 年の経過観察中に転移・再発は認めていない。 \n（結論と考察）先行 ER と腹腔鏡下リンパ節郭清術の併用は、十二指腸 SM 癌に対する低侵襲な治療 / 診断的戦略として有用である可能性が示唆された。本法は PD を回避でき、術前と変わらない QOL を確保できる。今後は、十二指腸 SM 癌のリンパ節転移予測因子の解析が進むことが期待され、ER 後 SM癌判明症例かつきわめて低いリンパ節転移率が予測された場合などにおいて、腹腔鏡下リンパ節郭清術は追加外科的戦略のオプションとして期待できるかもしれない。 \n13 .　十二指腸 ESD の診療報酬点数は適正か？  \n【背景・目的】十二指腸 ESD（D-ESD）は、技術的難易度が高く、出血・穿孔などの偶発症のリスクも高いことが知られている。このため術中の麻酔、粘膜欠損部の縫縮などによる遅発性偶発症の予防、実際に発生した偶発症の管理などに多くの費用を要すると考えられる。他方、D-ESD の保険点数は 18\,370 点と胃 ESD（G-ESD）と同額であるが、実際に D-ESD に要する費用に関しては報告がほとんどなく、その実態は不明である。 \n上記を明らかにするため検討を行った。 \n【対象・方法】研究デザインは単施設、後ろ向きの断面調査である。2016 年 7 月から 2017 年 6 月までに、当院で D-ESD、G-ESD を施行した患者を対象に、医療費を比較した。なお医療費は内視鏡治療に使用したデバイスの費用、術中の薬剤費、術後偶発症予防に要した材料費、偶発症のために追加で実施した処置の費用、入院医療費の合計とした。なお手技の診療報酬は医療費には含まなかった。術中に使用した薬剤費、入院医療費は DPC 点数から算出し、デバイスや材料の費用は実際に使用した物品の個数から算出した。 \n【結果】対象は D-ESD 49 例、G-ESD 106 例であった。両群の総医療費は中央値［range］403\,940［280\,340-2\,777\,340］ 円、312\,200［224\,330-1\,871\,430］円と D-ESD 群で有意に高い結果であった（p ＜ 0.01）。内訳別に見ると、治療に使用したデバイス、偶発症に対する追加処置では差を認めなかったが、治療時に使用した薬剤費（17\,770［3\,430-403\,780］円 vs 6\,815［1\,090-134\,910］円 \, p ＜ 0.01）、術後偶発症予防に用いた材料費（10\,725［0-104\,867］円 vs 0［0-87\,167］円 \, p ＜ 0.01）、入院医療費（260\,750［177\,530-1\,889\,880］円 vs 225\,100［162\,090-1\,818\,310］円 \, p ＜0.01）はいずれも D-ESD 群で G-ESD 群に比して有意に高かった。 \n【考察】D-ESD では G-ESD に比べて多くの医療費がかかっており、現在の診療報酬点数はその高い技術的難易度とリスクには見合っていないと考えられる。
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SUMMARY:第2回　小児消化器内視鏡医育成のための研究会
