2025年11月27日お知らせ
パブリックコメント「小腸内視鏡診療ガイドライン(第2版)」(締切:12月25日)
先生方には益々ご活躍のこととお慶び申し上げます。
バルーン内視鏡およびカプセル内視鏡の導入から既に20年以上が経過しておりますが、小腸疾患を疑うべき症候が看過され、診断が遅延する事例が依然として存在いたします。 特に小腸癌の多くは進行癌として診断され、早期診断に至る症例は極めて限られており、クローン病においても発症から数年を経過してようやく診断される例が少なくありません。
このような現状を鑑みると、小腸内視鏡の適応判断を標準化し、周知徹底を図ることにより、適切な時期に小腸内視鏡を施行し、小腸疾患の早期診断へと結び付けることが不可欠です。
以上の背景を踏まえ、日本消化器内視鏡学会ガイドライン委員会は、診断遅延や不要な検査の抑制、診断率・有効率の向上、患者への侵襲ならびに術者の負担および有害事象の軽減を目的として、2015年に「小腸内視鏡診療ガイドライン」を策定し、さらに、2021年には追補として「クローン病小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術ガイドライン」を公表いたしました。
そして今回、両ガイドラインを統合し、新たな知見を加えた第2版(案)を提示いたします。
つきましては、正式な発表に先立ち、本改訂案に対するパブリックコメントを募集いたします。
皆様からのご意見を心よりお待ちしております。
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
小腸内視鏡診療ガイドライン(第2版)作成委員会
作成委員長 矢野 智則
◆意見募集締切
2025年12月25日(木)
◆送付先
お問い合わせフォームからコメントをお寄せください。
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①小腸内視鏡診療ガイドライン(第2版) パブリックコメント
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④対象頁、段落、記載内容
⑤コメント
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