一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 Japan Gastroenterological Endoscopy Society

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ハンズオンセミナー申請

消化器内視鏡ハンズオンセミナー開催要項のお知らせ

この度、日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会におきまして消化器内視鏡ハンズオンセミナーは、内視鏡手技の有意義な教育方法の1つであるが、倫理的あるいは医学的観点から一定の要件を満たした上で実施されるべきであるとして、要項を作成致しました。日本消化器内視鏡学会として、会員の皆さんに以下の開催要項の順守をお願いします。

本開催要項は、特に切除臓器を使用したセミナーに関しての学会の指針である。

I.責任者および開催施設

日本消化器内視鏡学会指導医の資格を有する医師の企画・立案ならびに(実地)指導による開催とする。感染の可能性を考慮し、内視鏡室などの臨床用施設は使用しない。そして、開催施設の施設長もしくは施設責任者の許可を得ることとする。

II.感染対策

  1. スコープ
    スコープおよび洗浄消毒装置は、動物専用のものを使用する。
  2.  アニマルモデル(切除臓器)
    使用後は行政単位での焼却基準に従い廃棄する。
  3. 吸引器・吸引チューブ
    吸引器はポータブル吸引器と壁吸引いずれでも可能であるが、吸引チューブはリユースであっても再利用せず廃棄すること。
  4. 処置具
    リユース、ディスポーザブルを問わず、使用後は医療廃棄物として廃棄する。
  5. 術者の感染対策
    術者は検査用の術衣を着用するか、ディスポーザブルのエプロンを着用し、手袋とマスクに加えて眼鏡もしくはゴーグルも装着する。

III.提出書類 

セミナー企画書(様式1)を開催3カ月前までに、開催実績報告書(様式2)をセミナー終了後3カ月以内に学会事務局へ提出する。
※セミナー企画書は、以下の学会所定の用紙を使用する。

・セミナー企画書
様式 1-1[XLS:34KB]
様式 1-2[XLS:22KB]

・開催実績報告書
様式 2[XLS:20KB]


書類送付先

◇E-mailseminar@jges.or.jp

日本消化器内視鏡学会事務局 ハンズオンセミナー担当 宛て

   ※提出書類をPDF添付の上、メールにてご提出ください。

 

《補足事項》

①本開催要項の順守要請は、ハンズオンセミナーの健全な開催とその実態を学会が把握することを目的とする。

②認定対象は、原則として生体動物や切除臓器などのアニマルモデルを使用したセミナーとするが、大腸練習用のコロンモデルやEUS-FNA練習用のファントムなどの練習用モデル、シミュレーターを使用したセミナーであっても、本委員会で審議の上、適切な規模(受講者=15人以上、インストラクター=2施設以上から招聘かつ各ブース1人以上、ブース数=4ブース以上、実施時間=2時間以上等)が確保されていると認められたものについては、認定の対象とする。

③本開催要項を満たし、日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会に申請され同委員会で審議のうえ承認されたハンズオンセミナーに関しては、セミナー受講者を公募にて広く募ることを条件に、「日本消化器内視鏡学会認定ハンズオンセミナー」として日本消化器内視鏡学会専門医制度の業績ポイントをインストラクター5点、受講者2点を付与する。学会認定されたハンズオンセミナーは、プログラムや受講証・参加証にそのことを明記すること。なお、ポイント申請にあたっては、「日本消化器内視鏡学会認定ハンズオンセミナー」の受講証または参加証のコピーを提出することとする。

④日本消化器内視鏡学会専門医制度で申請できるハンズオンセミナー関連業績ポイントに関しては、5年間で10点までとする。

⑤上記補足事項②③はあくまで原則であり、その有益性が認められる場合には、必要条件をいくつか満たさない場合であっても、委員会全員の賛同が得られる場合には承認する。

(2019/3/28改訂)
(2019/6/1より適用)

 

卒後教育委員会

 担当理事 塩谷 昭子
  委員長 春日井 邦夫
   委員 小野 尚子(北海道) 引地 拓人(東北) 深澤 光晴(甲信越)
      伊佐山浩通(関東)  中村 正直(東海) 安田 一朗 (北陸)
      児玉 裕三(近畿)  岡  志郎(中国) 岡本 耕一(四国)
      久部 高司(九州)

第107回日本消化器内視鏡学会総会

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