一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 Japan Gastroenterological Endoscopy Society

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消化器内視鏡領域整備基準の正式承認について

-重要なお知らせ-

 

 この度、2023年7月21日に開催された日本専門医機構の理事会において、基本領域の内科部分に関して本領域の整備基準が正式に承認されましたことご報告申し上げます。

 つきましては、内科領域の専攻医で2019年以降医師免許取得者より、正式に「機構認定機構承認の専門医」として進めることといたします。研修開始時期につきましては、『2023年4月1日』以降の研修分(遡及可)よりカウント可能となります。また、専門医申請時の必須業績が下記の通り変更となりますので、ご注意ください。

 なお、研修カウントにつきましては、本会へご入会いただき、「専攻医カリキュラム登録システム」へ登録されていることが条件となります。

 内科以外の基本領域につきましては、日本専門医機構で検討中であり、本学会といたしましては、引き続き機構認定機構承認の専門医が取得できるよう働きかけを行ってまいります。

 

2019年以降医師免許取得者と2026年度以降専門医申請の際の必須業績について>

  1. 本学会の学術集会(総会・支部例会)への出席回数が申請年度の直近5年間で5回以上あり、そのうち、総会1回以上および支部例会2回以上あること。
  2. 本学会の学会発表(総会・支部例会)あるいは論文投稿が筆頭者として申請年度の直近5年以内で1回以上あること。
  3. 所属する支部セミナーへの出席が申請年度の直近5年以内で1回以上あること。

上記の必須業績1.2.3につきましては、本会に入会後の業績のみカウントされますのでご注意ください。

項目

2019年以降医師免許取得者

会員歴

会員であること(年数問わない)

診療実績-1

原則 、JEDから抽出

指導施設・指導連携施設での実績(上部1,000件、下部300件)

診療実績-2

ご入会前の実績、初期研修期間中、基本領域研修2年目までの診療実績についてはカウント不可(カウントは認定施設のみ)

 

症例要約

20例必須(必須3手技含む)※①切除術(ポリペクトミー・EMR・ESD)、②止血術、③狭窄拡張術・ステント挿入の3手技を必ず含むこととする。

研修

認定施設においてカリキュラムを修了していること。

(※研修開始は診療実績の開始時期と同様とする。)

基本領域資格証

内科(※現状、内科以外の領域については検討中となります。)

研修カリキュラム

「専攻医カリキュラム登録システム」への登録と修了

※なお、新専門医制度では基本領域が内科の方に限り「消化器病専門医」資格の保有も必要となることが現段階で決定しております。

専門医制度中央委員会

担当理事 田中聖人

委 員 長  藤城光弘

第107回日本消化器内視鏡学会総会

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