第108回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会を開催いたしますので、多数ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
竹内 利寿(大阪医科薬科大学病院 消化器内視鏡センター)
2022年(令和4年)6月11日(土)
メルパルク京都
〒600-8216 京都府京都市下京区東塩小路町676番13
TEL:075-352-7444(代表)
http://square.umin.ac.jp/jgeskinki108
2022年1月12日(水)~2月16日(水)正午→3月9日(水)※募集終了
演題募集:
第108回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会ホームページよりご登録ください。
<シンポジウム>(公募)
消化管上皮性腫瘍に対する内視鏡治療の工夫とリスクマネージメント(上部・下部)
<シンポジウム>(公募)
胆膵内視鏡治療の工夫とリスクマネージメント
<ワークショップ>(公募)
消化管出血に対する内視鏡診療の現況と課題(上部・下部)
<ワークショップ>(公募)
消化管腫瘍性病変に対する内視鏡診断の進歩(上部・下部)
<ワークショップ>(公募)
小腸内視鏡診療の現況と課題
<ワークショップ>(公募)
胆膵内視鏡診断の現況と展望
<一般演題>(公募)
<Fresh Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
<Young Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
<シンポジウム>(公募)
消化管上皮性腫瘍に対する内視鏡治療の工夫とリスクマネージメント(上部・下部)
司会 伴 宏充(淡海医療センター 消化器内科)
吉田 直久(京都府立医科大学 消化器内科)
上部消化管腫瘍に対する内視鏡治療では咽頭・食道・胃・十二指腸と複数の臓器を扱うため、臓器特有のコツや偶発症に対するマネージメントが必須である。また治療困難症例に対しても、ストラテジーやデバイスをなどの工夫により安全性は向上しているものの、特に十二指腸腫瘍においてはまだ標準化の域には達していないのが現状である。一方で下部消化管腫瘍に対する内視鏡治療においても大腸が臓器的に彎曲し操作不良が起きやすいことや穿孔時の便汁の問題などから上部とは異なる慎重な配慮が望まれる。本ビデオワークショップでは、上下部消化管内視鏡治療としてESD, EMR, CSPを対象とし、安全・確実に行うための工夫や合併症へのトラブルシューティングの実際について幅広く演題を募集する。特に有用な手技であれば一例報告であっても受けつけたい。また各施設における様々な課題の克服に向けた新たな取り組みについての発表も期待している。
<シンポジウム>(公募)
胆膵内視鏡治療の工夫とリスクマネージメント
司会 島谷 昌明(関西医科大学総合医療センター 消化器肝臓内科)
三長 孝輔(近畿大学病院 消化器内科)
胆膵疾患に対する診断・治療において、ERCPは最も精度の高い方法の1つで、初期は病変を診断することが目的であったが、画像診断の進歩に伴い診断的ERCP は減少し、治療的ERCPが大部分を占めるようになってきた。さらに、近年胆膵領域の治療の発展は目覚ましく、バルーン式内視鏡や超音波内視鏡を用いた内視鏡治療など高い技術を習得しなければならない状況である。一方で、胆膵内視鏡治療は難度に関わらず、手技の不成功や偶発症も起こり得る。ERCP後膵炎や抗血栓薬服用患者に伴う出血など未だ克服できていない課題もある。
本シンポジウムでは、各施設における教育の現状、手技成功のための創意工夫、偶発症に対するリスクマネージメントなど提示して頂き、現時点での最善策を改めて検討し、明日からの実臨床に役立つような有意義な議論ができる場にしたいと考えている。胆膵内視鏡治療に携わる幅広い施設からの多岐にわたる演題を募集したい。
<ワークショップ>(公募)
消化管出血に対する内視鏡診療の現況と課題(上部・下部)
司会 井口 幹崇(和歌山県立医科大学 消化器内科)
林 義人(大阪大学大学院医学系研究科 消化器内科学)
Helicobacter pylori感染率の低下や抗血栓薬・NSAIDs服用者の増加に伴い、消化管出血をきたす疾患構造は大きく変わってきているが、しばしば致命的となる病態であり消化器内視鏡の果たす役割は重要である。消化管出血に対する診療は、止血デバイスの改良や新規薬剤の開発等により日々進歩している。診断のためのカプセル内視鏡やバルーン内視鏡を含む内視鏡検査の適切なタイミングや工夫、様々な内視鏡的止血術の選択や戦略、止血困難例に対する血管内治療や外科手術への移行の考え方、再出血のリスク因子や予防の取り組み、出血時の全身管理や抗血栓薬の取り扱いの工夫など、多方面から演題応募を期待したい。内視鏡治療後出血に関する危険因子や予防戦略に関する報告も歓迎する。各施設で行われている様々な試みや研究結果を共有し、日常的かつ非常に重要な消化管出血の診療の展望について議論したい。
<ワークショップ>(公募)
消化管腫瘍性病変に対する内視鏡診断の進歩(上部・下部)
司会 永見 康明(大阪市立大学大学院医学研究科 消化器内科学)
佐野村 誠(北摂総合病院 消化器内科)
消化管腫瘍に対する内視鏡診断学は、通常観察、画像強調観察、拡大観察、超拡大観察などにより大きく進歩してきた。またAIの導入による内視鏡診断も期待されている。拾い上げ診断、質的診断、範囲・深達度診断など、治療方針決定のための内視鏡診断の役割は大きい。
