事前参加登録方法など詳細については、支部ホームページをご覧ください |
第104回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会のWeb開催のお知らせ 会長 辻川 知之
2020年5月初旬現在、会員ならびに関係者の皆様におかれましては新型コロナウイルス感染症に対し、日々奮闘されていることと存じます。 『第104回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会』は6月27日の開催へ向けて準備を進めてまいりましたが、このような状況下での通常開催は不可能と判断いたしました。しかし、多くの学校や企業でWebによる授業や会議が普及し始めており、近畿支部の支部長や幹事の先生方のご意見にも励まされ、当地方会も会員の先生方のご協力により、Web開催が可能との結論に至りました。 大まかな開催方式については、下記の通りです。詳細未定の部分もありますが、決まり次第支部ホームページで公開させていただきますので、最新情報にご注意ください。
現在集まった演題数は主題や一般演題すべて合わせて151題です。すでに演題を区分し、座長や司会の先生方の選別も終了しています。なお時節柄、コロナウイルスへの対応などで演題取り下げを希望される場合は、「演題取り下げ依頼書」を掲載しますので、期日までに提出ください。演題が確定次第、今まで同様に抄録集を作成いたします。演題登録されている先生方にはスライド作成をお願いします。 まずシンポジウムなどの主題に登録された演者の先生方にはスライドと共に音声のアップ(制限時間内)を、司会の先生方にはまとめの音声をそれぞれお願いするつもりです。また、Fresh Endoscopist、Young Endoscopist Session、一般演題の演者にはパワーポイントのスライドノート部分にスライド説明の記載もお願いします、なおのFreshとYoung座長担当の先生方には抄録と作成されたスライド内容に基づいて優秀演題を選定していただき、合計4名程度の受賞者をできるだけ公正な方法で決めたいと思います。
ランチョンセミナーなどのスポンサードセミナーにつきましては各企業と協議中ですが、演者の先生にご許可いただければ動画形式のWeb発表をご協力いただきたいと考えております。なお、残念ながらハンズオンセミナー、企業展示は中止とさせていただきます。
現在検討中ですが、参加費はオンライン決済のみとしパスワードを発行したうえで、Web地方会へアクセス可能となる方式を考えております。このWebでの参加も、今までの参加と同等の扱いとなりますのでご安心ください。(詳しくは、2020年5月末までにHP等で掲示しますので、ご確認ください。)
初めての発表形式、初めての参加形式となりますので様々なトラブルがあるかもしれませんが、できるだけたくさんの会員の先生方のご参加をお待ちしております。
まだまだ先の見えないコロナウイルスとの戦いが続きますが、会員の皆様におかれましてはご自愛ください。 |
第104回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会を開催いたしますので、多数ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
辻川 知之(滋賀医科大学 総合内科学講座・東近江総合医療センター)
2020年6月27日(土) ※Web開催
京都テルサ
〒601-8047
京都市南区東九条下殿田町70番地 新町通九条下ル
京都府民総合交流プラザ内
TEL:075-692-3400(代表)
2020年1月22日(水)~ 2月26日(水)正午 3月11日(水)正午 3月18日(水)正午(最終締め切り)
※締切を再延長しました。
演題募集を締め切りました。多数のご応募ありがとうございました。
オンライン登録とします。第104回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会演題登録ホームページは下記からアクセスしてください。
https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/
「演題名・抄録本文」の合計文字数は全角1,000文字の予定です。
※シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップ、ビデオワークショップの演者数は、発表者を含めて5名までといたします。演題申し込みについての注意事項は、上記演題登録ページに記載いたします。ご不明な点がありましたら第104回日本消化器内視鏡学会近畿支部例会運営事務局までメール(jgeskinki104@p-forest.co.jp)でお問い合わせください。
