Critical (クリティカル) | 滅菌が必要 | 通常粘膜を超えるもの(生検鉗子等) |
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Semi critical (セミクリティカル) | 高水準消毒 | 粘膜に直接接触するもの(スコープ等) |
Non critical (ノンクリティカル) | 洗浄・低水準消毒 | 粘膜に直接触れないか、皮膚にのみ接触するもの(周辺機器等) |
この機械の中には、特殊な洗浄剤と消毒剤が循環するようになっており、スコープの中と外に洗浄剤と消毒剤を高圧で流すことで、スコープの洗浄消毒を行います。その後、スコープの中と外を、多量の水ですすぎます。そののちに、空気を送ることによって内視鏡の内部から水を追い出します。 また、スコープの内部を乾燥させるために、専用消毒機の中で、鉗子口などにアルコールを注入して、水分を除去します。
通常の洗浄消毒過程は、水圧等により前後しますが、通常20分程度で終了します。 生検鉗子(組織を一部採取する道具)などの処置具を再利用するときには、外側を丁寧に洗った後に、超音波洗浄と滅菌が必要となります。最近は、使い捨て(ディスポーザブル)の生検鉗子を用いている施設もあります。
なお、日本消化器内視鏡学会認定の指導施設では、各施設の現状に即した洗浄消毒のマニュアルの作成が必須となっております。その詳細につきましては、各施設にお問い合わせください。