日本消化器内視鏡学会では「消化器内視鏡専門医」に要求する具体的な学識・技術・経験の水準を明確にするために、「専門医研修カリキュラム」を作成致しました。
専門医新規申請の方は専門医研修カリキュラムを申請書に添付して頂くことになりますので、指導施設でこの研修カリキュラムに沿った研修を行って下さい。
各項目の研修終了後、自己評価したのち、そのときの本学会認定の指導医からサインまたは捺印を頂いて下さい。所定のカリキュラムが修了した後、研修カリキュラムの末尾の指導医署名欄に署名および捺印を頂いて大切に保管して下さい。
なお、研修項目については変更されることがありますので、その際はホームページでお知らせ致します。
このカリキュラムガイドラインは研修内容の1つの基準であり、指導医はそれぞれの項目の達成レベルを参考にする。
達成レベルを次の通りとする。
知識 | 手技・治療 | 判断 | 症例経験 | |
---|---|---|---|---|
到達レベル:3 | 高度な相談に応じることができる | 独力で実施できる | 総合的臨床判断に反映できる | 多数例(10例前後以上)の診療経験がある |
到達レベル:2 | 個々の事例について、的確な内容を具体的に説明できる | 基本は実施できるが、時に指導介助を要する | 臨床的意義あるいは適応禁忌を判断できる | 1から数例の診療経験がある |
到達レベル:1 | 概念と意義を説明できる | 手技・治療の概要を説明できる | 異常あるいは適応を指摘できる | 見学などによる間接的経験がある |
到達レベル:0 | 適用外 | 適用外 | 適用外 | 適用外 |
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