内視鏡腫瘍診断においては、日本食道学会分類、早期胃癌の拡大内視鏡分類、大腸腫瘍NBI拡大所見分類(JNET分類)、大腸EC分類(超拡大内視鏡)などが使用されている。これらについてはvalidationが必要であり、初学者に対する教育・トレーニングも重要である。また内視鏡腫瘍診断の新たな取り組みも期待される。近年、食道胃接合部癌、十二指腸腫瘍、SSLなどの増加もあり、これらに対する内視鏡診断の有用な報告も期待したい。
本ワークショップでは、上部・下部消化管の腫瘍性病変に対する内視鏡診断について、各施設の成果を報告していただき、今後の展望を含めて討論したい。
<ワークショップ>(公募)
小腸内視鏡診療の現況と課題
司会 富田 寿彦(兵庫医科大学 内視鏡センター/消化器内科)
山本 修司(京都大学大学院医学研究科 消化器内科学)
消化管出血、炎症性腸疾患、消化管ポリポーシス、悪性リンパ腫、蛋白漏出性胃腸症などの様々な小腸病変に対する診断、治療、follow upにおいてバルーン内視鏡やカプセル内視鏡などの小腸内視鏡は必要不可欠なモダリティである。これらの機器の開発で、詳細な小腸観察や低侵襲な治療が可能となったが、目的の病変の観察・治療が困難な症例も未だ多く存在する。さらに、CT、MRI、超音波などのcross-sectional imagingの小腸疾患における進歩も著しく、これらの様々な選択肢と小腸内視鏡をいかに適切に組み合わせるかが小腸疾患に対する診療においての課題となっている。また、小腸内視鏡を使用することで診断可能となった希少疾患も多いと思われる。本ワークショップでは、各施設における小腸内視鏡による小腸疾患の診断、治療に関する取り組みや成績などを幅広くご発表いただき、現況と課題を議論したい。
<ワークショップ>(公募)
胆膵内視鏡診断の現況と展望
司会 美登路 昭(奈良県立医科大学附属病院 中央内視鏡部)
増田 充弘(神戸大学大学院医学研究科 消化器内科学分野)
胆膵疾患において、腫瘍の質的診断や局所進展評価には胆膵内視鏡を用いた診断が不可欠である。より多くの組織採取を目指したEUSFNA針の改良、診断精度向上を目的とした造影EUSやEUSエラストグラフィー、Spy Glassなどの胆道鏡を用いた画像診断も積極的に行われている。膵癌においては、診断精度向上のためのENPD留置下連続膵液細胞診、個別医療に向けた遺伝子パネル検査も積極的に行われるようになってきている。しかし、それらのモダリティを駆使しても未だ診断困難な症例は存在する。また、EUSFNAではneedle tract seeding、ERCPではERCP後膵炎等の偶発症の問題もあり、様々な課題が残る。本シンポジウムでは各施設での胆膵内視鏡診断の現状と課題について報告して頂き、今後の胆膵内視鏡診断の発展につながる知見を集めたい。診断困難例の対処法や新しい取り組みなど少数例の探索的な演題も募集する。
<一般演題>(公募)
<Fresh Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
研修医からの教育的な症例報告
<Young Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
専修医(卒後3-5年目迄)からの萌芽的演題(臨床研究・基礎研究・症例報告)
この度、文部科学省、厚生労働省より、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が、2014年12月に通知され、2015年4月より施行されました。
これに伴い、2016年10月以降の日本消化器内視鏡学会学術集会へ応募される演題については、本指針に基づき、各機関等における倫理審査委員会の承認を得て行われた研究であることが必須となっております。
また、2022年1月以降の演題募集受付から、2021年12月に改訂されました倫理指針での運用となりますため、ご留意ください。
詳細につきましては日本消化器内視鏡学会ホームページ(演題応募における倫理審査)をご参照ください。
受賞対象者は、演題発表時に医学部卒後2年以内の『研修医』と卒後3年から5年の『専修医』です。合計5名程度を支部例会当日に選考し、評議員会で報告した上で表彰式にて表彰状と奨励金を授与します。さらに、受賞者は翌年春の日本消化器内視鏡学会総会に招待され、旅費、宿泊費、学会参加費、評議員懇親会費が学会本部から支給されます。
若手医師が発表する演題を一般演題と区別する必要がありますので、研修医は『Fresh Endoscopist Session』に、また専修医は『Young Endoscopist Session』に応募してください。それ以外のセッションに応募された演題は選考対象になりませんので、演題申し込みの際には十分ご注意願います。多数の若手医師の応募を期待しています。
日本消化器内視鏡学会では、平成24年3月1日より本学会における『臨床研究の利益相反に関する指針及び同細則』を施行しております。近畿支部においてもこの指針及び細則が適用されますので、演題を申し込む先生は日本消化器内視鏡学会ホームページの『利益相反』を参照のうえ、演題申し込み時と発表の際に利益相反の開示をお願いします。
また、支部例会当日の演題受付の際、PC受付にて筆頭演者及び共同演者全員の利益相反に関する申告書の提出が必要となります。
大阪医科薬科大学 第二内科
〒569-8686 大阪府高槻市大学町2-7
担当 小西 加代子
TEL:072-683-1221 FAX:072-684-6423
E-mail:jgeskinki108@p-forest.co.jp
〒542-0075
大阪市中央区難波千日前5番19号 河原センタービル5F
担当 平松 弘至
TEL:06-6630-9002 FAX:06-6630-9003
E-mail:jgeskinki108@p-forest.co.jp
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