演題募集
<シンポジウム>(公募)
IBDの診断と治療における内視鏡の役割
<パネルディスカッション1>(公募)
全身疾患/薬物副作用と消化器内視鏡
<パネルディスカッション2>(公募)
緩和内視鏡としてのPEG/ステントの位置付け
<ビデオワークショップ1>(公募)
上部消化管のESD治療における現状と課題
<ビデオワークショップ2>(公募)
EUS関連手技のトラブルシューティング
<一般演題>(公募)
<Fresh Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
<Young Endoscopist Session> (公募、近畿支部奨励賞対象セッション)
<ハンズオンセミナー>
「消化管 上部、下部」「胆膵」
司会 髙木 智久(京都府立医科大学 消化器内科)
馬場 重樹(滋賀医科大学医学部附属病院 栄養治療部)
炎症性腸疾患(IBD)診療において内視鏡の役割は診断、モニタリング、サーベイランス、さらには、内視鏡治療と多岐にわたる。診断では病変の形態や分布の把握は不可欠であるが、鑑別困難例などでは小腸や上部消化管の検索が有用な場合もある。治療モニタリングとして、潰瘍性大腸炎では便中カルプロテクチンが使用可能となっているが、内視鏡検査との使い分けをどのようにしていくかは今後の課題である。また、粘膜治癒や再燃予測に関する知見も確立されていない。癌化サーベイランスについても潰瘍性大腸炎とクローン病でそれぞれ頻度や方法をどのようにすべきか不明な点も多い。内視鏡治療では狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術が行われているが、合併症の懸念などから広く行われているとは言い難い。本シンポジウムでは各施設における現状や経験症例など広く演題を募り議論することで、明日からの臨床に役立つ情報を共有し有意義なものとしたい。
司会 渡辺 俊雄(大阪市立大学 消化器内科)
河南 智晴(大津赤十字病院 消化器内科)
様々な全身疾患において消化器が病変の主座となる、もしくは病変を随伴することはしばしば経験する。この際、内視鏡による消化管病変の診断や治療は、原疾患の早期診断、重症度の把握あるいは予後の決定に重要な役割を果たす。
また、様々な疾患に対して使用される多くの薬物が消化器障害を惹起することも周知の事実である。NSAIDsによる上部消化管障害は広く認識されているが、最近では小腸や大腸などの下部消化管障害が問題になっている。また、抗血栓薬服用患者の消化管出血は生命予後に直結するが、薬剤別の出血リスクの評価や予防・治療法についての検討は十分とは言えない。さらに、PPI、漢方製剤あるいは抗がん剤、特に免疫チェックポイント阻害薬による消化管障害に関しても注目度が高まっている。
本パネルディスカッションでは、こうした全身疾患や薬剤に関連した消化器疾患の内視鏡を用いた診断、治療、疫学などについて幅広い演題を募集する。
司会 水本 吉則(国立病院機構京都医療センター 消化器内科)
伊藤 明彦(国立病院機構東近江総合医療センター 消化器内科)
PEG(経皮内視鏡的胃瘻造設術)は、経口摂取困難症例に対する栄養投与経路の第一選択として急速に普及したが、超高齢社会を迎え、摂食嚥下障害への適応が議論されている。担癌症例の通過障害に対するドレナージ目的としても一定の効果があり、PTEG(経皮経的食道胃管挿入術)も普及してきている。
一方、消化管狭窄に対するステントも、デバイスの改良が進み、バイパス術や人工肛門造設術に代わる選択肢として頻用されてきた。特に、大腸がんの狭窄に対してのBTS(bridge to surgery)は、QOL向上に大きく寄与している。
本パネルディスカッションでは、PEGやステントが、良悪性に関わらず、どこまで緩和治療として効果があるのか、各施設の治療成績や手技の工夫、偶発症やその対策などについて議論したい。多くの施設からの演題を期待する。
司会 森田 圭紀(神戸大学医学部附属病院 国際がん医療・研究センター消化器内科)
伴 宏充(社会医療法人 誠光会 草津総合病院 消化器内科)
