一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 Japan Gastroenterological Endoscopy Society

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第105回日本消化器内視鏡学会総会終了に伴うご挨拶

 緑風の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。

 さて、本年5月25日から3日間に亘り第105回日本消化器内視鏡学会総会をグランドプリンスホテル新高輪において開催させて頂きました。大過なく終了できましたのは、ひとえに学会役員、プログラム委員の先生方、評議員・会員の皆様、協賛下さった企業の皆様、学会事務局の皆様、運営事務局スタッフの皆様のご協力とご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

 今回のテーマは「エビデンスと実践に基づく新内視鏡学の確立」とさせて頂きました。診断と治療の両面において日進月歩の進化を続ける内視鏡学において実践(経験)とエビデンスのいずれも必要と私は考えており、本学会でもこのコンセプトを全面に内容を吟味して参りました。本学会の開催形式としては、現地参加とオン・デマンド開催を併用致しましたが、なかでも現地での熱い討論を復活させるべく運営を調整致しました。幸いにも、現地参加者数が3,500名を超え、中間集計で参加登録者も7,500名超となりました。おかげをもちまして、コロナ以前の総会の活気を取り戻すことができたのではないかと自負しております。

 今回は現地をメインに学会を開催させて頂きましたが、過去3年間に私たちが経験した学会開催形態も利便性や受容性の点で優れていると考えられます。今回の総会について改めて皆様に検証頂き、今後の日本消化器内視鏡学会総会のあり方を討論する際の参考となれば幸いです。また、会期中には何かとご不便をおかけしたことと存じますがご容赦いただけますと幸いです。

 末筆ながら、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、御礼とさせて頂きます。

 

岩手医科大学内科学講座消化器内科分野

第105回日本消化器内視鏡学会総会会長

松本主之

第107回日本消化器内視鏡学会総会

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