現在の内視鏡は安全な検査です。
そして『つらい・・・』ものではなくなってきています。
これは、しっかりとした知識と、多くの経験をつんだ『消化器内視鏡医』が行うからこそ、安全・確実で、『つらくない!』のです。
その『消化器内視鏡医』の中でも本学会が決めた研修や試験を受けて認められた『消化器内視鏡医』が『消化器内視鏡専門医』なのです。
消化器内視鏡専門医は、これからも、もっともっとみなさんの健康やいのちのために役立てるよう、そして、もっともっと楽に検査や措置を受けていただけるように、日々学習し、腕を磨いてゆく集団『学会が認めた医師の集まり』です。
そして、消化器内視鏡専門医には、自分たちのスキルアップを諮るだけでなく、この思いと『腕』を持った本学会の会員である『消化器内視鏡医』をたくさん育てるという学校の先生の様な仕事もしてもらっています。
内視鏡とは、主に人体内部を直接検査又は治療・診断をすることができるカメラ(内視鏡のことです)です。
先端を体内に挿入することによって内部の映像を手元(モニターに映すことです)で見ることができる優れものです。
内視鏡の種類はたくさんありますが、消化器内視鏡と言えば、主にお口やお鼻、そしてお尻から直接、おなかの中をのぞいて、食道や胃、小腸、大腸、胆膵などの消化器器官に関係する部位の検査や治療を専門におこなう医療機器のことです。
皆さんが良く耳にする「胃カメラ」も消化器内視鏡の開発当初の呼び名の1つなんですよ。
また、みなさんに使用する消化器内視鏡は、実は、世界のほぼ100%が日本製です。
まさに日本で作り、日本が育てた、世界にほこるべき「メイド・イン・ジャパン」なのです。
そして、この大切な日本の文化をしっかりと、そして厳しく継承し、より発展させてゆくものが消化器内視鏡を扱う専門医なのです。