DESCRIPTION:代表世話人\n堀内　朗（昭和伊南総合病院消化器病センター） \n当番世話人（司会）\n後藤田　卓志（日本大学医学部内科学系消化器肝臓内科学分野） \n中山　佳子（信州大学小児科） \n会期\n2019年6月2日（日）13:30~16:00 \n会場\n第12会場（グランドプリンスホテル新高輪　国際館パミール　1階『暁光』） \nプログラム\n基調講演（20分）\n「第一回小児消化器内視鏡医育成のための研究会開催後の活動報告（駒ヶ根プログラムを含めて）」 \n昭和伊南総合病院消化器病センター \n　○堀内　朗 \n一般演題（発表12分＋質疑3分）\n1．小児科医による消化器内視鏡研修－成人消化器内科での小児科業務並行型研修 \n富士市立中央病院小児科1)，富士市立中央病院消化器内科2)，東京慈恵会医科大学小児科学講座3) ，東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科4) \n　◯松岡諒1)3)，伊藤公博4)，金井友哉2)4)，鳥巣勇一2)4)，佐伯千里2)4) \n2．小児科医の内視鏡研修の一例 \n国立病院機構大阪医療センター小児科1），大阪母子医療センター消化器内分泌科2） \n 昭和伊南総合病院消化器病センター3） \n　○五味久仁子1）、惠谷ゆり2)、堀内朗3) \n3．当院での小児消化器内視鏡検査の現状と小児内視鏡医育成の課題 \n富山県立中央病院小児外科1)，富山県立中央病院消化器内科2) \n　◯中島秀明1)，松田耕一郎2），山崎徹1)，松田充2），岡田安弘1)，酒井明人2） \n4．小児消化器内視鏡医育成に必要な施設要件とは \n新潟市民病院消化器内科消化器内科1)，新潟市民病院小児外科2)，新潟市民病院小児科3) ，すぎむらクリニック4) \n　◯古川浩一1)，弥久保俊太1)，大崎暁彦1)，佐藤宗広1)，相場恒夫1)，米山靖1)，和栗暢生1)，飯沼 \n　　泰史2)，平山裕2)，松井享3)，杉村一仁4) \nパネルディスカッション（3０分）\nディスカッサント：堀内先生、松岡先生、五味先生、中島先生、古川先生 \n　　　　　　　　　国立成育医療研究センター　消化器科　新井勝大先生 \n  \n抄録\n基調講演.　 第一回小児消化器内視鏡医育成のための研究会開催後の活動報告（駒ヶ根プログラムを含めて） \n本附置研究会は、小児の消化器診療に携わっている小児科医・小児外科医が、日本消化器内視鏡学会に参加し、日本消化器内視鏡学会専門医を取得できる環境を学会とともに構築してくことを目的としている。小児科医・小児外科医が専門医を取得するための研修方法の一つとして当院で実施している駒ヶ根プログラムと第一回附置研究会開催後の活動ついて報告する。駒ヶ根プログラムの対象者は、消化管内視鏡検査の経験がまったくない小児科・小児外科の研修医、専門医。上部消化管内視鏡検査研修では、参加者 31 名が 2 週間で約 100例を経験し、指導医の下で単独で検査を完遂可能になった。下部消化管内視鏡検査研修では、参加者 12 名が研修 6 週間で盲腸到達率約 95％以上、3 ヶ月で内視鏡治療を実施できるレベルに到達した。駒ヶ根プログラムは、消化管内視鏡検査の研修に時間をあまり割けない小児科・小児外科の研修医、専門医が実施可能な研修法と思われた。第 45 回日本小児栄養消化器肝臓学会（2018 年 10 月 5 ～ 7 日、さいたま市）では、日本小児栄養消化器肝臓学会員に本附置研究会の趣旨、活動内容について報告し積極的な参加を求めた。2019 年 3 月 28 日は、小児科医・小児外科医を対象に大腸内視鏡検査法習得を目指して大腸セミナーを開催した。また、日本消化器内視鏡学会指導施設の指導責任者の先生に小児科医・小児外科医の内視鏡研修の可能性や条件等についてのアンケート調査を実施した。 \n1.　 小児科医による消化器内視鏡研修　 \n【緒言】小児消化器病診療では小児特有の疾患・鎮静法などから小児科医による消化器内視鏡検査（以下内視鏡）が望ましい．本邦では小児科医が内視鏡を学ぶ機会は限られ，内視鏡技術の向上・維持としての件数は小児症例のみでは十分ではない．小児科医のための消化器内視鏡研修のモデルケースの 1 つとして，当院で行っている研修プログラム，「小児科業務並行型研修」を報告する． \n【研修概要】当院では小児科医が小児科業務と平行して消化器内科の協力の元，成人症例を対象とし，週 1 回の内視鏡研修を行なっている．