2026年05月12日学会
第111回日本消化器内視鏡学会総会会長からの挨拶
初夏の候、皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
この度、横浜にて開催させていただきました第111回日本消化器内視鏡学会総会(2026年5月8日~5月10日)を盛会裡に終えることができました。これもひとえに日本消化器内視鏡学会の役員、評議員ならびに会員の皆様のご支援、ご協力によるものと厚く御礼申し上げます。また、協賛いただきました企業の方々、運営事務局の方々、教室の皆様にも心より感謝申し上げます。
本総会のテーマは、「温故創新・新たな時代の内視鏡医学~Learning from the Past, Looking ahead to the Future.~」としました。論語にある「温故知新」という言葉にとどまらず、さらに一歩進めて、「古きに学び自ら考え、新しいものを創造する」という意味に置き換えた造語が「温故創新」です。諸先輩方がこれまでに築き上げて来られた消化器内視鏡医学を改めて学び直し、そこから得た知識や方法を活用して、さらに新たな技術や機器、新たな概念や診断治療法を創出して普及させていく。本総会が、そういった新たな時代に向けた取り組みについて幅広く議論できる場にしたいと考え、このようなテーマといたしました。
多くの発表とともに教育講演、海外招待演者によるInvited Lecture、5つの特別講演のほか、ともに私の恩師である渡辺英伸先生、沖田極先生をお招きし、藤城光弘先生御司会のもと、『私たちからみた内視鏡医学の温故創新』というタイトルで鼎談を企画させていただきました。とくに鼎談は素晴らしく、まさに温故創新の神髄に触れた思いがしました。さらに会長特別企画としまして,1)支部研修医・専修医受賞者セッション、2)JGES YOKOHAMA Cup、3)ビデオ ナイスリカバリーショット症例集・胆膵、4)同 消化管、5)The 3rd Assembly of WEGECAの5セッションを企画いたしました。いずれも素晴らしい内容でした。また昨年に引き続き『見て、触って、動かしてみよう!日本の内視鏡』というタイトルで、5月10日(日)にクイーンズスクエア横浜「クイーンズサークル」において開催しました市民公開講座では、小さいお子様たちを含め、多くの市民の方々にお立ちよりいただきました。
いずれのセッションも素晴らしいものでしたが、同時進行でしたので興味あるほかのセッションを聴講できなかった先生方も多かったのではないかと思います。本総会の内容は6月2日から6月30日の期間にオンデマンド配信させていただきます。是非ご活用いただければ幸いに存じます。
総会期間中、至らぬことも多々あったかと存じますが、何卒ご容赦頂ければ幸いに存じます。末筆ながら、皆様のますますのご健康とご清栄をお祈り申し上げます。
第111回日本消化器内視鏡学会総会 会長 良沢 昭銘
(埼玉医科大学国際医療センター 消化器内科)