近年、上部消化管腫瘍に対するESDは内視鏡機器の進歩や教材の普及に伴い、多くの施設で日常診療として行われるようになった。また、外科手術に比し臓器温存が可能であり、高齢化社会における低侵襲治療として果たす役割は益々大きくなってきている。一方、ESDは技術修得のハードルは高く、出血や穿孔などの偶発症に対するマネージメントも重要である。さらに治療困難症例に対しては、様々な工夫とコツが必要であり、十二指腸腫瘍においては標準化するのは容易ではない。本ビデオワークショップでは、上部消化管のESD治療を対象とし、安全・確実に行うための工夫やトラブルシューティング法の実際について幅広く演題を募集する。また、さらなる課題の克服における新たな取り組みについての発表も期待している。
司会 小倉 健(大阪医科大学 内科学Ⅱ・先端医療開発学寄付講座)
幡丸 景一(和歌山県立医科大学 第二内科)
胆膵領域におけるEUSの果たす役割は近年ますます大きくなっており、Interventional EUSは非常に注目されているEUS関連手技である。これまで画像診断が中心であった胆膵疾患において最終病理診断を可能にしたEUS-FNAや、ERCP治療困難症例も克服できるEUSガイド下胆道ドレナージ、経皮ドレナージ治療から内瘻化を可能にしたEUSガイド下嚢胞ドレナージなどは今後のさらなる発展が期待されている。
しかしながらこれらのEUS関連手技は歴史が浅く、専用デバイスも十分に開発されていないことなどから、手技の標準化は未だ確立されていないのが現状である。
これらの検査・治療では手技に伴う問題点や偶発症も多く存在する。それぞれに対するトラブルシューティングを知ることは、EUS関連手技を安全に行う上で重要である。
本セッションでは、安全かつ質の高いEUS関連手技を目指して取り組んでいる各施設の工夫やトラブル対処法を動画にてご紹介いただき、日々の診療の一助としたい。1例報告も歓迎し、多くの施設からの応募を期待する。
研修医からの教育的な症例報告
専修医(卒後3-5年目迄)からの萌芽的演題(臨床研究・基礎研究・症例報告)
「消化管 上部、下部」「胆膵」
この度、文部科学省、厚生労働省より、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」が、2014年12月に通知され、2015年4月より施行されました。
これに伴い、2016年10月以降の日本消化器内視鏡学会学術集会へ応募される演題については、本指針に基づき、各機関等における倫理審査委員会の承認を得て行われた研究であることが必須となっております。
また、2020年1月以降の演題募集受付から、2019年12月に改定されました倫理指針での運用となりますため、ご留意ください。
詳細につきましては日本消化器内視鏡学会ホームページ(演題応募における倫理審査)をご参照ください。
受賞対象者は、演題発表時に医学部卒後2年以内の『研修医』と卒後3年から5年の『専修医』です。合計4名程度を支部例会当日に選考し、評議員会で報告した上で表彰式にて表彰状と奨励金を授与します。さらに、受賞者は翌年春の日本消化器内視鏡学会総会に招待され、旅費、宿泊費、学会参加費、評議員懇親会費が学会本部から支給されます。
若手医師が発表する演題を一般演題と区別する必要がありますので、研修医は『Fresh Endoscopist Session』に、また専修医は『Young Endoscopist Session』に応募してください。それ以外のセッションに応募された演題は選考対象になりませんので、演題申し込みの際には十分ご注意願います。多数の若手医師の応募を期待しています。
日本消化器内視鏡学会では、平成24年3月1日より本学会における『臨床研究の利益相反に関する指針及び同細則』を施行しております。近畿支部においてもこの指針及び細則が適用されますので、演題を申し込む先生は近畿支部ホームページ(https://plaza.umin.ac.jp/jges-kinki/)の『利益相反』を参照のうえ、演題申し込み時と発表の際に利益相反の開示をお願いします。
また、支部例会当日の演題受付の際、PC受付にて筆頭演者及び共同演者全員の利益相反に関する申告書の提出が必要となります。
滋賀医科大学 総合内科学講座
〒527-8505 滋賀県東近江市五智町255
東近江総合医療センター内
担当 長瀬 美紀
TEL:0748-22-3030 FAX:0748-23-3383
E-mail:jgeskinki104@p-forest.co.jp
株式会社PLANNING FOREST
〒542-0075
大阪市中央区難波千日前5番19号 河原センタービル5F
担当 平松 弘至
TEL:06-6630-9002 FAX:06-6630-9003
E-mail:jgeskinki104@p-forest.co.jp
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