研修以外は小児科医として業務を行っており，いわゆる「小児科業務並行型研修」と称す．午前中は上部，午後は大腸内視鏡を中心に 1 日で平均 5-8 件の内視鏡を行う．その他，逆行性胆管膵管造影（ERCP），超音波内視鏡（EUS），治療内視鏡，緊急内視鏡などの見学・補助を行う． \n【研修結果】演者は 2017 年 4 月～ 2018 年 3 月の 1 年間で，上部内視鏡・大腸内視鏡を中心に筆頭術者として約 300 件の内視鏡を経験した．検査に伴う偶発症・合併症は認めなかった． \n個人技術の習得度を，小児症例の大腸内視鏡で他人の補助なく盲腸まで到達できた割合（盲腸平均到達率）と検査開始からの盲腸までの到達時間（盲腸到達平均時間）を客観的に評価した．研修の結果，最終 6 か月では 100％の盲腸到達率を達成でき，盲腸到達時間からは安定した内視鏡挿入技術が得られた． \n【結語】「小児科業務並行型研修」では目標の消化器内視鏡件数を達成でき，一定の成果が得られたと考えられる．本研修は，内視鏡技術の習得と並行しながら小児科医としての研修・仕事を継続できることが最大のメリットとしてあげられ，日本消化器内視鏡学会指導施設での研修であれば小児科医としてキャリアを積みつつ内視鏡専門医を目指すことができる．小児消化管内視鏡研修体制の確立のためには，成人消化器内科の協力が必要である. \n2 .　小児科医の内視鏡研修の一例  \n【背景】サブスペシャリティとして消化器領域を目指す小児科医が消化管・肝胆膵の症例を経験するに従い、消化器内視鏡の必要性を認識するが、比較的症例数の多い小児病院や大学病院でも小児症例のみで内視鏡検査に手技・所見に精通するのは容易ではない。演者は昭和伊南総合病院消化器病センターで、消化器内視鏡研修の短期間集中プログラム（以下、駒ヶ根プログラム）で 1 週間研修後、月に 1，2 件の内視鏡検査を行っていたが、手技の維持のため、再度、駒ヶ根プログラムで 1週間研修後、月 1 回の 1 日研修を同センターで行い、症例を経験させて頂いている。自身のこれまでの内視鏡研修の経験を通じ、内視鏡専門医制度について考察する。 \n【内視鏡研修の経過】初回の駒ヶ根プログラムを経験するまで、上部消化管内視鏡は約 20 例、下部消化管内視鏡は未経験であった。初回の 1 週間で上部消化管内視鏡を約 50 例、下部消化管内視鏡を数例経験し、2 回目もほぼ同症例を経験した。月 1 回の 1 日研修では上部消化管内視鏡を約 10 例、下部消化管内視鏡を 1，2 例経験している。 \n【考察】新専門医制度は目安として 3 年以上の間に消化器内視鏡指導医が所属する施設ならびに専門研修連携施設で、上部消化管内視鏡検査・治療 1000 例、下部消化管内視鏡検査 300 例、治療内視鏡は最低症例数が決められ、原則 JED に症例登録をするカリキュラム制である。仮に演者が週1回の研修を行うと、上下部内視鏡件数のみで約 3 年を要し、更に治療内視鏡の経験が必要である。各施設・各科の協力を頂いても、小児科専門医が内視鏡専門医をサブスペシャリティとするのは閾値が 高い。日本内分泌学会では内科・小児科・産婦人科・泌尿器科・脳神経外科の各科でカリキュラムを採用している。小児で多い症例の治療内視鏡技術や成人領域の専門家と協力できる知識を獲得するカリキュラム等、小児科専門医の内視鏡研修がより活発となるような研修方法の検討が望まれる。 \n3 .　当院での小児消化器内視鏡検査の現状と小児内視鏡医育成の課題  \n【目的・方法】当院での 15 歳以下の小児患者における消化器内視鏡（以下，内視鏡）検査の現状を示し，消化器内視鏡学会（以下，学会）専門医の取得要件，ならびに小児内視鏡修練の課題を考察する．