2023年10月26日
この度、2023年7月21日に開催された日本専門医機構の理事会において、基本領域の内科部分に関して本領域の整備基準が正式に承認されましたことご報告申し上げます。
つきましては、内科領域の専攻医で2019年以降医師免許取得者より、正式に「機構認定機構承認の専門医」として進めることといたします。研修開始時期につきましては、『2023年4月1日』以降の研修分(遡及分)よりカウント可能となります。また、専門医申請時の必須業績が下記の通り変更となりますので、ご注意ください。
なお、研修カウントにつきましては、本会へご入会いただき、「専攻医カリキュラム登録システム」へ登録されていることが条件となります。
内科以外の基本領域につきましては、日本専門医機構で検討中であり、本学会といたしましては、引き続き機構認定機構承認の専門医が取得できるよう働きかけを行ってまいります。
<2019年以降医師免許取得者と2026年度以降専門医申請の際の必須業績について>
上記の必須業績1.2.3につきましては、本会に入会後の業績のみカウントされますのでご注意ください。
項目 |
2019年以降医師免許取得者 |
会員歴 |
会員であること(年数問わない) |
診療実績-1 |
原則 、JEDから抽出 指導施設・指導連携施設での実績(上部1,000件、下部300件)(カウントは認定施設のみ) |
診療実績-2 |
ご入会前の実績、初期研修期間中、基本領域研修2年目までの診療実績についてはカウント不可
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症例要約 |
20例必須(必須3手技含む)※①切除術(ポリペクトミー・EMR・ESD)、②止血術、③狭窄拡張術・ステント挿入の3手技を必ず含むこととする。 |
研修 |
認定施設においてカリキュラムを修了していること。 (※研修開始は診療実績の開始時期と同様とする。) |
基本領域資格証 |
内科(※現状、内科以外の領域については検討中となります。) |
研修カリキュラム |
※なお、新専門医制度では基本領域が内科の方に限り「消化器病専門医」資格の保有も必要となることが現段階で決定しております。
専門医制度中央委員会
担当理事 田中聖人
委 員 長 藤城光弘