このたび歴史と伝統ある日本消化器内視鏡学会の第163回東北支部例会を、2019年7月6日(土)に、秋田市にぎわい交流館AUにて開催させて頂くこととなりました。大変光栄に存じますとともにその重責に身の引き締まる思いであります。
本例会は、東北地方の内視鏡診療のレベル向上を図るとともに、内視鏡診療に携わる医師の交流の場として重要と考えます。また、若手医師にとっては、学会発表修練としても貴重な場となっています。
本会では、秋田が生んだ内視鏡界のスーパースター、昭和大学横浜市北部病院消化器センター長の工藤進英 教授をお招きして、特別講演を企画しております。先生は、長年にわたり、大腸内視鏡の第一人者であり続け、現在もAI診断など世界最先端のお仕事をされており、その先生から直接、内視鏡の哲学をお聞きし、若い研究者が刺激を受け、新たなアイデアを育む機会になればと考えています。
7月初旬の秋田は、初夏の心地よい日が続き、特産の天然岩ガキが味わえる季節です。この機会に、是非、秋田にお越しください。
飯島 克則(秋田大学大学院医学系研究科 消化器内科学・神経内科学講座)
2019年7月6日(土)
秋田市にぎわい交流館AU
〒010-0001
秋田県秋田市中通1丁目4−1
TEL 018-853-1133
http://www.tohoku-kyoritz.jp/163jges-tohoku/
2019年 3月27日(水)~ 4 月24 日(水)予定 5月14日(火)正午
消化器内視鏡に関する演題を広く募集いたします。
「消化管出血、内視鏡止血困難例、予後不良例の検討」
内視鏡的処置の技術が進歩し、消化管出血に対しては、大部分が内視鏡的に止血可能となっています。しかし、現在でも内視鏡的に止血が困難となる例、または、局所の止血は成功したものの全身の合併症によって、不幸な転帰をたどる例が少数ながら存在します。また、近年、患者の高齢化やそれに伴う合併症、PPI、NSAIDs、抗血栓剤の汎用によって、消化管出血の原因、部位が変化し、予後不良例の特徴も変化しつつあります。本企画では、上・下部消化管出血(静脈瘤を含む)に関して、内視鏡的止血困難例・予後不良例の要因、手技の工夫に関しての演題を広く募集します。
「EUS関連手技における各施設の工夫」
超音波内視鏡(EUS)は胆膵疾患において、診断、治療に広く応用され、様々な処置が開発され普及してきています。しかしながら,これらの手技のために必要な専用処置具の整備も不十分で,各施設が診断率、手技成功率向上のため様々な取り組みをしていると思われます。このシンポジウムでは,EUS関連手技のさらなる向上にむけて各施設で行われている、診断および治療における工夫や新しい試みを発表していただきたい。本企画が今後の胆膵疾患においてEUS関連手技の東北における普及と、今後、EUS関連手技を行いたい医師、施設へのきっかけとなることを望み、積極的な演題の応募を期待しています。
「めざせ!消化器内視鏡専門医」
昭和大学横浜市北部病院消化器センター 工藤進英 教授
講演タイトル「人工知能(AI)を用いた内視鏡診断の最先端」
秋田大学大学院医学系研究科 消化器内科学・神経内科学講座
〒010-8543 秋田県秋田市本道1-1-1
担当 :松橋 保
TEL:018-884-6573 FAX:018-836-2611
E-mail:tamotsu@doc.med.akita-u.ac.jp
株式会社東北共立
〒982-0001 宮城県仙台市太白区八本松2-10-11
担当 :小足賢一、千葉孝明、矢作佳織
TEL:022-246-2591 FAX:022-246-1754
E-mail:jges163@tohoku-kyoritz.co.jp
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