なお当院は内視鏡の年間件数が約 10\,000 件，消化器内科後期研修医の年間経験件数が約 1\,500 件の学会指導施設である． \n【結果】2007 年から 2018 年の小児内視鏡件数は計 326 件であり，内訳は上部 183，下部 112，小腸内視鏡 6，内視鏡的逆行性膵胆管造影（ERCP）10，超音波内視鏡（EUS）3，カプセル内視鏡12 であった．上部での治療内視鏡は 79 件で，内容は拡張術52，異物摘出 14，止血術 4，チューブ留置または抜去 4，外科手術補助 4，ドレナージ 1 であった．下部での治療内視鏡は11 件で，内容はポリペクトミー 9，外科手術補助 1，マーキング法 1 であった．偶発症は鎮静中の呼吸停止，気腹症の 2 例であった． \n【考察】当院の場合，常勤の消化器内科医であれば数年で，非常勤であっても学会入会後の 5 年間の研修で，学会専門医取得のための検査施行数が充足される可能性がある．小児内視鏡の件数は年間平均 30 例であり，ERCP，EUS，治療内視鏡など複雑な手技も含まれたが，偶発症の頻度は低かった．学会専門医の取得と内視鏡技術の維持には，一定数の検査施行 経験が必要であるが，そのためには消化器内科で常勤ないし非常勤として継続的に研修するのが重要である．小児内視鏡の安全な手技習得も可能と考えられる．一方で，小児内視鏡医として疾患の専門性や体格の未熟性に対応するには，より多くの小児例を経験する必要もあろう．小児消化器科が専門科として確立され，症例数が集約化された施設での研修が提供される必要がある． \n4.　 小児消化器内視鏡医育成に必要な施設要件とは  \n背景と目的：小児内視鏡を行う上では生育に応じた適切な前処置、術中術後の管理が必要であることから、小児消化器内視鏡医育成施設は当然のことながら内視鏡に加え小児の診療にも一定の水準が求められる。2016 年度の小児入院 1022 例、NICU 入院 249 例、小児手術数 371 件の市中医療機関である当院の小児内視鏡の現況をかえりみて小児内視鏡を安全に行うにあたり必要な医療資源について検討する。 \n方法：対象調査期間　2007 年 12 月～2017 年 11 月　 \n対象　16 歳以下の内視鏡検査 341 件（上部消化管内視鏡検査　199 件、下部消化管内視鏡検査 140 件、胆膵内視鏡 2 件を対象とした。年齢構成、内視鏡実施時の鎮静や麻酔の状況を調査した 結果：年齢別では生育特性、就学状況から区分し A 群 0 歳から 2 歳 ;63 件 B 群 3 歳から 6 歳 ;43 件 C 群 7 歳から 10 歳 ;47件 D 群 11 歳から 12 歳 ;43 件 E 群 13 歳から 16 歳 ;144 件の構成 で あ っ た。A/B/C/D/E 各 群 の 全身麻酔率（％）は96.9/86.0/53.2/42.9/7.6、静脈麻酔率（％）3.1/14.0/46.8/58.4/61.1 であった。 \n考察：小児内科・外科医が内視鏡学会専門医を取得するにあたっては、小児内視鏡医は基盤が成人、小児の内科・外科医を問わず、既存の内視鏡学会専門医の研修に上乗せした内容で対応可能と考えられる。一方、小児内視鏡の実施に際しては生育状況や背景疾患を踏まえた配慮が必要と考えられる。当院の状況を鑑みた場合、修練施設は小児科、小児外科との連携がなされ、小児の全身麻酔も完備されていることが望ましいと考えられた。全身麻酔比率が高い新生児や未就学児は更なる施設規準をもうける制度設計が必要と考えられた。 \n結語：小児内視鏡医育成の制度設計においては適切な施設要件を定め、対応可能な指導医を確保していくことが重要である。
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