第85回日本消化器内視鏡学会甲信越支部例会を下記の通り開催させていただきます。会員の皆様からの多数の演題のご応募、ご参加をいただきますようご案内申し上げます。
武川 建二(諏訪赤十字病院)
2018年11月17日(土)~18日(日)
信州大学医学部付属病院外来棟4階会議室
松本市旭3丁目1番1号
2018年7月18日(水)~9月19日(水)
今回は、日本消化器病学会および日本消化器内視鏡学会の合同支部例会として、合同シンポジウム、合同ワークショップを企画しました。下記のテーマに対して多数のご応募をお願いします。
合同シンポジウム1は、がんゲノム医療についての取り組みを取り上げます。
厚生労働省 がん医療専門官 向井 洋介先生に「がんゲノム医療の提供体制について」ご講演いただき、一般演題2題(指定)で発表いただきます。
合同シンポジウム2は、昨年秋の例会で行われたシンポジウム「消化器専門女性医師の活躍」を引き継ぐ形で、甲信越支部の継続課題として、開催致します。講師として武蔵野赤十字病院消化器科 土谷 薫先生にご講演いただき、一般演題として各県の女性医師4名(指定)に発表いただきます。
演題応募について、日本消化器病学会甲信越支部のホームページからご応募ください
さまざまな消化管腫瘍や胆・膵疾患に対する内視鏡的治療は、すでに手技的に確立され、広く普及しています。しかし、治療困難な状況に遭遇することは少なくなく、それぞれ施設で工夫されているものと思われます。また、手技が困難な際はもちろん、通常の治療手技の際であっても、常に偶発症は起こり得ます。これをいかにしのぐかが、治療の成否をわけるといっても過言ではありません。 このワークショップでは、困難例に対する各施設の工夫やそれぞれの施設における偶発症を含めた成績、偶発症に対する対処の工夫など、ご発表いただきたいと思います。
社会の高齢化は、わが国のみならず世界的な問題です。必然的に各種の消化器内視鏡検査や消化器内視鏡治療を受ける患者にも高齢者が増加します。
年齢による内視鏡の適応制限はありませんが、加齢とともに各臓器の機能は衰え、隠れた合併症も存在しやすいと思われます。高齢の定義はありませんが、今回は、80歳以上の患者を対象として、検討したいと思います。
このワークショップでは、いろいろな医療の場面で遭遇する高齢者に対して、どこまで侵襲的な処置を行うか、についてご報告していただきたいと思います。例えば、胆石による急性胆管炎や胆嚢炎、消化管出血などの治療選択について、各施設の方針や成績についてご発表をお願いしたいと思います。また、内視鏡実施の際の工夫や注意点なども併せてご報告します。
内視鏡的胃瘻造設術の適応についても議論のあるところですが、各施設の治療方針について意見交換をお願いできれば、と思います。
諏訪赤十字病院
長野県諏訪市湖岸通り 5-11-50
担当:小松通治、清水聡
TEL:0266-52-6111 FAX:0266-57-6036
E-mail:komichi@suwa.jrc.or.jp
エービーシー株式会社
長野県松本市大手1-9-23
TEL:0263-36-2111